概要
マルセイユ学園都市で用いられている教育/学習装置。
一般的な大教室に1基ずつ配置されており、一度に100~200人までの学生に対して基礎授業を行うことができる。この装置の発明と導入によって、学園都市は一般教員の大幅削減を実現し、装置で優秀な成績を収めた学生に対して専門の“教師”による高度な教育を行うという革新的な教育方式を成立させている。
頭部装置(ヘッドセット)を装着し、無意識に近い状態となった学生の頭脳へ知識を送り込むという、最新の
メスメル学が応用された装置であり、一種の洗脳装置ではないかという疑問が
フランス王国とはじめとする先進各国政府や碩学の間で取りざたされているが、公式な抗議は未だ一度も行われていなかった。
学園都市では毎週木曜日に3時間、これによる授業を行う。
使用の際には時計のチク、タクという音を出す。一部の学生はこの音を聞く時、鳴り響く鐘を思うのだという。
通常ならば使用中は意識は喪失し何を見ることもないが、
薔薇によって歪められる
異能学生は、全自動学習機関を使う時に赫い光を目にし、鐘の音と薔薇の声を聞くことになる。
1909年4月以降はパリ大学や英国
王立碩学院など外部の学術組織による調査・改修が行われ「用途のわからない機能=洗脳と思われる機能」は排除されているという。
登場作品
- これってもしかしてクロイツ式回路? -- 名無しさん (2013-09-25 01:37:40)
- 全自動学習機関がインガノックにあったな -- 名無しさん (2013-09-25 20:00:19)
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最終更新:2013年09月25日 20:00