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加藤大治郎

加藤大治郎


1976年7月4日生(埼玉)

 2001年の250ccクラス世界チャンピオンにしてWGP通算17勝を挙げた加藤大治郎が2003年4月6日の鈴鹿でのレース中の事故で命を落とした時、スポーツ界は大きな才能のひとつを失った。日本のモータースポーツを先頭に立って牽引していながらその気取らない性格で親しまれた大治郎がいなくなったことで、パドックは深い悲しみに包まれた。前年の2002年にはMotoGPにステップアップして2度の表彰台を獲得し、最高峰クラス参戦2年目を迎えた矢先の悲劇であった。

 1996年、日本GPの250ccクラスでWGPデビューを飾った大治郎はこのレースで3位に入賞した。デビューから最後のレースまで一貫してホンダのマシンに乗り続け、2001年シーズンには圧倒的な速さで250ccクラスのチャンピオンとなった。

 大治郎は、成功したライダーが持つ資質の多くを持っていたライダーである。多くの他のライダーたちが大治郎を目標として彼に追いつくべく努力したが、大治郎に追いつくことができた者はほとんどいなかった。

 MotoGPクラスにステップアップした2002年は2ストローク500ccのNSR500での最高峰クラスデビューとなり、250ccクラスの時のようなパフォーマンスを見せることはできなかったが、大治郎はこの年を学習のための1年として翌年に備えていた

 大治郎の早すぎる死はMotoGPの安全性向上対策を見直すきっかけとなり、一方で大治郎は今なお日本の若きロードレーサーの目標であり続けている。

WGP戦績

クラス Starts 1st 2nd 3rd Tot. P.P. マシン Pts. Pos.
1996 250cc 1 1 1 ホンダ 16 23
1997 250cc 1 1 1 ホンダ 25 19
1998 250cc 1 1 1 1 ホンダ 25 20
1999 250cc 1 ホンダ 11 20
2000 250cc 16 4 2 3 9 3 ホンダ 259 3
2001 250cc 16 11 1 1 13 6 ホンダ 322 1
2002 MotoGP 16 2 2 1 ホンダ 117 7
2003 MotoGP 1 ホンダ


最終更新:2010年05月12日 14:43
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