今回は前書きとあとがきが存在します。 でも悲劇系になります。 音楽は 「ひぐらしのなく頃に解 OP 奈落の花」 が合いそうで・・・ごめんなさい。 本当に御免なさい御免なさい御免なさい。
どうも、破壊神原爆大震災台風竜巻自然現象カー坊です。番外編第一作目になります。ただ単に悲劇が中心なので、見たくない人は見ないでください。どうしてかって?そりゃ簡単。悲劇モノですから。今回の主人公は素直に悲劇というものを作らざるを得ない人物となる予定です。とりあえず余談ですいませんが、今回歴史的な事は出ないと思ってください。うん。では、今回は何かというと、悲劇モノですので、某所を元とした展開になりますね。で、誰かはもうがんばって。余談だが、ついに進展発覚〜!31日かそこらでの、あるインタビューで、厚生労働大臣が証言。何とムコ多糖症の薬の認証を、10月の始めに出すとか。やっとか、もう…。2型とかいった薬が無いのも現状。ムコ多糖症の薬はまだ開発されていないものもあるが、そこはまだ全世界に託されるであろう。…では、こちらへ戻しますが、素直にこれは悲劇の物語。悲劇を書くものでもあり、辛さを浮かばせるかもしれない物語です。とにかく見てくれる方はちょっと注意かな。視点系ですよ、一応。では、退却!⊆(σ_σ⊆⊇)
わかりきった話でもあったわけではない。 それは戦争となって、突然悲劇を見舞った。 それはまさしく悲しみの戦。 まるでそれは血の雨。 始まりは唐突で、終わりも唐突だった。 雨は…その悲しみを洗い流すかのようだった。 「…何故…。」 たとえ何を言おうとも、もう二度と答える事は無い者たちが倒れている。 …こうなったのも、少し前になる。
ただ、ある一軒家にやってきた。 にぎやかな兄弟がいる為に、来るわけだ。 偶然会ったが故に、友となったのだ。 「よぉ、久しぶりだな、ファルコン。」 そう告げたのは、紅色の帽子を被った人物、マリオ=マリオ。 マリオは笑みを浮かべ、明日の事を楽しみにしていたのだ。 「明日が楽しみだよな。」 「ああ、そうだな。」 そう答えておいた。マリオは、弟のマリオ=ルイージに視線を向けた。 マリオはルイージを大切にしていると思えたのもある。 明日はルイージが何処かへ出かけていくという。遠くの場所へ。 「…未熟者のお前は、何を考えている?」 「…勝つ事だけだよ。」 質問にそう答えるマリオ。 「…姫も大会に参加するそうだ。」 姫というと…ピーチ姫の事だろう。 まさしく英雄が守る人物の一人だ。 「…その姫も、守れるといいよな。」 「ああ、そうだな。…ファルコン。」 「…ルイージはどうするつもりだ?」 ふとルイージに視線を向けると、ルイージは必死に作業を行っている。 「旅行だよ。旅行用かばんとか買って、準備して、明日出発だよ。」 守る為の手段なのかはわからないが、マリオは確かにそう宣言した。 それで、ただ明日は平和的に終わればいいと思っていた。 例の奴らが出てくるまでは…。
翌日の大会の時、ルイージは旅行という形で家を後にする。 その後、家から会場へ出るが、会場の雰囲気は悪かった。 そして、大会が始まらないと苦情が出始める会場。 誰かがいるのはわかっている。 「それにしても司会者は何処にいる。」 マリオは苛立ちを覚えている。 その時だった。銃声が鳴り響く。 「こんにちわ!」 誰かがそう叫ぶ。いや、上空に何かが飛んでいる。 ヘリではあるようだが、何か…破壊するつもりだろうか。 「…主催者だよ!さあ乱闘とかでも始めようか!最後の一人になるまで帰れないよ!」 その言葉と同時に飛んでいたヘリか何かが爆発を起こした。 「…あのヘリに50個の爆弾を仕掛けたからね。」 主催者を殺したくなるほど、怒りがたまる。 それを無視したかのように、主催者は笑みを浮かべた。 「…開始する前に、1分で隠れたりして。」 それが開始の合図に違いは無かった。
それで、そいつの策略は巧妙すぎた。 脱出など出来ないような高さを作っている。 「何だこりゃ…。」 三角飛びというものを使っても無理だというのをわかってもやっているマリオ。 それでも、死だけは嫌いだ。 持っていた剣で、ただ他の人物たちを殺していく。 無理も無い。争いの世界だ。 生きる為には、血に染まる事もある。 それはヤツの言葉に過ぎない。 マリオも脱出をあきらめたのだ。 よじ登る人物たちがいるが、それらは向こう側へ消えた後、銃声が鳴り響いている。 固定機銃でもあるのだろうか。 その機銃か何かで、その人たちを殺しているのだろう。 「…ダメじゃないか。脱出したら。固定機銃や軍人たちが殺すよ?」 やはりそうだったのか。 逃がさない為に対策していたのか。 あの主催者を殺そうとまで考えた。
それから少しして、ようやくいつものマリオたちの友などが集まった。 だが、クッパは唖然としていた。 「…殺せと言うのか?」 「勿論だよ。」 主催者の言葉。それが重くのしかかる。 「…俺は戦えない。」 マリオはただ悲鳴のような感じで、そう呟く。 仕方が無い事かもしれないが、命が惜しい。 「…すまないな…。」 それでマリオとクッパを除く者たちを殺した。 主催者に恨みを持ったままで。 「我輩が相手になってやろう。」 マリオはただそれを見ているだけだった。 クッパに刃を突き刺した。そして、そのまま斬る。 「グワァァアァァァアァアァアア!!」 クッパの悲鳴が響く。それでも、殺さねばならなかった。 雨がその時降り注ぐ。来た時から曇っていた空から、雨が降ってきたのだ。 そして、ただクッパを殺した。 「…何でだよ…。何でこうなるんだよ…。」 「あいつを殺したい程、怒りが溜まっている…。それだけだよ…。」 その主催者が一人でいるわけがない。 だが、クッパが偶然持っていた剣を投げたのだ。 主催者はそれで倒れた。頭部に剣が突き刺さった為だろう。 すぐに銃口を向けられるのは当然だが、それは狙った事だ。 「…撃てよ…。」 「!?おい、ファルコン…!!」 「殺せばいい…。そしてマリオが種族に言えばそれで終わりだ。」 「…。」 苦渋の選択とはいえ、マリオを殺さなければならないという決まりは無い。 その敵側は唖然としていた。 主催者だった亡骸を、どうするか考えている敵もいる。 だがその時、その亡骸から爆発が起きた。 「何だ!?」 「…爆発だ。あの敵は…自らにも仕掛けていた。」 「…でも、死んだら…。」 その敵側は叫んだ。「あと一人殺せばいい」と。 マリオも唖然となったのはその後だ。 ただ、自らは考えてもいなかった。 ただその敵側に刃を向けた。たった一人の…いや、敵側が最後の一人になるまで。 その一人となった人物も恐怖で震えている。 「…どうする?」 「…殺せばいいだろ?」 マリオは呆れたような表情を浮かべたが、その敵側が叫んだ。 「…でも、最後の一人になるまでゲートは…閉まったままです!」 結局狙いは大きかったのだろうか。 マリオは笑みを浮かべた。 最後の最後まで、生き残ろうと思っていた英雄が、斬られて死ぬ事を選んだのはその後だ。
雨がただ降りつくすかのように、雨がその身にたたきつけてくる。 それでも、この戦いが何を意味したのかはわからない。 「…国の、問題か…。」 ただ決意した事はあった。 その事件から、ルイージは恨むだろうと。 それでもいい。生きていてくれるなら。 恨んででも、生きてくれるというなら。 この手はもう血で染まってしまっている。 その手は、ルイージのようなものではない。 それでも、この惨劇は覚えてほしかった。 「…悪かったな…ルイージ…。」 その現場から去る事にした。
それからは殺戮の現場を作る人物となってしまう事となった。 それは抵抗など無い。 けれど、願いはある。 「…ルイージ、お前の手で 殺してくれ ―――…。」 ただ、そう呟いた。 それでも、願いは叶えるとかではない。 あの戦争を忘れるわけではない。 だが、あの日から変化した事は覚えている。 敵が「誰だ!」と叫ぼうとも、こう名乗ろう。 「…そうだな…。…俺は 『完全なる殺戮者』 だ。」 願いと、平和を願いながら、戦おう。 そう、いつかルイージと会える日を待って。
そういえば、滅んだ国々はどうなったのだろう。 種族というものが何とかしたのだろうか。 それでも、もう許される範囲を超した。 ルイージ、早く見つけろ。 『完全なる殺戮者』を。 止めるまでは…敵となった者を殺し続けよう。 それは『完全なる殺戮者』のように。 平和だけは、永遠に願おう。 そして、平和をずっと願おう。 そして彼らの分まで、平和を願いながら戦おう。 『完全なる殺戮者』として…。
(『完全なる殺戮者』ファルコンの手記より)
いかがでしたか?ちょっと生ぬるい悲劇みたいな感じになっちゃいました。ここまでが限度だぜ…。今回の主人公は誰か?マリオでもなく、ルイージでもなく、主催者は後から来た。もう答えははっきりとわかったでしょう。ファルコンです。うちのはちょっと大人しさとか何とかで異変状態…(苦笑)。すいません(笑)。…あ、そうそう。一応歴史的人物知っている方是非どうぞ。周瑜と呂布。この二人知っている方、わかりますね?呂布は素直に三国志時代ですしね。では、後は何がいるのか?孫市、光秀、信長、幸村。多分孫市はわからんと思います…(汗)。明智光秀、織田信長は知っているでしょ、有名だしねぇ…。幸村も多分わからない人はいるんじゃないかな…(笑)?歴史の人物では、呂布はもう明らかに真・三国無双シリーズでもおわかりでしょう。まさしく彼を討ち取れる人は神?みたいな気分になれます。ただそれだけ(笑)。周瑜も知っている方はいるでしょう。いくらなんでも知らない人は困るぜ。…孫策がヒント。…話を戻します。今回はちょっと設定が深く関わってくると思います。主人公以外一般人という設定なのは許してください。『完全なる殺戮者』設定は他にももう一人います。今回出ませんでしたが、ルフトシュピーゲルングです。まぁ頑張ったくらいじゃ無理な設定を考えたりして撃墜。今回はちょっと下手っぴな自分、修行必要かな?では、退却! タイキャクー……⊆(σ_σ⊆⊇)!
結構残酷者がいてもおかしくないんじゃないかって思って書いていた作品。 ただし番外編に書いたように、もうバレてたんですね。 その番外編を紹介しよう。別所で。 紅色の悲劇 〜 完全なる殺戮者が登場するきっかけ 〜番外編