番外編――悲劇と…本当に小さな奇跡

開始前に

苦情は受け付けませんよ。

番外編――悲劇と…本当に小さな奇跡

※微グロかも…。視点系、です。誰かわかるかな? ※オリジナル設定も入っています。
驚きが大きい…とはいえるだろう。 ただ、紅色の血が、自らから流れた。 負傷というものだ。あの戦いで、完全に…。 銃撃に巻き込まれた、哀れな人間だ。弱く、脆いが、勇気だけはある…。 そんな、人間だ。 「…帰れ、そうに…ないな…。故郷に…。」 ただ、そう思った。 完全に地面へ倒れ、意識自体が完全に消えそうになる。 …死ぬのだと、自覚して…。 …だが、気が付けば助かっていた。 誰かが助けたのだろうか、手当てまでしてあった。 周りは明らかに病院だった。 痛みがまだある。…だが、医師は、視線を向けてきた。 「残念ながら、君以外助からなかったよ…。」 驚きだった。 痛みに耐えながら…その者たちの下へ向かう。霊安室だ。 そこで、彼らと会った。…もう言葉も出ない。 だが、偶然生きられたのは、皮肉にも軍人が発見した為だ。 彼らが英雄達を…。そう思っても、複雑だった。 …結局、戦争が悲劇を作った。 一人が生き残って、あとは……絶命…。 「…生きてやる。お前たちの分まで。」 「…生存者。」 「…戦うのか?」 「勘違いするな。戦争などもう起こさぬつもりだ。」 彼も、結局は戦争を嫌ってしまう要因になったようだ。 生存者…ガノンドロフ。 彼も…この戦いをどう思うのだろうか。 散った英雄達と、生き残った者達…。 軍人が起こした戦争は、生存者を二人残した。 …だが、生きる事を決意した。彼も。 そして…生きる事を決断した者達は、戦争を語り継ぐと決めた。 どれほど納得されなくとも、語っていこう。 それが、生存者たちのやることだ。
終わり。 結局誰かまたわからない感じだなぁ…。 生存者ガノンドロフ以外に、今回の主人公も生存。 今回は戦争というもので、巻き込まれる住民という立場で書きました。 誰からの視点?…ファルコンです。また。はい。…彼じゃないのかも…。

追加事項。

これもいつか忘れた作品。 イメージが…。 でもこの作品があって設定が出来上がるのもまた笑えますかね…。

最終更新:2010年04月19日 03:18