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炊き出し手伝うっぺよ。 おお!! な藩でのながみ藩王の宣言とそれに応える国民たち。 ハロルド「食料の運搬と炊き出しをする人に人数配分しましょう。」 利根坂「よし、俺はつばきと食料運搬を指揮しよう。」 ハロルド「では、俺は炊き出し班を指揮します。」 摂政ズ、ここぞとばかりにはりきる。最近出番が足りなくて困っていた。 食料の運搬班は大変だった。 まず、つばきさんがコケて、マスゲームのようにきれいに並んだ運搬班の人々を人間ドミノにしてしまったことから始まった。 つばき「凪乃芽さん! 作業始めてまだ30分もたってないのに寝るなー!」 つばき「利根坂さん! せー(壊夜のあだな)が倒れたよ!!」 利根坂「六耳さん! 病人連れてってあげて!」 六耳「私MRI技師なんですけど・・・壊夜さん!ほら、しゃんとして!」 どたばた劇である。 灯村「運搬する食料はだいたいこんなもんですかね。」 利根坂「あとはダームさんの班だけだね。」 そのとき利根坂の視界の隅からリヤカーが現れた。 利根坂「おっ、来た。おおい!ダームさ・・・」 イヤな予感が利根坂と灯村とその場にいた全員に訪れた。 何故か? その理由は、キングオブトラブルメーカーもといクイーンオブトラブルメーカーであるつばきがダームに近づいていたからだ。 ・・・どうなったかはだいたい予想できてしまうかもしれないが、記述する。 ダームとつばきが並んでリヤカーを押すと、どうもつばきの押す力が強いのかリヤカーは微妙に左側に寄っていっているのが遠目に確認できた。 イヤな予感がだんだんと近づいてくるのを感じる一同。 ヴェルフェン「お、俺手伝ってきます!!」 利根坂、灯村「「待て! 危険だ!!」」 ヴェルフェン「しかし、このまま指くわえて見てろって言うんですか!?」 利根坂「もう、手遅れだ・・・」 その場を悲壮な雰囲気が包む。 ダームは上機嫌であった。 生来方向音痴の彼女が今日は珍しく道を間違えずに目的地まで来たのだ。 ダーム「いい気分! 雲は晴れて空は青空! 心も晴れ晴れ!!」 つばき「ダームさーん! リヤカー押すの手伝いますよぅ!」 ダーム「おっ! ありがたいです。ではお願い。」 つばき「はい! まかせてください!」 ここでダームは気づくべきだった、つばきがどういう人物かを。 彼女の危険感知能力は上機嫌な心が邪魔して働かなかったようだ。 つばき「おおーい!みなさーん!これで最後ですよねぇ、きゃっ!!!」 ダーム「ふう、ちょっと疲れた。けどまだだいじょうぶわっ!!!」 リヤカーは左に寄りすぎて坂道を転がった。 利根坂「あーあー」 ヴェルフェン「あーあーじゃないですよ!助けないと!」 凪乃芽「だいじょう・・ふわ~あ・・・ぶですかあ?」 凪乃芽、さっきお目覚め。 つばき「大丈夫! 食料は無傷!!」 ダーム「私重傷・・・・!!」 つばき「ええ! ろ、六耳さ~ん!!」 六耳「だから私は医者とはちょっとジャンルがちがうんですって・・・」 ちなみにダームのけがは左足首の軽い捻挫でした。 今日の最も不幸な人、ダーム。

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