たぶん素敵妄想集(爆@ ウィキ
絡みあう指
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ベッドサイドの淡い橙色の明かり。
背中をほんのりと赤く染めて…。
背中をほんのりと赤く染めて…。
そっと指を滑らせた。
滑らかな肌の上を恐る恐る辿って、肩からすうっと流れて、毛布の内側に消えた背骨のラインをなぞる。
枕に顔をうずめて眠っている横顔に見蕩れる。
吸い込まれるように唇を近づけて、そっとまぶたに触れた。
滑らかな肌の上を恐る恐る辿って、肩からすうっと流れて、毛布の内側に消えた背骨のラインをなぞる。
枕に顔をうずめて眠っている横顔に見蕩れる。
吸い込まれるように唇を近づけて、そっとまぶたに触れた。
「…ん」
ゆっくりと開いてく。
美貴は腕を枕にして顔を覗き込むように横になると、背中に流れている髪をいじりながら微笑みかけた。
美貴は腕を枕にして顔を覗き込むように横になると、背中に流れている髪をいじりながら微笑みかけた。
「おはよ」
「…まだ…夜だよ?」
「そうだね」
時計の針はようやく午前2時を回ったばかり。
「気持ちよさそうだった」
「…」
ふと、目をそらされる。恥じらいじゃなくて、それは別の色。
背中の上を軽く滑らせた指先で前髪をそっと掻き分ける。
「起こしちゃったね」
「…ぅぅん」
また軽く目を閉じて、ゆっくりと吐き出された息。
「ちょっと…うとうとしてたかも」
「そうなの?」
「うん…」
そして、また零れ落ちたため息。
なんとなく微笑んで、ちらちらと見え隠れする戸惑い。
「ねぇ、梨華ちゃん」
できるだけ、笑って見せた。
安心できるように…。なんのためらいもなくなるように…。
包むように背中に腕を回して、梳くように髪をなでて、揺れる瞳をしっかりと見つめて…。
「梨華ちゃん」
「…ん?」
「まだ…悪いと思ってる?」
「…」
笑顔が消えて、視線がほんのわずかに外れる。
少しだけ強張った背中。
髪をいじるのをやめて、もう少しだけ毛布を引き上げながら、そっと背中に手を置いた。
「ねぇ、梨華ちゃん。悪いのは…梨華ちゃんだけじゃないよ」
「…ぇ?」
「だって…そうでしょ? 美貴が誘ったんだから」
「けど…」
「ねぇ、梨華ちゃん。もし…責任を感じてるなら、共犯…共犯なんだよ。美貴と梨華ちゃんは」
「…」
「そして…彼女も」
美貴と梨華ちゃんがこうなるきっかけを…隙を作った。それだって重い罪。
「…」
きゅっとシーツを掴む手。
そしてシーツに流れた視線。
「そんな顔…しないで?」
「…」
「泣かせたりとかしたいんじゃない。美貴は…ただ…」
「ただ…?」
梨華ちゃんの目が不安げに美貴を捕らえる。
微笑んだ。きっと笑えてないな…って、そう思ったけど。
「…愛したい…ただ…それだけ」
「…」
梨華ちゃんの腕がゆっくりと美貴を包む込む。
怖々と背中に回ると、すがりつくように首筋に顔をうずめて…。
少しの隙間もできないくらいに強く抱きしめて、額にそっと唇を押し当てた。
「…まだ…夜だよ?」
「そうだね」
時計の針はようやく午前2時を回ったばかり。
「気持ちよさそうだった」
「…」
ふと、目をそらされる。恥じらいじゃなくて、それは別の色。
背中の上を軽く滑らせた指先で前髪をそっと掻き分ける。
「起こしちゃったね」
「…ぅぅん」
また軽く目を閉じて、ゆっくりと吐き出された息。
「ちょっと…うとうとしてたかも」
「そうなの?」
「うん…」
そして、また零れ落ちたため息。
なんとなく微笑んで、ちらちらと見え隠れする戸惑い。
「ねぇ、梨華ちゃん」
できるだけ、笑って見せた。
安心できるように…。なんのためらいもなくなるように…。
包むように背中に腕を回して、梳くように髪をなでて、揺れる瞳をしっかりと見つめて…。
「梨華ちゃん」
「…ん?」
「まだ…悪いと思ってる?」
「…」
笑顔が消えて、視線がほんのわずかに外れる。
少しだけ強張った背中。
髪をいじるのをやめて、もう少しだけ毛布を引き上げながら、そっと背中に手を置いた。
「ねぇ、梨華ちゃん。悪いのは…梨華ちゃんだけじゃないよ」
「…ぇ?」
「だって…そうでしょ? 美貴が誘ったんだから」
「けど…」
「ねぇ、梨華ちゃん。もし…責任を感じてるなら、共犯…共犯なんだよ。美貴と梨華ちゃんは」
「…」
「そして…彼女も」
美貴と梨華ちゃんがこうなるきっかけを…隙を作った。それだって重い罪。
「…」
きゅっとシーツを掴む手。
そしてシーツに流れた視線。
「そんな顔…しないで?」
「…」
「泣かせたりとかしたいんじゃない。美貴は…ただ…」
「ただ…?」
梨華ちゃんの目が不安げに美貴を捕らえる。
微笑んだ。きっと笑えてないな…って、そう思ったけど。
「…愛したい…ただ…それだけ」
「…」
梨華ちゃんの腕がゆっくりと美貴を包む込む。
怖々と背中に回ると、すがりつくように首筋に顔をうずめて…。
少しの隙間もできないくらいに強く抱きしめて、額にそっと唇を押し当てた。
初めてのキス。
それはコンサートの後。
それはコンサートの後。
帰りの移動の車の中。
二人はずいぶんと離れて座っていた。
それだっていつもはわりと近いところにいるのに、それがなんか不思議で…。
だから、美貴が隣に座った。
二人はずいぶんと離れて座っていた。
それだっていつもはわりと近いところにいるのに、それがなんか不思議で…。
だから、美貴が隣に座った。
聞き出そうかと思ったけど、そんな必要もなかった。
『ねぇ、美貴ちゃん』
『何?』
『あたしね…疲れちゃった』
『何?』
『あたしね…疲れちゃった』
コンサートの後だから…。
そう思ったけど、そうじゃなかった。
ずっと後ろでメールを打ってる彼女。
なんかすごく嬉しそうに微笑んでて…。
そういえば今日もよくそんな姿を見かけた。
そう思ったけど、そうじゃなかった。
ずっと後ろでメールを打ってる彼女。
なんかすごく嬉しそうに微笑んでて…。
そういえば今日もよくそんな姿を見かけた。
相手はたぶん…あのコ。
『すきなんだけどなぁ。なんかね…』
実感が…ないんだよね。
そう呟いて、笑った顔はさびしげで…。
愛とかそういうの…越えちゃったのかなぁ…。
ぼんやりと窓の外を見つめる目はたぶんなんにも見てなくて…。
あのコが誰と何かしてても…もう…どうでもよくなってきちゃった…。
『梨華ちゃん…』
たぶん、その相手の一人には美貴も入ってて…。
美貴は二人が付き合ってるの知ってたから、その度にやきもきしてたはずの梨華ちゃん。
美貴は二人が付き合ってるの知ってたから、その度にやきもきしてたはずの梨華ちゃん。
もうコドモじゃないんだし…。
…信じてるから。
…信じてるから。
って、あまり出さないようにはしてたみたいだけど、でも隠しきれはしなかった。
やさしいから…。
そう言ってたけど、そんなの、どこでいつ本気に変わるかわからない。
そして、それが起こった…。
そして、それが起こった…。
そういうこと。
たぶん笑ってるんだろうけど、ガラス窓に映った微笑みはやるせなさで無表情に見えて、ひどく疲れてた。
せっかく楽しい時間を過ごしたばかりなのに…。
せっかく楽しい時間を過ごしたばかりなのに…。
自然と手が肩に伸びて、振り向いた梨華ちゃんがじっと美貴を見つめる。
だから、唇を重ねた。
だから、唇を重ねた。
さびしくなんか…ないから。
美貴が…いるから。ね?
美貴が…いるから。ね?
そんな気持ちを乗せて…。
頭を抱いて、落ち着かせるように髪を梳いて、また額に口付けて…。
「梨華ちゃん」
「なに?」
「このまま…美貴のものになっちゃいなよ」
「梨華ちゃん」
「なに?」
「このまま…美貴のものになっちゃいなよ」
『よっちゃんさんのことは…確かにすきだよ』
『だったら…』
『でもね…違うんだ。美貴は…梨華ちゃんがほしい』
『…美貴ちゃん?』
『そんな意外そうな顔しないでよ。…って当然だよね』
『…』
『よっちゃんさんは亜弥ちゃんと同じ。友達以上恋人未満。ふふっ。楽しんだけどね…本気になれない。それにね』
『それに…?』
『すきな人には……ずっと…美貴だけを見ていてほしい』
『だったら…』
『でもね…違うんだ。美貴は…梨華ちゃんがほしい』
『…美貴ちゃん?』
『そんな意外そうな顔しないでよ。…って当然だよね』
『…』
『よっちゃんさんは亜弥ちゃんと同じ。友達以上恋人未満。ふふっ。楽しんだけどね…本気になれない。それにね』
『それに…?』
『すきな人には……ずっと…美貴だけを見ていてほしい』
梨華ちゃんは…ずっと美貴を見てくれる。
美貴もずっと梨華ちゃんを見ていたい。
美貴もずっと梨華ちゃんを見ていたい。
隣に…そばに、いてくれるだけでいいの。
それだけでいい。
そう思ったの…初めてなんだ。
それだけでいい。
そう思ったの…初めてなんだ。
「…」
背中に回った腕にこもった力。
押し付けるように顔をうずめる梨華ちゃん。
背中に回った腕にこもった力。
押し付けるように顔をうずめる梨華ちゃん。
キスをしたその日。
梨華ちゃんを抱いた。
梨華ちゃんを抱いた。
『すき…』
それ以上の言葉なんかいらなかった。ただ梨華ちゃんを感じたかった。
梨華ちゃんは…受け入れてくれた。
どこも見てないような瞳で美貴を見つめて…。
どこも見てないような瞳で美貴を見つめて…。
重ならない想いが激しさに変わる。
腕の中で乱れる梨華ちゃんは…綺麗だった。
腕の中で乱れる梨華ちゃんは…綺麗だった。
零れ落ちたため息にさっきまでの熱はもうなかった。
「美貴…後に引く気…ないよ」
顔を上げた梨華ちゃんの戸惑う瞳がかすかに潤んでる。
まぶたにキスをして、笑って見せた。
「もう後戻りできないじゃん。あの日から…美貴は決めてたよ」
「…」
「梨華ちゃんを…奪い取る…って」
「美貴…後に引く気…ないよ」
顔を上げた梨華ちゃんの戸惑う瞳がかすかに潤んでる。
まぶたにキスをして、笑って見せた。
「もう後戻りできないじゃん。あの日から…美貴は決めてたよ」
「…」
「梨華ちゃんを…奪い取る…って」
『よっちゃんさん』
『ん? なにさ。ミキティ』
いつものようにじゃれ付いて、その流れで美貴を後ろからだっこするよっちゃんさん。
『ん? なにさ。ミキティ』
いつものようにじゃれ付いて、その流れで美貴を後ろからだっこするよっちゃんさん。
しっかりと包んでくれる腕の心地よさ。
梨華ちゃんのことも…そうして包んでたんだね?
梨華ちゃんのことも…そうして包んでたんだね?
他の誰かも、そして今は…あのコを…。
梨華ちゃんはさゆと遊んでてこっちを見ていない。
するりとよっちゃんさんの腕から抜けて、いつものように笑って見せた。
するりとよっちゃんさんの腕から抜けて、いつものように笑って見せた。
『あんまりノンキに構えてると、大切なもの…なくなっちゃうよ?』
『ミキティ?』
『ふふ。なーにぽかーんとしてんの。まっ、そういうことだから』
『ミキティ?』
『ふふ。なーにぽかーんとしてんの。まっ、そういうことだから』
「離すつもり…ないから」
あれから…何回抱き合ったかな?
時には梨華ちゃんの激しさも受け入れた。
美貴のカラダを辿る指先が教えてくれた梨華ちゃんの気持ち。
戸惑い。不安。恐怖…。
美貴のカラダを辿る指先が教えてくれた梨華ちゃんの気持ち。
戸惑い。不安。恐怖…。
カラダと心と…。
全部で受け止めて、美貴はそれ以上の激しさで包んであげる。
全部で受け止めて、美貴はそれ以上の激しさで包んであげる。
忘れて…。
もう、美貴だけを見ればいいから。
もう、美貴だけを見ればいいから。
怯える瞳にやさしい微笑を。
震える唇にやさしい口付けを。
震える唇にやさしい口付けを。
「美貴だけの…梨華ちゃんでいて…」
かすれた囁き。
「…美貴ちゃん」
弱弱しい呟きと一緒に触れた唇。
淡く重なって、次第に熱を帯びて…。
淡く重なって、次第に熱を帯びて…。
「ごめん…」
「梨華ちゃん?」
「梨華ちゃん?」
どっちにしても…避けられないんだよね?
そう言って、笑って…。
「そうだね」
誰かが…じゃなくて、誰もが…傷つく。
でも、このままの方が傷は深くなる。
「ねぇ、美貴ちゃん」
不安げに揺れて潤んでいた瞳が、明確な意思を持って美貴を見つめる。
そっと唇を寄せた。
そっと唇を寄せた。
薄く開いた唇は、もう美貴を待っている。
軽く何度か触れ合わせて、舌を滑り込ませて深く深く繋がりあう。
「っ…ふ…」
吐息に感じる熱。
むさぼるように奪い合って、絡み合う舌の淫靡な響き。
背中に回っていた腕が首にかじりついて、触れ合う肌が熱い。
軽く何度か触れ合わせて、舌を滑り込ませて深く深く繋がりあう。
「っ…ふ…」
吐息に感じる熱。
むさぼるように奪い合って、絡み合う舌の淫靡な響き。
背中に回っていた腕が首にかじりついて、触れ合う肌が熱い。
そっと頬に手を滑らせて、一度ゆっくり離れた。
「梨華ちゃん…」
「美貴ちゃん」
「美貴ちゃん」
ふわっと微笑んで、頭を引き寄せられて…。
すきよ…。美貴ちゃん。
って、囁いて、強く強く抱きしめられて…。
ありがとう。
美貴の…そばにいてくれるんだね。ずっと…。
美貴の…そばにいてくれるんだね。ずっと…。
「ぁ…」
首筋に触れた指先に、梨華ちゃんが小さく息を詰める。
そのままするすると指先で首筋を辿って、唇で後を追いかける。
「は…ぁ…」
零れ落ちる小さな声。
艶を含んで、美貴の心を小さく弾ませて、体の内側が熱くなっていく。
首筋に触れた指先に、梨華ちゃんが小さく息を詰める。
そのままするすると指先で首筋を辿って、唇で後を追いかける。
「は…ぁ…」
零れ落ちる小さな声。
艶を含んで、美貴の心を小さく弾ませて、体の内側が熱くなっていく。
囁いて、そのまま耳たぶをやんわりとかじって、首筋で遊んでいた指でつうっと鎖骨をなぞる。
少しだけ体を起こしたら、しがみつくように美貴に絡みついた梨華ちゃんの腕。
なんかいじらしくて、うれしくて…。
少しだけ体を起こしたら、しがみつくように美貴に絡みついた梨華ちゃんの腕。
なんかいじらしくて、うれしくて…。
「もっと…感じて…。梨華ちゃん」
どうにかなっちゃうくらいに美貴に溺れて?
ドクドクと全身の血が沸騰していく…。
噛み付くように鎖骨に唇で触れながら胸を手のひらで包むように揉む。
「ぁっ…ん…」
あたたかい…。
しっかりと張って心地のいい弾力とやわらかさ。
滑らかな肌を唇で感じながら、もっと声が聞きたくて、緩やかに揉んでいた手をぎゅっと握ってみた。
しっかりと張って心地のいい弾力とやわらかさ。
滑らかな肌を唇で感じながら、もっと声が聞きたくて、緩やかに揉んでいた手をぎゅっと握ってみた。
「んぅっ! みきちゃ…っ」
ぐっと一瞬体が強張った。
「ごめん。痛かったね」
「は…。はぁ…ぅうん…違う…」
ふるふると力なく首をふる。
「じゃあ…なに?」
乳房に口付けながら、それまで揉み続けていたもう片方、もう起き上がってる先端を指でこねるように弄り回した。
「っ…ぁっ! ぃい…。いいの…」
「いいの? ふふ…じゃあ…」
「ひゃぁ…っ! あっ!」
ぺろっと舌で軽く舐めると、ぐっと腕を掴んでいた梨華ちゃんの手に力がこもった。
「ん…っ。ぁ…」
指でいじりながら、先端をそのまま口に含んで、ねっとりと舌を絡める。
「んぁ…っ! あっ…ぅん…みきちゃん…っ…」
甘く噛んだら、するっと背中に回った手が美貴を締め付けた。
甘い痛み。
ずっと先端をいじっていた手をすぅっと下に滑らせて、締まったおなか、くびれた腰を掠めるように手のひらで撫で回す。
「っ…ぁ…。みきちゃん…はっ…ぁ」
うっすら口を開いたまま、潤んだ瞳が美貴をぼんやりと見つめてる。
焼け付いた肌に口付けながら、おなかや腰に滑らせていた手をすっと茂みの中に下ろした。
「んっ!」
指先が濡れた入り口に触れて、ぴくっと梨華ちゃんの体が起き上がる。
しっかりとかき分けて、濡れて熱く溶けて入るそこを緩やかに指先でいじりながら、腰とおなかの感触も唇で楽しんで、ちょっといたずら心でおへそをちろっと舌の先で舐めた。
「っぁっ!」
跳ね上がる梨華ちゃんのカラダ。
「は…。はぁ…ぅうん…違う…」
ふるふると力なく首をふる。
「じゃあ…なに?」
乳房に口付けながら、それまで揉み続けていたもう片方、もう起き上がってる先端を指でこねるように弄り回した。
「っ…ぁっ! ぃい…。いいの…」
「いいの? ふふ…じゃあ…」
「ひゃぁ…っ! あっ!」
ぺろっと舌で軽く舐めると、ぐっと腕を掴んでいた梨華ちゃんの手に力がこもった。
「ん…っ。ぁ…」
指でいじりながら、先端をそのまま口に含んで、ねっとりと舌を絡める。
「んぁ…っ! あっ…ぅん…みきちゃん…っ…」
甘く噛んだら、するっと背中に回った手が美貴を締め付けた。
甘い痛み。
ずっと先端をいじっていた手をすぅっと下に滑らせて、締まったおなか、くびれた腰を掠めるように手のひらで撫で回す。
「っ…ぁ…。みきちゃん…はっ…ぁ」
うっすら口を開いたまま、潤んだ瞳が美貴をぼんやりと見つめてる。
焼け付いた肌に口付けながら、おなかや腰に滑らせていた手をすっと茂みの中に下ろした。
「んっ!」
指先が濡れた入り口に触れて、ぴくっと梨華ちゃんの体が起き上がる。
しっかりとかき分けて、濡れて熱く溶けて入るそこを緩やかに指先でいじりながら、腰とおなかの感触も唇で楽しんで、ちょっといたずら心でおへそをちろっと舌の先で舐めた。
「っぁっ!」
跳ね上がる梨華ちゃんのカラダ。
梨華ちゃんの声。
美貴の唇で、舌で、指先で真っ赤に焼け付いた肌。
美貴の唇で、舌で、指先で真っ赤に焼け付いた肌。
濡れてる…。
触れ合った肌がどっちのかわかんなくなるくらい…熱い。
触れ合った肌がどっちのかわかんなくなるくらい…熱い。
溶かして…。
梨華ちゃん。
梨華ちゃん。
「はぁっ…!」
吸い付くように蜜が溢れだしてるそこに吸い付いて、丁寧に舌で舐め取る。
「あっ! ぁあ…っは…んっんっ…ぁ…みきちゃ…」
美貴の髪の中に滑り込んできた指先がすがりつく。
無我夢中で舐め取って…それでも溢れて止まらないから、思い切りすすり上げて…。
「ひゃぁぁっ! ぁっ! みきちゃんっ! ぁ…」
激しく首を振って、赤く染まった頬、惚けた目。
すべてが綺麗でいとおしい。
しっとりと汗ばんだ肌に手を滑らせながらゆっくりと体を起こした。
「ねぇ」
力なく美貴の腕を掴む手をとって、そっと導く。
「…っ!」
「…みきちゃん…」
「ふふ…。ん…みきも……とけそう」
梨華ちゃんの指先が濡れたそこをゆっくりとなぞる。
そのたびにカラダを駆け抜ける甘い刺激。
「ね? りかちゃん」
大きく開いてる梨華ちゃんの左足を持ち上げて肩に乗せると、梨華ちゃんのそこと美貴のを合わせた。そう、深く…口付けるように…。
「はっ…」
「ぁっ…」
ほんの少し動いただけで甘く痺れる。
腕を伸ばすと、指先を絡めるように手を繋いだ。
吸い付くように蜜が溢れだしてるそこに吸い付いて、丁寧に舌で舐め取る。
「あっ! ぁあ…っは…んっんっ…ぁ…みきちゃ…」
美貴の髪の中に滑り込んできた指先がすがりつく。
無我夢中で舐め取って…それでも溢れて止まらないから、思い切りすすり上げて…。
「ひゃぁぁっ! ぁっ! みきちゃんっ! ぁ…」
激しく首を振って、赤く染まった頬、惚けた目。
すべてが綺麗でいとおしい。
しっとりと汗ばんだ肌に手を滑らせながらゆっくりと体を起こした。
「ねぇ」
力なく美貴の腕を掴む手をとって、そっと導く。
「…っ!」
「…みきちゃん…」
「ふふ…。ん…みきも……とけそう」
梨華ちゃんの指先が濡れたそこをゆっくりとなぞる。
そのたびにカラダを駆け抜ける甘い刺激。
「ね? りかちゃん」
大きく開いてる梨華ちゃんの左足を持ち上げて肩に乗せると、梨華ちゃんのそこと美貴のを合わせた。そう、深く…口付けるように…。
「はっ…」
「ぁっ…」
ほんの少し動いただけで甘く痺れる。
腕を伸ばすと、指先を絡めるように手を繋いだ。
「りか…」
ゆっくりと腰を動かす。
押し付けるように…強く、時に緩やかに…。
でも…。
「んぁっ! んっ…ぁ! は…みき…みきちゃ…ンっ!」
「はっ! んっ…ぁっあっ! はっ…ぁ…りかっ…りかぁ…!」
段々それすらもわからなくなる。
もっとあなたに溺れて…感じて…。
ゆっくりと腰を動かす。
押し付けるように…強く、時に緩やかに…。
でも…。
「んぁっ! んっ…ぁ! は…みき…みきちゃ…ンっ!」
「はっ! んっ…ぁっあっ! はっ…ぁ…りかっ…りかぁ…!」
段々それすらもわからなくなる。
もっとあなたに溺れて…感じて…。
熱い…。
「っぁ…みきぃっ! あっ…ぁっ! ぁ」
「んぅっ…は…ぁっ…りか…っ…あ、あ…んぁっ!」
「んぅっ…は…ぁっ…りか…っ…あ、あ…んぁっ!」
揺れる腰は熱を帯びて、激しさをどんどんあげて…。
オカシクなりそう…。
ううん。もう…オカシイ…。
オカシクなりそう…。
ううん。もう…オカシイ…。
キスは激しさを増して…。
「んっ! ぁあ…りかぁ…は…ね……いっしょにぃっ…!」
「みき…! ぅんっ! ぁ…ぁ! ぁあああっ!」
「みき…! ぅんっ! ぁ…ぁ! ぁあああっ!」
硬く手を握り合って、一気に昇りつめて…。
真っ白になった世界。
ぬくもりだけがそこにあって…。
真っ白になった世界。
ぬくもりだけがそこにあって…。
気がついたら、梨華ちゃんの胸の上。
自然と重なり合った唇と唇。
抱きしめて、もう…離さない…。
自然と重なり合った唇と唇。
抱きしめて、もう…離さない…。
「みきちゃん…」
ふわりと美貴の髪をなでる手つきの心地よさに目を閉じる。
「みきちゃん…」
強く強く抱きしめられて、伝わってくる言葉。
ふわりと美貴の髪をなでる手つきの心地よさに目を閉じる。
「みきちゃん…」
強く強く抱きしめられて、伝わってくる言葉。
抱きしめ返して、触れるくらいの軽いキスをして…。
「ありがとう…」
梨華ちゃんから返ってきたやわらかい微笑み。
緩やかに流れていく夜。
まどろみながら、二人の体温で少しずつ引き込まれていく夢の世界。
まどろみながら、二人の体温で少しずつ引き込まれていく夢の世界。
*
その次の日。
梨華ちゃんはよっちゃんさんと別れた。
梨華ちゃんはよっちゃんさんと別れた。
「あのコのこと、大事にしてあげて?」
少しの曇りもない強くて、だけどふんわりとやわらかい笑顔。
「バイバイ。よっちゃん。でも…」
「でも?」
「これからも、よろしくね」
「でも?」
「これからも、よろしくね」
切っても切れない何か。たぶん、愛とかそんなものを超えた絆。
よっちゃんさんは一度うつむいて、でもすぐに顔を上げて微笑んだ。
よっちゃんさんは一度うつむいて、でもすぐに顔を上げて微笑んだ。
「うん。よろしく」
なんか…ちょっと悔しい。
「もう、あっちこっち見ちゃダメよ」
そう言って、よっちゃんさんの肩を軽く突くと、こっちに走ってきた梨華ちゃん。
右手が美貴の左手をさらうように捕まえて、しっかりと絡まった指。
「行こう! 美貴ちゃん」
晴れ晴れとした笑顔。
まぶしくて、目を細めた。
そして、しっかりと繋いで…。
「うん!」
右手が美貴の左手をさらうように捕まえて、しっかりと絡まった指。
「行こう! 美貴ちゃん」
晴れ晴れとした笑顔。
まぶしくて、目を細めた。
そして、しっかりと繋いで…。
「うん!」
これから作っていけばいい。
そうだよね。
繋いだこの手は離さないよ。
今度は美貴があなたの隣にいるよ。
だからその手を…離さないで。
そうだよね。
繋いだこの手は離さないよ。
今度は美貴があなたの隣にいるよ。
だからその手を…離さないで。
見上げた空のまぶしさに目を細めて、新しい季節が始まったんだなって…思った。
(2005/4/22)