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冒頭

「・・・・はぁ・・」
雪の日の公園に1つの音が響く、音の中心には白い肌に白い服と強い雪に紛れるような小さな少女が立っている・・
彼女の銀髪には、時間の経過を思わせる雪の結晶が積もり、彼女は何気無い動作でそれを払うと粉のように雪は再び風に乗り運ばれ・・地へ零れる。
雪を払い終えた少女は、また小さく息を吐き・・雪の舞う空を見上げる・・その少女は、こう呟き・・
「・・・迷った。」
途方に暮れていた・・・


12月1日
     ???ヴィジョン
迷った・・今居る場所がわからない訳ではない・・でも、迷った・・
その理由は、単純かつ明快・・今居る場所は公園で目指すべき家は、ここを出て数分歩いた所だ
そう・・普段なら簡単に着く・・でも、それが出来ないのは・・
「・・・前、見えない・・」
この町の記録に残るだろう大雪・・そして、4年振りに帰ってきて感覚も薄れたのもある。
「どうしよう・・・きっと・・向こうの出口に出たら・・」
知っている道に出ると思う・・でも、自信は無い・・
「電話・・しようかな・・でも・・迷子になったなんて・・」
 ・・・・恥ずかしくて言えない・・
「どっちか・・選ばないと、ダメ・・だよね・・」

最終更新:2008年07月10日 22:47