複合超高層高架

メガ・ハイウェイ

概要

複層構造による超高層ビルディングを支柱とし、ロンドン全土に張り巡らされた高架。
時に輸送の要でもあり、時に企業や公共施設の有する超大型機関を擁する尖塔でもあるという。
超大型機関の設置を地下から超高層高架の「支柱塔（タワー）」部分へと段階的に移行させることで「超大型機関のもたらす煤煙公害」を防止することが目的であり、事実蒸気病の罹病者を50%減らしたというが、フランスを初めとする欧州各国ではカダスの飛行要塞や機動要塞を迎撃するための防衛兵器であるとも言われている。
事実、超高層高架上で大型の列車砲を用いたと仮定すれば、本来は如何なる射撃も届かないはずの「要塞」の高度へと砲弾を到達させることが可能であるとの結果が出ており、さらに英国陸軍が開発中の超大口径の砲台と超長距離射程の蒸気列車砲の新型超射程兵器群の設置点が超高層高架上には存在しているとの信憑性不明の告発が多々存在している。

来歴

前世紀からの大規模な都市計画によって建造が開始。
20世紀半ばにようやく完成するはずであったが1905年には完成した姿を見せている。
カダスからもたらされたインガノック・テクノロジーによる劇的な建造効率の上昇と英国と北央帝国の頭脳、無数の建築技師や労働者のたゆまぬ努力によるものであったとされる。
一説においてはかの《万能王》が一夜にしてインガノック・テクノロジーを建設計画に組み込んだとも言われている。

登場作品

漆黒のシャルノス-what a beautiful tomorrow-

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