種族とスマブラキャラたち 〜 全ての過去と未来 〜第二十二章

― 第二十二章 ― ただ、湾岸はそこでたたずんでいた。それは、あの羽…否、あの翼の事を考えているのだ。だが、彼はただ、不安などを抱いている。あの神々の翼は、敵側にもあるかもしれないという、そんな不安があるのだ。 湾岸「…どうすれば…。」 カー坊「不安なのだな…そなたも。」 湾岸「無論だ。」 ガノンドロフ「…。」 カー坊「…とにかく、まだわからぬのは事実だな…。」 カービィ「?」 カー坊「…吹っ飛べ。」※カー坊は電車「しなの」召還を使った。カービィに大ダメージ。 カービィ「うぐふぅ!」※指示:カービィ、東方のパチェ風に吹っ飛ぶように。 カー坊「黙りなさい、このピンクの地獄ブラックホール。」 カービィ「えーっ。」 ルイ「」(゜_゜)ポカーン (∩_∩)ごしごし (*_*)カッ カービィ「ダメなの?」 キー坊「どうします?お姉さま。」※興味深そうに。 カー坊「理由になるか!」(*_*)カッ ルイ「…ま、心配してくれる奴もいるから、心配させるなよ。」 湾岸「」(/// _ ///) カー坊「…さあ、これからが正念場だ。」 ルイ「神の翼…か。」 カー坊「絶対に乗り切ってみせる。」 ヨッシー「カー坊さん?」 カー坊「それはそうと、全員を集めて。」 ※萃めた。というか萃めるので省略。 マリオ「どうした?」 カー坊「悪魔からの招待状。悪魔の水と言われた奴が出てくるマジシャンの会場。」 ルイージ「?」 カー坊「呪縛の水と呼ばれる水ね。その水は、捕まえるだけではなく、人の命をも奪えるという、悪魔の水。」 キー坊「わかっているのは…使えるのは3人です。それが…お姉さまと、マジシャンと、行方知れずの人物。」 カー坊「まさに悪魔の水。行方不明者についての情報もあるから、探るわよ。」 マリオ「えーっと…明後日か。」 ルイ「神々の翼…通称神様の翼問題があるというのに…。」 カー坊「…本当、あの日を思い浮かべると怖いけど?」 ルイ「あれか。」※参照程度に、『種族とスマブラキャラたち 〜 全ての過去と未来 〜』だ。 マリ「シュルツ、だから唐突に来るな。」 シュルツ「いえ、連絡をいただいたものですので…。」 ルイ「苦手だ…。」 カー坊「で、ルイは置いておくとして、連絡とは?」 メディック「…敵側は、軍人たちを嫌っているようであります。」 カー坊「…いや、だからいつの間に…。」 マリオ「…で、どうするんだ?」 カー坊「スネークを参加させない事。これも一つの条件。」 カー坊が言うと、ある用紙を見る。 カー坊「悪魔の招待状へは、向かう人なら向かう。それで納得する。」 その向かう日になって、カー坊はただ空を見上げた。その空は青空でもあり、戦いの日だと、カー坊は納得していたのだ。カー坊は軽く微笑んでいると、マリオの声が聞こえた為、その方角へ視線を向けた。 マリオ「いや、弟がある場所の奴を見せてくれて…。」 マリ「こいつ。」 (回想) カービィ「こうなったら現場ごとレインボーカービィで」 カー坊「ファルコンまで殺すんかい!!!!」(激怒) ルイ「…八方塞だし、ファルっちがどうやったのかわからないし…。」 (回想終了) カー坊「ってか、それカービィの悪事か?」 マリオ「いや、違う。」 マリ「…カービィ、それと弟…?」 カー坊「いや、そこで禍々しいオーラ出すな。厄介だ。」 ヨッシー「あちゃー…。」 アルケオ「じゃ、行くぞ。」 そうして、例の場所までやってきたが、ふと封筒に視線を向けると、チケットが。 カー坊「何がやりたいんだ、敵側は…。」 アリゾナ「…こいつは、元祖の『真紅の悪魔』向きの事件だな…。」 マリオ「?」 ガンナー「元祖…か。」 アルケオ「懐かしいな。」 シュメーラ「確かに。でも、確か…。」 荒覇吐「…そうだ。あの事件で、その人物は死んでいる。」 アラハバキ「そいつって、誰だったかな…。殺した奴…。殺ってもいいと思ったが…。」 マリオ「…誰だよ、そいつ。」 ルイージ「…。」 カー坊「知らぬが仏。」 ルイ「モストも、多分来ないだろうし。」 ※一応マジックとかを見ていくので省略。 ※地下まで移動。その間何も無いので省略。 カー坊「…これは…滝…?」 マリオ「…何かあるし、下に…。」 ルイ「…!あれ、見ろ!」 カー坊「人質…??」 マリ「人だ…。」 敵「そう、悪魔の水だよ。」 と、突然、立っていた人物が告げる。 カー坊「呪縛の水か…。しかし、もう少し場所くらい考えたら?」 敵「…すいません、ここしか思い浮かばなくて…。」 カー坊「地下はいいけど、上の声聞こえてきますけど。」 ルイ「声…?…そういえば、そうだな…。」 マリ「…やれやれ。」 カー坊「でも、戦いには支障など無い。」 敵「…果たしてそうかな?」 にやりと笑う、その敵の人物―――ログ。その人物が手を広げると、水が突如上るように後方に壁を作る。無論、落ちないように壁を作ったのは言うまでも無いが、カー坊は苦笑していたのだ。マリオは驚いていたが、炎の塊を出す。 マリオ「スーパーファイヤーボール!」 ルイージ「…え!?」 だが、その一撃は、全くその水には変化が無かった。 カー坊「…ふと思った。その上は?」 マリオ「ウルトラファイヤーボール!」 その一撃は、水を粉々にするように、完全に蒸発させた。 カー坊「あれに撃って。」 亡骸らしき、その人物に放つマリオ。そして、結果を見て、カー坊は笑みを浮かべた。 カー坊「ウルトラファイヤーボールでは、呪縛の水では無理という事…かしらね。」 ルイ「呪縛の水も同様だが、使用者の魔力に比例しているぞ。一応調整はできるが。」 だが、その呪縛の水が捕まえようと向かう。無論、マリオたちに向けられている。 カー坊「自分の判断で避けなさい!」 カー坊が叫ぶ。マリオたちは何とか避けている。 ログ「俺が扱えるマジシャンだ。」 カー坊「違う。ただの悪党だ。」 ルイ「公明党呼ぼう。」 カー坊「待て。一般人を戦場に呼ぶのは禁止だ。」 ログ「確かに。それは、俺なりのルールだから。」 カー坊「種族のルールでもあるのだが、な…。」 ログ「人質は作っておくよ。カーニバルの為に。」 マリオ「!!」 マリオは一瞬恐怖を浮かばせた。だが、マリオを突き飛ばす人物が。その水が、その人物を捕まえていく。無論、抵抗をさせないよう、抑えながら。 マリオ「…ファルコン…!」 ルイ「ログ!貴様!」 カー坊「…あー、一応銃だけ預かったままだし…。」(呆) ルイ「うわ、セコ!」カービィ「ふぅん。」 カー坊「いや、そっちにツッコミ入れるなよ。」 POD「…どうしましょう?」 カー坊「本来なら人質ごと殺すけど。」「ズバッ、って斬って。」※首を切るように手で。 マリ「ちょwww待www」 カー坊「冗談だ。」「本気にするな。」(笑) ログ「一応人質は捕まえたよ。」「…でも、カー坊、その発言は流石に…。」 カー坊「治療水以外は、血とかいった奴で効果が消えていくらしいしね。」「あと殺戮。」 と、カー坊。※笑っているカー坊。 ルイ「うわ、悲惨。」「カー坊昔を思い出したな…。」 ログ「…それはともかく、明日にまた郵便で送るよ。」 カー坊「郵送費かかるぞ…。」 ルイ「うわ、現実味を帯びたな。」 ログ「撤退しなくていいの?」 カー坊「いや、引っかかった大歩危を助けないと…。」「カービィのボケナス。」 ルイ「取っておいた。」「ま、プロトンも呼ぶからいいけどな。」 カー坊「撤退…だしね。」(呆) そうして、カー坊たちは撤退をする事になったのだ。 そうして、スマブラ寮。 カー坊「…プロトン、いる?」カービィ「…。」 と、カー坊。すると、ヘリのような奴(プロトン)が飛んできたのだ。 プロトン「マリオ=マリオたち、初めてだな、俺に会うのは。」 カー坊「そういえばそうよね、マリオたちは…。…ファルコンは違うけど。」 ルイ「いつの間に…。」 カー坊「不意に会ったからねぇ。」 ルイージ「いいなぁ。」 カー坊「良かない。完全にバレたから、自分の過去が。」 プロトン「それはともかく、俺がプロトンっていう奴だ。素直にヘリで覚えてくれ。」 マイル「俺も仕事で迎えなかったが、まさかその事件が起きるとは思ってもいなかった。」 カー坊「…で、どうする?」 と、カー坊。 マイル「殺してでも倒してやる。」 ルイ「ちょ、待っ」 カー坊「待たない。」 ヨッシー「それで、どうするの?」 カー坊「血。つまり、あの水に変化さえ起こせば打破できる。銃もあったからね。」 ルイ「ちゃっかり剣と銃を回収していたのか…。」 カー坊「…それに、過去に捕らわれた者もいるから。大剣使いもその一人。」 カー坊は、その言葉を告げると、辛い気持ちを考えていた。 カー坊「彼は…未だに、友の死を引きずっている。かくいう私も、過去を引きずっているけど…無理は言いたくも無い。」「…メガリスの事もあるし…。(指示:「…メガリ〜」は小声で)」 ルイ「…。」 マリはカー坊に視線を向けていたが、それは、言葉として出したくないのだ。が、それを小声でマイルに言うと、マイルが言うと、これまた小声で返答を出したのだ。 マイル「唐突で悪いが、カー坊。恋とかはするのか?」 と、聞いたのだ。 カー坊「…そうだな。それは返答しづらいかもしれないな。今はまだ言いたくも無いが、いつか言えたら言うつもりだ。」※ちょっと照れながら。 マリ「…。」 ヨッシー「へぇ。」 カー坊「でもね…。下手に種族などの悪口言ったら撃ち殺すぞ。」 リンク「え?」 カー坊「例え誰であろうとも…ね。その頭部に銃口を向けて撃ち殺してやるわ。」 マリ「カー坊を怒らせたら殺されるぞ。」 ルイ「ふーん。で、ファルっちの救助については?カー坊。」 カー坊「…呪縛の水の攻略は知らないだろうから言う。濁らせると勝てる。」 マリ「あと郵便。明日に来いって。」 カー坊「明日が勝負のところだな。」 その言葉と同時に、銃に視線を向けたのだ。 カー坊「…必ず助けなければならないのなら、私は命を落としてでも、必ず助けに参る。」 そうして、一斉に準備に取り掛かるのを見て、カー坊は視線をルイへ向けた。 カー坊「クロウ。そして、湾岸。出番だ。」 と、語っておいて。 カー坊「…例え何があっても、助けてやろう…。…ファルコン…。」 そして翌日。 カー坊「…絶対にぶち倒す。種族を撤退にまでさせた恨みを晴らしてやる。」 ルイ「おいおい、禍々しいオーラ出しながら言うなよ…。」 カー坊「…え?」 ルイ「戻ってるし。」 マリ「行くぞ!」 ※道中何も無いので一気に地下ステージ(笑)まで省略。(音楽『アフターバーナーの音楽(アレ)』) カー坊「…来たぞ。」 ログ「人質を盾にできるからね、此方は。」 カー坊「もろとも吹っ飛ばすぞ。#」(怒) ルイ「昨日の怨みがあるからなぁ。」 マリ「行くぞ!」ルイージ「行きますよ〜。」 マリオ「ファイヤーボール!」 マリオの攻撃を皮切りに、カー坊が行動を起こす。カー坊は、銃口を人質へと向けているが、そのまま投げたのだ。それは無謀だと、ほとんどは思っていたのだ。だが、その行動を見ていたのか、銃は呪縛の水に閉じ込められた、ある人物(ファルコン)がうまくキャッチする。 カー坊「…人質がいようとも、私は切り倒せる!マリオたちと違って!!」 ルイ「…行け!ファルっち!」 ドンッ!※銃声。そう見えないな(笑)。 カー坊「…血符『血の刃』!」 カー坊が血符を使う。呪縛の水は、二名分の血に染まり、徐々に赤みを帯びていく。そして、耐え切れなくなったのか、水が地面へ落ちる。と同時に、地面に倒れるような音。 ルイ「腕撃つなよ、ファルっち…。」※言いながら魔術で助け出し、治療している。 カー坊「…いや、あれで十分だ。」 マイル「神剣符『全ての闇を切り裂く光』!」 イラン「剣符『鬼をも切り裂く光の刃』!」 ルイ「剣符と神剣符!?」 その二撃で、ログに大ダメージを与えるが、カー坊はさらに剣を構えた。 カー坊「お前の敗北はただ一つ!私たちを撤退させた事だ!全種波動砲攻撃!」 プロトン「俺がいる時点で間違っていたんだぜ!俺のローターの一撃を受けろ!」 カー坊「私の執念は、全てを揺るがしてみせる!」 ログはさらに二撃を受ける。既に、大量に失血しているのは見て取れるほど、大怪我を負っていた。それでも戦おうとするログに、カー坊は魔術で気絶させる。 カー坊「生きて罪を償え。それが、一番の方法だと思うぞ。それは、一番の罪の償い方だと、私は思っている。だから、この場所を潰すくらいではなく、お前のその生存と、罪を完全に償ってくれるのなら、それでいいのだと思うぞ。」 そうして、回復させ、種族本部へ転送させる。だが、その時。 ルイ「…地震か?」 マリ「いや、違う!主が倒れたのかわからないが、これは異常だぞ!」 プロトン「…建物が崩れているかもしれない!脱出しよう!」 カー坊「ならば、上階の人間たちを非難させよう!」 必死に逃げるカー坊。既に距離は取ってある。先に進んでいるカー坊だが、それでも不安はあったのだ。そして、一人の人物に会ったのだ。そして、今起きているかもしれない事を告げると、避難させるよう命じたのだ。 カー坊「避難してください!此処は危険です!」 と、叫ぶ。完全に避難が出来たのを見て、マリオたちが到着するのを待った。そして来たマリオたちに、視線を向けた。そして、笑みを浮かべた。 カー坊「人質は?」 ルイ「一応魔術で避難させ、今此処まで逃げてきた。」 カー坊「ヒビが入っているから、崩れるのね…。」 魔術でカー坊はこの建物の荷物などの全てのものを移動させる。そして、カー坊は走り出す。だが、天井が少しずつ崩れてきたのだ。 カー坊「…ログが、死んだのか…?」 ルイ「それはまず無い。種族が、今治療を行っていて、生きているという報告があった。」 カー坊「そうか、あの巨大な奴が…。」 マリ「あの巨大な奴を、俺らが完全に破壊していたのだが、それで…。」 カー坊「溶かしたのか。」 ルイ「そうだよ。溶岩で。」 カー坊「あれが、保たれていた原因だったのかもしれない。」 ルイ「でも、これで成仏くらいするだろ?普通に考えれば。」 クロウ&湾岸「「…だから、俺たちに被害を受けさせるな!!」」 ファルコン「同感だ…。」カー坊「むきゅー。」※カー坊の台詞ネタあり。 ルイ「あ、起きた。」カー坊「…後先考えてくれなかったな…。」 カー坊「待て、脱出が先だ。ついでに、今は余裕じゃないからな。」 そうして、全員は脱出できたが、建物は完全に大破するのだった。 ファルコン「…終わったな。」POD「怖かった…。」※PODは恐怖で震えている。 カー坊「まるで阪神淡路大震災…みたいな。」 ルイ「新潟地震、新潟県中越地震、新潟県中越沖地震、石川県能登半島地震じゃないのか?」 カー坊「最初の奴は古いぞ。」 ヨッシー「あ、そうなの。」 カー坊「大体アメリカ人は知らんだろ?そういう地震系統全部は。」 ルイ「おいおい。」 カー坊は呆れていたが、ふと思い浮かんだ節を考えていたのだ。 カー坊「…。」 マリ「どうした?」 そして結論へと達したのだ。 カー坊「…そろそろ、例の奴に言うべきだな。」 ルイ「そして…。」 カー坊「ゲルングという奴について、そして…例のこと。」 カー坊はそう告げると、笑みを浮かべたのだ。 カー坊「ゲルングの中にある闇に手を突っ込むだけね。」 ルイ「まさか…。」 ふと、カー坊はある考えをしていた。 カー坊「ほら、以前戦争があったでしょ?」 マリ「あ、ああ…。ブラッドの事か…。」 それはまた過去になる。そう、あの過去に…。 だが、カー坊は伝達をするよう伝えていたのだ。あの城の兵士に。

最終更新:2010年04月19日 03:15