※視点系頑張ります。 ※ネタありかもしれませんよ?
『戦いとカー坊』
そう、それはいつからかはわからない。 この場所はスマブラ寮。ここである戦いが起きていた。 一撃与えれば負ける勝負。だから負けない。 「…次は右か…。マリオだな。」 「なっ!?」 「だから何度も言った。」 いつもと変わらぬようにも見えない。 ただ心と気配でもわかる。 今は心を読むような卑怯な手段は使わない。 「わかりやすい。気配が、絶対に。心の声も、全部。」 気配が消えていると心も読みづらいわけじゃない。 でも、私はいつもこうして試してきた。 「…どうした?種族の意味を知りたいのだろう、マリオ。」 「…。」 「言ったとおりだ。種族は平和を守る為の一族。」 私はいつも決意をしているものだ。 「そして…それに順ずる者たちもまた、同様に戦っている。ルイージ、覚えろ。」 「…。」 「その種族が決めた決意は固いぞ。」 だが、まさか心の声が読みづらい相手がいるとは思わなかった。 「…防げた…っ!」 私はそう言った。とにかく手強い。 だが、完全に油断してしまった。 オトリ作戦に引っかかったのだ。 「しまっ…!!」 「ファ〜ルコ〜ン…パーンチ!」 その一撃が完全に入ってしまった。 「…ぐ…っ!」 何とか着地するが、膝を付く。まともに入っていたようだ。 「…な、んて奴だ…!!一撃が…っ…!」 かなり痛む。それでも、この程度で済んだのは手加減だろうか。 そして、マリオたちが驚いている。どうやらわかったのかもしれない。 それでも、痛みが酷い。無理も無いかもしれない。完全に油断したのだ。 それに、負けは負けだ。ファルコンの一撃が入ったのだから。 「…負けた…。」 回復魔法を唱え、回復しておいた。 とはいえ、相当ダメージがあったとは神事られなかったが…。 ―――もし続行していれば、確実に…。 そう思った。あの一撃はそれほど強かったのだ。 「…やれやれ。あれも作戦か?」 と聞いたのだ。マリオは笑みを浮かべた。 「作戦だよ。気配がわかりにくい奴なら何とかなると思って。」 「…マリオらしいね…。」 結局、私は負けるという事を納得したのだった。 でも、結果的には油断だ。 今度こそ、負けないからね。マリオたち。
※視点系キャラ「 カー坊 」 今回は「闇と光〜」の前の物語です。 ※相手「 マリオ 、 ルイージ 、 ファルコン 」 マリオだけ多くなったので反省します。はい。
カー坊なりの戦いですが、カー坊は心が読めたりします。 気配ですら読めます。ちょっと怖いかな。 血で助けられた事もあるからあの程度だという事です。無理だったか…?