番外編――紅色の帽子

開始前に。

苦情は受け付けませんよ。

番外編――紅色の帽子

※微グロかも…。視点系、です。誰かわかるかな? ※オリジナル設定も入っています。
「兄さん…。何処…?」 と、呟く。でも、もう何も言わない。 そばには、ただ彼…ファルコンが立っていた。 「…戦うつもりは無いからな。」 「うん。そのつも…」 突然だった。戦闘機が空を飛んでいた。 僕らは逃げた。必死に逃げた。 そして、数分して、軍人たちを見た。 「うわぁぁ!!!!」 ただ、叫んだ。叫んでも、撃ってくる…。 そう思った。けど、撃ってこなかった。 …結局、誤射があったと連絡が来た。 でも、もう遅い…。兄さんは、戻ってこない。何をしても…遅い。 「生きろ。それだけだ。」 「…うん。」 「死ぬなよ。お前も。」 そう告げた。僕は、勇気が出た。ありがとうと、言っておいて。 …それで、数日後。彼は、またやってきた。 「ルイージ。」 「うん。行こう。」 死ぬわけじゃない。生きるって決断した。 僕が出来る事…それは、戦争を伝える事。 だって、戦争は…無いほうがいいから。 平和な空が、伝えてくれるから。 …僕は、彼…ファルコンと共に生きる。 それで、兄さんにも伝えたかった事がある。 「兄さん。戦争を語り継がせて見せるよ。」 それは、僕だけじゃないから。
終わり。 わかりやすい科白で判った人はわかります。今回はルイージです。 今回はファルコン (二度も番外編主人公) とルイージが生存者。 番外編全部 雷雨 の中で書いた…からねぇ…。 にしても、戦争はやってはいけないという事で番外編を書きますね。

追加事項。

ルイージも戦争を体験したら、という感じで過去書いたんじゃないかと。 でもやりすぎた分もあるし。 ルイージ生存版… ><;

最終更新:2010年04月19日 03:18