たぶん素敵妄想集(爆@ ウィキ
“すき”
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家に着いた早々、美貴ちゃんにぎゅうって抱きしめられた。
『どうぞ』
『おじゃましまーす』
『おじゃましまーす』
いつもどおり先に美貴ちゃんを入れて、玄関を閉めて鍵をかけて振り向いたら、ぎゅって。
ほっぽり投げられた美貴ちゃんのカバン、なんかかわいそう…とか思ってるあたし。
とりあえず、そっと自分のカバンを足元に落とすと、外の空気で冷え切ってる美貴ちゃんを抱き返した。
とりあえず、そっと自分のカバンを足元に落とすと、外の空気で冷え切ってる美貴ちゃんを抱き返した。
「どうしたの?」
首筋に顔をうずめる美貴ちゃんの耳元で優しく囁いてみるけど、何の反応もなし。
「ねぇ~ぇ。美貴ちゃん?」
あー…ちょっと息苦しい。でも、ゆっくりと伝わってくるあたたかさが冷え切ったカラダに気持ちいい。
場所が場所だけど、ちょっとこのままがいいな。
美貴ちゃんの背中をさすりながら、ちょっとあやすようにゆらゆらとゆれてみる。
「…梨華ちゃん…」
「ん? どうしたの?」
「うん…」
で、また黙ってしまう。
声の感じだと、ちょっといじけてるような、なんか物足りないって感じ。
首筋に顔をうずめる美貴ちゃんの耳元で優しく囁いてみるけど、何の反応もなし。
「ねぇ~ぇ。美貴ちゃん?」
あー…ちょっと息苦しい。でも、ゆっくりと伝わってくるあたたかさが冷え切ったカラダに気持ちいい。
場所が場所だけど、ちょっとこのままがいいな。
美貴ちゃんの背中をさすりながら、ちょっとあやすようにゆらゆらとゆれてみる。
「…梨華ちゃん…」
「ん? どうしたの?」
「うん…」
で、また黙ってしまう。
声の感じだと、ちょっといじけてるような、なんか物足りないって感じ。
ふふ…かわいい。
こう見えて、けっこう美貴ちゃんはやきもち焼き。
すっごい女の子らしかったりする。それがこうやって見えるとき、あー本当にかわいいなぁって思うの。
すっごい女の子らしかったりする。それがこうやって見えるとき、あー本当にかわいいなぁって思うの。
ゆらゆら揺れながらそっと髪を撫でてあげると、安心したのか少しだけ腕の力が緩んだ。
そのかわりもたれかかるように体を預けてくる。
そのかわりもたれかかるように体を預けてくる。
「みーきちゃん」
「ん?」
「みーきーちゃん?」
「なに?」
「呼んでみただけ」
「へんなの」
くすくすって笑う吐息が首筋にかかってくすぐったい。
「こら! 笑うなぁ」
とか何とか言いながら、ぎゅーって思いっきり抱きしめた。
そして、一番ほしい言葉を言ってあげる。
美貴ちゃんが今一番ほしい言葉。
「…すき」
ぎゅうってまた美貴ちゃんの腕に力が入る。
気持ちのいい痛み。
お礼にちらりとのぞいてる耳たぶにキス。
「ん?」
「みーきーちゃん?」
「なに?」
「呼んでみただけ」
「へんなの」
くすくすって笑う吐息が首筋にかかってくすぐったい。
「こら! 笑うなぁ」
とか何とか言いながら、ぎゅーって思いっきり抱きしめた。
そして、一番ほしい言葉を言ってあげる。
美貴ちゃんが今一番ほしい言葉。
「…すき」
ぎゅうってまた美貴ちゃんの腕に力が入る。
気持ちのいい痛み。
お礼にちらりとのぞいてる耳たぶにキス。
「ね、お部屋入ろう?」
トントンって背中を叩いたら、コクリとうなずいた。
トントンって背中を叩いたら、コクリとうなずいた。
明日はお休みだから、まだまだ時間はたっぷりある。
きっと今日は…いつもよりもうんと甘えたさんなんだろうな。美貴ちゃん。
きっと今日は…いつもよりもうんと甘えたさんなんだろうな。美貴ちゃん。
普段楽屋ではあたしたち、乙女コンのお芝居のまんまボケとつっこみだから、
「り~かちゃん」
あたしにぴったりくっついてとろけるような顔してる今の美貴ちゃんを見たら驚くよね。きっと。
「なぁ~に?」
「ねっ、お風呂、一緒に入ろ?」
コテンって肩に頭を乗せて上目遣い。
一緒にお風呂…ちょっと恥ずかしい…かな。
「んー…どうしようかなぁ…」
「ねっ。だめ?」
ちょっと唇を尖らせて、不安そうに見上げてくる。あぁ…もう…。
「…いいよ。じゃ…いっしょに入ろっか」
断ったらものすごい罪なようなまなざし。美貴ちゃん、それ反則。それはあたしの必殺技なのに。
「わーい! やったっ!」
わーいっ…って…。うわ…ありえない。もうっ! かわいいぞっ!
「なぁにぃ! にやにやしちゃってさぁ。梨華ちゃんやらしー」
あなたのせいです!
「なっ…なによぉ! 美貴ちゃんこそっ、そんなこと言って、そういうことしたいんじゃないのー!?」
そしたら、急にふっ…って真顔になった。
「したいよ」
「へっ!?」
「ふふっ。なんてね。やぁっと初お風呂だね」
考えてみればキスとかはしてるのに、お風呂は初めてなのよね。あたしたち。
「り~かちゃん」
あたしにぴったりくっついてとろけるような顔してる今の美貴ちゃんを見たら驚くよね。きっと。
「なぁ~に?」
「ねっ、お風呂、一緒に入ろ?」
コテンって肩に頭を乗せて上目遣い。
一緒にお風呂…ちょっと恥ずかしい…かな。
「んー…どうしようかなぁ…」
「ねっ。だめ?」
ちょっと唇を尖らせて、不安そうに見上げてくる。あぁ…もう…。
「…いいよ。じゃ…いっしょに入ろっか」
断ったらものすごい罪なようなまなざし。美貴ちゃん、それ反則。それはあたしの必殺技なのに。
「わーい! やったっ!」
わーいっ…って…。うわ…ありえない。もうっ! かわいいぞっ!
「なぁにぃ! にやにやしちゃってさぁ。梨華ちゃんやらしー」
あなたのせいです!
「なっ…なによぉ! 美貴ちゃんこそっ、そんなこと言って、そういうことしたいんじゃないのー!?」
そしたら、急にふっ…って真顔になった。
「したいよ」
「へっ!?」
「ふふっ。なんてね。やぁっと初お風呂だね」
考えてみればキスとかはしてるのに、お風呂は初めてなのよね。あたしたち。
乳白色の入浴剤からいい香り。
ちょうどいい湯加減。
狭い浴槽であたしを後ろから抱っこして満足そうな美貴ちゃん。
ちょうどいい湯加減。
狭い浴槽であたしを後ろから抱っこして満足そうな美貴ちゃん。
こーゆーの、幸せっていうのかも。
でも、そんなに長く浸かってるわけでもお湯が熱いわけでもないのにのぼせそう…。
直接背中に当たる胸から感じるゆったりした鼓動。
あたしはっていうと、ちょっとドキドキ。
「りかちゃん」
ちゅっ…って濡れた肩口にキス。思わず体がぴくりと震えた。
「なぁに?」
「さびしかった…」
耳元でかすれた声。きゅうって抱き寄せられる。
包んでくれる腕にそっと手を添えた。
「ごめんね。…って、謝ってもしょうがないか」
そしたら、頬に手を添えて少しだけ後ろを向かされて、ちゅっ…て。
直接背中に当たる胸から感じるゆったりした鼓動。
あたしはっていうと、ちょっとドキドキ。
「りかちゃん」
ちゅっ…って濡れた肩口にキス。思わず体がぴくりと震えた。
「なぁに?」
「さびしかった…」
耳元でかすれた声。きゅうって抱き寄せられる。
包んでくれる腕にそっと手を添えた。
「ごめんね。…って、謝ってもしょうがないか」
そしたら、頬に手を添えて少しだけ後ろを向かされて、ちゅっ…て。
『みんなの前では、いつもどおりね』
どちらが言い出したわけでもなく、付き合うときに決めた約束。
共有する秘密を持つ楽しさと、互いを独占することで招く混乱を防ぐため。
だから二人きりのときはめいっっぱい甘く過ごす。
けっこう大人の恋だよね、なんて二人で笑った決め事。
どちらが言い出したわけでもなく、付き合うときに決めた約束。
共有する秘密を持つ楽しさと、互いを独占することで招く混乱を防ぐため。
だから二人きりのときはめいっっぱい甘く過ごす。
けっこう大人の恋だよね、なんて二人で笑った決め事。
「でも、驚いた。打ち合わせしてたのは知ってたけど……」
肩にあごを乗せて、さびしそうにつぶやく横顔。
生放送でのののとのキス。あれはさすがにあたしも驚いた。あんなに強く…ねぇ。
そのあと、美貴ちゃんはいつもどおり。ちょっと話したけど、でもふつーだった。あたしもそのときはずっとののとモニター見ながら話した。
ただ、その2日後の乙女のライブの途中、ちょっと『あれ?』って思うとこはあったけど…。
「ねぇ、みきちゃん」
ちょっとだけカラダを美貴ちゃんの方に向けると、そっと頬を両手で包み込んで唇を重ねた。
肩にあごを乗せて、さびしそうにつぶやく横顔。
生放送でのののとのキス。あれはさすがにあたしも驚いた。あんなに強く…ねぇ。
そのあと、美貴ちゃんはいつもどおり。ちょっと話したけど、でもふつーだった。あたしもそのときはずっとののとモニター見ながら話した。
ただ、その2日後の乙女のライブの途中、ちょっと『あれ?』って思うとこはあったけど…。
「ねぇ、みきちゃん」
ちょっとだけカラダを美貴ちゃんの方に向けると、そっと頬を両手で包み込んで唇を重ねた。
メリハリのある付き合い方。
それは時々、不安と孤独を招くこともある。
忙しすぎて時間が取れなかったりしたら、埋めきれない空洞は広がっていくだけだから。
それは時々、不安と孤独を招くこともある。
忙しすぎて時間が取れなかったりしたら、埋めきれない空洞は広がっていくだけだから。
「んっ…」
くぐもった声。
差し入れた舌を美貴ちゃんのと絡め合わせる。
首に絡みつくように回った腕。
熱を帯びていく肌。
「…っ…」
零れ落ちる吐息。
じっくりと口内を舌で愛撫しながら、包むように抱きしめて背中を撫でる。
くぐもった声。
差し入れた舌を美貴ちゃんのと絡め合わせる。
首に絡みつくように回った腕。
熱を帯びていく肌。
「…っ…」
零れ落ちる吐息。
じっくりと口内を舌で愛撫しながら、包むように抱きしめて背中を撫でる。
きっとこのくらいじゃ満たされないかもしれないけど、止まらなかった。
だって、あたしよりきっと美貴ちゃんの方が無理してる。
いつもののにべったりなあたし。
それをいつも近くで見てる美貴ちゃん。
ごめんね。
なのに、あたしはあなたの親友に嫉妬する…。
あたしとののみたいに、いつも一緒にいるわけじゃないのに。
だって、あたしよりきっと美貴ちゃんの方が無理してる。
いつもののにべったりなあたし。
それをいつも近くで見てる美貴ちゃん。
ごめんね。
なのに、あたしはあなたの親友に嫉妬する…。
あたしとののみたいに、いつも一緒にいるわけじゃないのに。
そっと唇を離すと、目を閉じてうっとりと微笑んでた。
額に口付けると、ゆっくりと目を開く。
「のぼせちゃうから、出よ?」
「もう、のぼせてる」
ふふふっ…って笑って、『えっ?』って顔したあたしを置いて湯船から上がった。
額に口付けると、ゆっくりと目を開く。
「のぼせちゃうから、出よ?」
「もう、のぼせてる」
ふふふっ…って笑って、『えっ?』って顔したあたしを置いて湯船から上がった。
まだ残るキスの余韻。
ホントにちょっとのぼせたみたいで、少しくらくらした。
どーせすぐ脱いじゃうんだよね…って思いながらパジャマに着替えて、ベッドのある部屋に向かった。たぶん、先に出た美貴ちゃんが転がってると思うから。
ホントにちょっとのぼせたみたいで、少しくらくらした。
どーせすぐ脱いじゃうんだよね…って思いながらパジャマに着替えて、ベッドのある部屋に向かった。たぶん、先に出た美貴ちゃんが転がってると思うから。
冷蔵庫からペットボトルのお茶を取ってから部屋に入った。
ベッドにうつぶせになっていた美貴ちゃんからキツイお言葉。
「おっそーい!」
「ごめんね。おまたせ」
よいしょとベッドに腰掛けてとりあえずお茶を一口。
そしたら、くいとパジャマのすそを引っ張られた。
「美貴にも一口ちょーだい」
「うん」
もう一度お茶を口に含むと、仰向けになった美貴ちゃんの唇に重ねて、ゆっくりと流し込む。
こくんと喉がなった。
「…ありがと」
そして、また引き寄せてられて深い深い口付け。
美貴ちゃんの腕がゆっくりとあたしのカラダに巻きつく。
急いでペットボトルのふたをきつく閉めると、まるでそれを待っていたかのようにくるりとカラダが反転した。
ベッドにうつぶせになっていた美貴ちゃんからキツイお言葉。
「おっそーい!」
「ごめんね。おまたせ」
よいしょとベッドに腰掛けてとりあえずお茶を一口。
そしたら、くいとパジャマのすそを引っ張られた。
「美貴にも一口ちょーだい」
「うん」
もう一度お茶を口に含むと、仰向けになった美貴ちゃんの唇に重ねて、ゆっくりと流し込む。
こくんと喉がなった。
「…ありがと」
そして、また引き寄せてられて深い深い口付け。
美貴ちゃんの腕がゆっくりとあたしのカラダに巻きつく。
急いでペットボトルのふたをきつく閉めると、まるでそれを待っていたかのようにくるりとカラダが反転した。
「梨華ちゃん」
あたしを組み敷く美貴ちゃんのどこか切なげな表情。強く求めてくる熱い瞳に胸が焼かれる。
ペットボトルをベッドの下に落として、視線を絡ませながら首に腕を回した。
「…いいよ」
目を閉じたら、額に優しいキス。
それがあなたからの合図。
激しくて優しい夜のはじまりを告げる合図。
あたしを組み敷く美貴ちゃんのどこか切なげな表情。強く求めてくる熱い瞳に胸が焼かれる。
ペットボトルをベッドの下に落として、視線を絡ませながら首に腕を回した。
「…いいよ」
目を閉じたら、額に優しいキス。
それがあなたからの合図。
激しくて優しい夜のはじまりを告げる合図。
首筋。頬。まぶた。唇…。
あたたかいキスの雨。
ボタンを外し終えた手が胸を包み込む。
包むように優しく、けれど時に強く、感触を楽しむように揉みしだく。
あたたかいキスの雨。
ボタンを外し終えた手が胸を包み込む。
包むように優しく、けれど時に強く、感触を楽しむように揉みしだく。
「あっ…!」
ふいに乳首に触れた指。
「もう固くなってる…。かわいい…」
目を細めてうれしそうに笑うから、恥ずかしくなって顔そむけたら首筋に唇が触れた。
「ね、こっち…見て」
「え…あ…んっ! …あっ!」
美貴ちゃんの舌が乳首に絡みつく。
そのままに口に含んだりしてもてあそびながら、着ているものを剥がしていく。
ぼんやりとかすんでいく意識の中で、あたしも美貴ちゃんのパジャマに手をかけた。
ふいに乳首に触れた指。
「もう固くなってる…。かわいい…」
目を細めてうれしそうに笑うから、恥ずかしくなって顔そむけたら首筋に唇が触れた。
「ね、こっち…見て」
「え…あ…んっ! …あっ!」
美貴ちゃんの舌が乳首に絡みつく。
そのままに口に含んだりしてもてあそびながら、着ているものを剥がしていく。
ぼんやりとかすんでいく意識の中で、あたしも美貴ちゃんのパジャマに手をかけた。
荒く弾む息。
激しさを増す鼓動。
熱いカラダ。
激しさを増す鼓動。
熱いカラダ。
抱きしめてくれる体温の心地よさ。
滑らかな肌の感触。
まっすぐに見つめる瞳のやさしさと力強さ。
「りか…」
囁くようにあたしを呼ぶ掠れた声。
滑らかな肌の感触。
まっすぐに見つめる瞳のやさしさと力強さ。
「りか…」
囁くようにあたしを呼ぶ掠れた声。
熱い。
その手が、まなざしが与えてくれる快感に溺れていく。
その手が、まなざしが与えてくれる快感に溺れていく。
あたしを乱していくそのすべてに感じる美貴ちゃんのキモチ。
「みきちゃ…んっ…。っ…はっ! ああぁっ!」
真っ白になっていく。
「…すきっ…! あんっ……みきぃっ!!」
唇に感触。そして、囁き…。
「美貴も…すきだよ…」
真っ白になったあたしの目に最後に映ったのは、包むようなやさしい微笑みだった。
「美貴も…すきだよ…」
真っ白になったあたしの目に最後に映ったのは、包むようなやさしい微笑みだった。
満ち足りただるさを感じながら、ゆっくりとまぶたを開くと、
「起こしちゃった?」
美貴ちゃんがさっきみたいに微笑んでいた。
「ううん。そんなことないよ。なんとなく…目が覚めた」
「そっか」
あたしを胸に抱いて、いじるように髪を撫でる。
美貴ちゃんを抱きしめた。
「ごめんね。みきちゃん」
「なんで?」
「だって…」
さびしかったよね…って言おうとする前にキスで遮られた。
「みきちゃん?」
「いいの。もう。今のことだけ考えよう?」
「うん」
うなずいたら、よしよしって頭を撫でられた。
「起こしちゃった?」
美貴ちゃんがさっきみたいに微笑んでいた。
「ううん。そんなことないよ。なんとなく…目が覚めた」
「そっか」
あたしを胸に抱いて、いじるように髪を撫でる。
美貴ちゃんを抱きしめた。
「ごめんね。みきちゃん」
「なんで?」
「だって…」
さびしかったよね…って言おうとする前にキスで遮られた。
「みきちゃん?」
「いいの。もう。今のことだけ考えよう?」
「うん」
うなずいたら、よしよしって頭を撫でられた。
なんかコドモ扱い?
ちょっと悔しいって言うか、強がってるわけじゃないんだよね?
ちょっと悔しいって言うか、強がってるわけじゃないんだよね?
っていうか、夜はまだまだ長いし、明日はお休み。
お昼までこうしてベッドで二人っていうのも、いいよねぇ。
お昼までこうしてベッドで二人っていうのも、いいよねぇ。
「みきちゃん」
「ん?」
「寝かさないよ?」
ゆっくりと上に覆いかぶさる。ほら、あたしばっかりっていうのは、不公平でしょ。
「ホントに?」
試すように意地悪く笑って見せるから、答えの代わりにふかーい口付け。
「ん?」
「寝かさないよ?」
ゆっくりと上に覆いかぶさる。ほら、あたしばっかりっていうのは、不公平でしょ。
「ホントに?」
試すように意地悪く笑って見せるから、答えの代わりにふかーい口付け。
愛してくれた分だけ、いくらでも倍にして愛するの。
それがいつも美貴ちゃんがあたしにしてくれること。
それがあたしができること。
もっと甘えて?
もっと求めて?
それがいつも美貴ちゃんがあたしにしてくれること。
それがあたしができること。
もっと甘えて?
もっと求めて?
「すき」
一言だけじゃ満たされない。
だけど、その一言で満たされる。
だけど、その一言で満たされる。
あなたがすき。
(2004/3/4)