短編集『運命の扉』(marion視点)

短編集『運命の扉』(marion視点)


誰もは運命の扉がある。 誰にだってあるんだ。 けど、その扉は見えないだけなんだ。 実際開いてから違った運命になるのもある。 marion「ふぅ…。」 だけれど、HI-OCTANEやF-ZEROとは違うのはわかっているだけなんだ。 レースは戦争とは無縁の世界なんだ。 marion「それにしても…合同レースの…HI-OCTANEは凄いな。」 今、レース中なのだが、それでもHI-OCTANEのバンパイアとやらが圧勝。 二位にブルーファルコンがいる。HI-OCTANEマシンたちはそのマシンを含め、攻撃していない。 ただ、半分以上のF-ZEROのマシンが破壊、大破しているのだが。 ただ、とある事件をきっかけに交流開始。 marion「…。」 maruin『暇か?」 と、突然の声。俺の裏側、maruinだ。 彼は俺の闇。けど、そいつは裏側すぎる。 面白ければそれでいい奴だ。 marion「まさか。あいつが聞けば笑うさ。」 maruin『ふ、優しいんだな。』 marion「運命の扉があるんだよ。誰にだってそれはあるんだよ。」 maruin『運命の扉?何だよそれ。』 marion「その人を運命付ける扉だ。」 maruin『へぇ。じゃ、種族との出会いも運命ってわけかい?』 marion「ああ。そして、ファルコンも、ね。」 あえてあの人物の名を挙げてみた。すると、maruinは笑い出したのだ。 maruin『あいつも何か運命あったのかよwww』 marion「恐らくは、誰も気が付かないと思うよ。」 その言葉には、maruinも意外だったようだ。 と、レースが終わったようだ。何とかブルーファルコンが勝利している。奇跡だな。 marion「奇跡でも起こしたか。」 ただ、俺は立ち上がった。 無論、カー坊の元へ向かう為。 カー坊はこんな俺でも仲間にしてくれた。 その恩を返したいんだ。いつかは。 marion「行こうか。」 maruin『そうだな。』 そう、奇跡を信じているんだ。 たとえ、死ぬっていう運命があっても。


終わり。 marionの思いを書いてみました。 marionは運命の扉があると思っています。 といっても、マリオより強いです。

最終更新:2010年04月19日 03:16