GRAN TURISMO 4 & 大乱闘スマッシュブラザーズDX第六話

〜 第六話 真実の重み 〜 それで翌日。カー坊はただツィオンの様子を見守っていた。 ツィオン「はぁ…マーチのターボでやっと初戦デビューだよ…。」 カー坊「…ツィオン。話がある。」 そのツィオンが信じる奇跡を打ち破る結果の事実を、カー坊は告げたのだ。父親が死んだ事を、ツィオンは唖然として、そしてその事を信じてもいなかった。 ツィオン「…そんな…!」 カー坊「…真実を言うには無理だと思っていたのだ…。一昨日の、あの事故で…。」 ツィオン「それは…聞きました。ルイさんから。」 カー坊「それで伝えるのにもはばかれた…。精神病になられても困るから…ずっと言えなかった。だから…ツィオン、悔やまずに、前へ突き進め。それは、父親の最後の言葉だ。父親の願いを無視して、そのまま逃げるなど許さん。」 ツィオン「…父さんが…。」 カー坊「前へ進め。後ろを振り向くな。未来を信じろ。それしか言えない。」 ツィオン「…父さんは…どんな最後だった…?」 カー坊「悲惨だったが、それでも…安らかな顔をしていた。そして、ある写真の人物はこう書き残してくれた。少々自分なりに解釈するが…。…そなたによって負けるまで、この私を見守ると…ずっとそばで。墓には眠っていないから泣くな、って…。」 ツィオン「…じゃあ…父さんも、そばで見守ってくれるんだね…?」 カー坊「ええ。だから、逃げないで。父親が、そなたを心配させないように。」


続きはどーした(笑)

最終更新:2010年04月19日 03:11