たぶん素敵妄想集(爆@ ウィキ
NON STOP ~オトナの階段~
最終更新:
Bot(ページ名リンク)
-
view
「おっはよーございまーす!」
今日もお仕事。
今日もお仕事。
「おはよー」
「おはよう。のんちゃん」
「おはよう。のんちゃん」
などなど。いつものやりとり。
中に入ってカバンを置いて……あれ?
「りかちゃんは?」
いっつものぉより早いりかちゃんがいない。
そしたら豆がさっき入ってきた楽屋のドアを指差した。
「あー。石川さんだったら、さっき藤本さんとどっかいきましたよ」
「そうなんだ。豆、ありがとっ」
とりあえずダッシュで楽屋を飛び出した。
中に入ってカバンを置いて……あれ?
「りかちゃんは?」
いっつものぉより早いりかちゃんがいない。
そしたら豆がさっき入ってきた楽屋のドアを指差した。
「あー。石川さんだったら、さっき藤本さんとどっかいきましたよ」
「そうなんだ。豆、ありがとっ」
とりあえずダッシュで楽屋を飛び出した。
楽屋の廊下って走っちゃいけないんだって。
でも今ののぉにはそんなことどーでもよくって、とにかくりかちゃん。
そう思ってたら…。
「あっ! ミキティ!」
「あっ。辻ちゃん。おはよー」
片手を挙げてこっちに向かってくる。けど…あれ?
「うん。おはよ。ミキティ。ねぇ、りかちゃんは?」
「りかちゃん?」
なんとなくぴたってミキティがひっついてきて、って…ちょっとミキティ。どこ触ってんの。
ミキティも結構甘えんぼだから、なんかこうくっついたりとかするんだけど、微妙なとこ触ってくんだよねぇ。え? どこって…。いやん。はずかしー。へへへ。
ミキティはうれしそうにのぉの肩を抱きながら二の腕を触ったりして考え込んでる。
ってかさあ、さっきまで一緒にいたんでしょ?
「んー。あぁ、さっきよっちゃんとお昼食べにいったよ」
「お昼? んー。とーちゃんと一緒かぁ」
ってことは地下の喫茶店かな。
「ってあれ? ミキティは一緒にいかなかったの?」
「うん。今日歌の撮りで亜弥ちゃん来てるから」
あぁ。なるほどねぇ。なんかさぁ、うれしそうにも残念そうにも見えるその笑顔は何?
「じゃあ、のぉ、行くね。まだあとでねー」
「はいはい」
ミキティに手を振って、今度は地下の喫茶店へ。
でも今ののぉにはそんなことどーでもよくって、とにかくりかちゃん。
そう思ってたら…。
「あっ! ミキティ!」
「あっ。辻ちゃん。おはよー」
片手を挙げてこっちに向かってくる。けど…あれ?
「うん。おはよ。ミキティ。ねぇ、りかちゃんは?」
「りかちゃん?」
なんとなくぴたってミキティがひっついてきて、って…ちょっとミキティ。どこ触ってんの。
ミキティも結構甘えんぼだから、なんかこうくっついたりとかするんだけど、微妙なとこ触ってくんだよねぇ。え? どこって…。いやん。はずかしー。へへへ。
ミキティはうれしそうにのぉの肩を抱きながら二の腕を触ったりして考え込んでる。
ってかさあ、さっきまで一緒にいたんでしょ?
「んー。あぁ、さっきよっちゃんとお昼食べにいったよ」
「お昼? んー。とーちゃんと一緒かぁ」
ってことは地下の喫茶店かな。
「ってあれ? ミキティは一緒にいかなかったの?」
「うん。今日歌の撮りで亜弥ちゃん来てるから」
あぁ。なるほどねぇ。なんかさぁ、うれしそうにも残念そうにも見えるその笑顔は何?
「じゃあ、のぉ、行くね。まだあとでねー」
「はいはい」
ミキティに手を振って、今度は地下の喫茶店へ。
まったくさぁ。
お昼食べるんなら待っててくれたっていいのに。
お昼食べるんなら待っててくれたっていいのに。
エレベーターの前まで行ったら、あっ。もう少しで来るみたい。
階段使おうかなぁと思っていたら、その隣のエレベーターのドアが開いた。
ガーッって、開いてそっから出てきたのは…えっ!?
「よっちゃん!?」
「よっ。のの、おはよ」
「あ、うん。おはよ…。あれ? あのさぁ、よっちゃん…りかちゃんとお昼食べてたんじゃないの?」
「うん? あぁ。一緒だったよ。でもさ、あたしコントのリハがあるからさ。先に戻ってきたんだよね」
「ふーん」
「じゃあ、まだりかちゃんいる?」
そしたら、よっちゃんがあごに手をあてて難しいカオで斜めを上を見上げた。
「どーだろー。梨華ちゃんも食べ終わってたし。ちょうど美勇伝の二人が来たから、いいかなぁと思ってさぁ」
「ふーん。そっかぁ」
「まっ。とにかく行ってみな」
「うん。そーする。じゃね、よっちゃん」
「おぅ。あとでね」
よっちゃんに手を振った。
一つは1番下からこっちに向かってくる途中。もう一つは一番上からこっちに来る途中。とりあえず当分来ないみたいだから、しょーがない階段使おう。
階段使おうかなぁと思っていたら、その隣のエレベーターのドアが開いた。
ガーッって、開いてそっから出てきたのは…えっ!?
「よっちゃん!?」
「よっ。のの、おはよ」
「あ、うん。おはよ…。あれ? あのさぁ、よっちゃん…りかちゃんとお昼食べてたんじゃないの?」
「うん? あぁ。一緒だったよ。でもさ、あたしコントのリハがあるからさ。先に戻ってきたんだよね」
「ふーん」
「じゃあ、まだりかちゃんいる?」
そしたら、よっちゃんがあごに手をあてて難しいカオで斜めを上を見上げた。
「どーだろー。梨華ちゃんも食べ終わってたし。ちょうど美勇伝の二人が来たから、いいかなぁと思ってさぁ」
「ふーん。そっかぁ」
「まっ。とにかく行ってみな」
「うん。そーする。じゃね、よっちゃん」
「おぅ。あとでね」
よっちゃんに手を振った。
一つは1番下からこっちに向かってくる途中。もう一つは一番上からこっちに来る途中。とりあえず当分来ないみたいだから、しょーがない階段使おう。
あー。まだいるかなぁ。
ってゆーか、のぉもおなかすいてきた。
なんかおごってもらおーって、りかちゃんケチだからダメか。
ってゆーか、のぉもおなかすいてきた。
なんかおごってもらおーって、りかちゃんケチだからダメか。
ドン! ドン! ドン!
っと、地下到着っと。
さーてと…っと、喫茶店へ…と思ったらエレベーターを待ってるびゆーでんの二人。
「ねーあのー」
走り寄って慌てて声をかけた。
のぉに気づいたおねーさんな方、ええっとみよしさん?だっけ…がぺこりと会釈してくれた。
「あっ。辻さん。おはようございます」
「おはーよーございます。辻さん」
その隣にいるおかだちゃんがちょっと大阪弁な感じでほわって笑ってぺこり。
「あっ。おはよーございまーす」
二人とも私服だけど大人っぽいよね。こーみると、りかちゃんけっこー若いかも。ってか、おこちゃま? おかだちゃんものぉとタメにはあんま見えないし。
って、それはいいとして。
「ね。りかちゃん、一緒じゃないの?」
そしたら、二人はちょっと首をかしげてカオを見合った。
「石川さんなら、さっき飯田さんに呼ばれて先に戻りましたよ」
みよしちゃんがなんとなく上を指差す。おかだちゃんはなんか眠そうな目でみよしちゃん見てうなずいてるし。
「そっ…そーなの!?」
うげ…。もしかしてすれ違い? のぉ…そんなによっちゃんと長くしゃべってたっけ!?
ってか…かおりぃ!?
「どっ…どれくらい前?」
「んー…。もぉ10分くらい前?」
って言ったおかだちゃんがみよしちゃんを見て、みよしちゃんがこくんとうなずく。
10分って…もしかして、のぉがよっちゃんと話したあとに見たエレベーターに乗ってたとか…。
たしか地下から上にくるのあったし…。
あちゃー。
「そーなんだ。ありがとー」
解ったからには今度は上へ。
エレベーターまだ来ないみたいだから、また階段で逆戻り…。
はぁ……。
っと、地下到着っと。
さーてと…っと、喫茶店へ…と思ったらエレベーターを待ってるびゆーでんの二人。
「ねーあのー」
走り寄って慌てて声をかけた。
のぉに気づいたおねーさんな方、ええっとみよしさん?だっけ…がぺこりと会釈してくれた。
「あっ。辻さん。おはようございます」
「おはーよーございます。辻さん」
その隣にいるおかだちゃんがちょっと大阪弁な感じでほわって笑ってぺこり。
「あっ。おはよーございまーす」
二人とも私服だけど大人っぽいよね。こーみると、りかちゃんけっこー若いかも。ってか、おこちゃま? おかだちゃんものぉとタメにはあんま見えないし。
って、それはいいとして。
「ね。りかちゃん、一緒じゃないの?」
そしたら、二人はちょっと首をかしげてカオを見合った。
「石川さんなら、さっき飯田さんに呼ばれて先に戻りましたよ」
みよしちゃんがなんとなく上を指差す。おかだちゃんはなんか眠そうな目でみよしちゃん見てうなずいてるし。
「そっ…そーなの!?」
うげ…。もしかしてすれ違い? のぉ…そんなによっちゃんと長くしゃべってたっけ!?
ってか…かおりぃ!?
「どっ…どれくらい前?」
「んー…。もぉ10分くらい前?」
って言ったおかだちゃんがみよしちゃんを見て、みよしちゃんがこくんとうなずく。
10分って…もしかして、のぉがよっちゃんと話したあとに見たエレベーターに乗ってたとか…。
たしか地下から上にくるのあったし…。
あちゃー。
「そーなんだ。ありがとー」
解ったからには今度は上へ。
エレベーターまだ来ないみたいだから、また階段で逆戻り…。
はぁ……。
もー!
なんでいったりきたりなんだよぉ! かおりのばかーっ!
なんでいったりきたりなんだよぉ! かおりのばかーっ!
階段を駆け上がってまた楽屋に戻ると、かおりがイスに座って本を読んでた。
「ええええええっ!」
のぉの声に豆がびくってした。
だって、りかちゃんいないもんだもん。
もぉ!
「かーおりー!」
「あっ。のんちゃん。おはよー」
カオリがにっこり微笑んでぱたんと本を閉じたから、そのままえいって膝の上に飛び込んで座ってがくがくと肩を揺らした。
「かおりー! りかちゃんはぁ!」
「わっ! ちょっとっ! のんちゃんっ! 暴れないでっ!」
「ねぇーぇー! りぃーかぁーちゃん!」
そしたら、かおりがちょっとさびしーなカオして。
「もぅ。石川石川って…。なによぉ…」
あぁ…。
もー。オトナなのに、かわいいなぁ。
ぎゅってかおりの首に腕を回して、ぺたって体をくっつけた。
「だってぇ。まだあいさつしてないもん」
「あー。そうなのかぁ。石川ならさっき圭ちゃんとスタジオに行ったよ」
「ふーん。ありがと。かおりん」
ちゅってほっぺにキスして、
「のぉ、かおりもだいすきだよ」
「うんうん」
うれしそうに目を細めるかおり。
なんか頭撫でてくれてね、気持ちいーの。へへへへ…。
…。
…。
って、寝ちゃダメだって。
「ごめんね。じゃぁ、おばちゃん探してくる」
「うん。いってらっしゃい」
「ええええええっ!」
のぉの声に豆がびくってした。
だって、りかちゃんいないもんだもん。
もぉ!
「かーおりー!」
「あっ。のんちゃん。おはよー」
カオリがにっこり微笑んでぱたんと本を閉じたから、そのままえいって膝の上に飛び込んで座ってがくがくと肩を揺らした。
「かおりー! りかちゃんはぁ!」
「わっ! ちょっとっ! のんちゃんっ! 暴れないでっ!」
「ねぇーぇー! りぃーかぁーちゃん!」
そしたら、かおりがちょっとさびしーなカオして。
「もぅ。石川石川って…。なによぉ…」
あぁ…。
もー。オトナなのに、かわいいなぁ。
ぎゅってかおりの首に腕を回して、ぺたって体をくっつけた。
「だってぇ。まだあいさつしてないもん」
「あー。そうなのかぁ。石川ならさっき圭ちゃんとスタジオに行ったよ」
「ふーん。ありがと。かおりん」
ちゅってほっぺにキスして、
「のぉ、かおりもだいすきだよ」
「うんうん」
うれしそうに目を細めるかおり。
なんか頭撫でてくれてね、気持ちいーの。へへへへ…。
…。
…。
って、寝ちゃダメだって。
「ごめんね。じゃぁ、おばちゃん探してくる」
「うん。いってらっしゃい」
楽屋を出て今度はおばちゃんを探す。
でも、どこにいるんだろうと思ってたら、
「あっ!」
向こうから歩いてくるおばちゃん。
「おばちゃーん!」
「あらっ。つーじー。おはよー」
そのままどんってぶち当たったら、おばちゃん、ふらりとよろけた。
「ちょっとぉ! 痛いじゃない。もぅ。そんなにあたしのことすきなの? きゃっ」
っていうから、いちおーお約束。
「おぇーっ」
「こらっ!」
そしたら、後ろにいたなちみがけたけた笑って「おえーっ」って。
「もー! なっちもひどーい! そんなあたしがかわいいからって、嫉妬しないでちょーだい」
っていうから、
「「おえーっ」」
って。そして、けたけたと二人で笑った。
おばちゃんもなんか呆れた顔して笑ってるし。
「もぉ。なんなのよ。つーじー」
「あっ。そーだ。りかちゃんは? 一緒じゃないの?」
「石川? スタジオに行って、すぐに用事終わったから戻る途中までは一緒だったけど、今あいぼんと一緒にしゃべってるわよ」
「えっ!?」
「あー。でも、あいぼんあのあとスタッフさんに呼ばれてなかったけ?」
って、なちみ。
「そーいやそーだわ」
「ってことは…りかちゃん、今どこ?」
そしたら、おばちゃんとなちみ、二人してお互いの顔を見て…。
「さぁ…」
だって。
でも、どこにいるんだろうと思ってたら、
「あっ!」
向こうから歩いてくるおばちゃん。
「おばちゃーん!」
「あらっ。つーじー。おはよー」
そのままどんってぶち当たったら、おばちゃん、ふらりとよろけた。
「ちょっとぉ! 痛いじゃない。もぅ。そんなにあたしのことすきなの? きゃっ」
っていうから、いちおーお約束。
「おぇーっ」
「こらっ!」
そしたら、後ろにいたなちみがけたけた笑って「おえーっ」って。
「もー! なっちもひどーい! そんなあたしがかわいいからって、嫉妬しないでちょーだい」
っていうから、
「「おえーっ」」
って。そして、けたけたと二人で笑った。
おばちゃんもなんか呆れた顔して笑ってるし。
「もぉ。なんなのよ。つーじー」
「あっ。そーだ。りかちゃんは? 一緒じゃないの?」
「石川? スタジオに行って、すぐに用事終わったから戻る途中までは一緒だったけど、今あいぼんと一緒にしゃべってるわよ」
「えっ!?」
「あー。でも、あいぼんあのあとスタッフさんに呼ばれてなかったけ?」
って、なちみ。
「そーいやそーだわ」
「ってことは…りかちゃん、今どこ?」
そしたら、おばちゃんとなちみ、二人してお互いの顔を見て…。
「さぁ…」
だって。
しょーがないから楽屋に戻った。
「ほーらぁ。しょんぼりしないの。ほら、のの笑って笑って」
なちみがぎゅっとしてくれる。
「ほんっとに、ののはりかちゃんすきなんだねぇ」
とてとてと歩きながら楽屋に入ったら、あれ?
「あいぼん?」
「のん、おはよー」
「おはよ。あいぼん。あの…りかちゃんと話してたんじゃなかったの?」
「いつ?」
「さっき」
「うん。話してたよ」
「でも、そのあと呼ばれたって」
「うん。でもすぐに終わった」
「で?」
なんでここにいるの? だってのんたち戻ってくるときあいぼんもりかちゃんも見なかったけど…。
そしたら、あいぼんはにこっと笑った。
「あたし向こうの階段から戻ってきたから」
そう言って、のぉたちが来たのとは逆の方を指差した。
そっか。なちみもおばちゃんもスタジオから戻ってくる途中。でも、ここってちょうど真ん中へんだから、どっちからでも戻ってこれるんだよね。
「あぁ…。そっか」
「ね、あいぼん。りかちゃんは?」
「トイレ行ってくるって」
「そっか。ありがと!」
「上の階の右側だよ」
「うんっ!」
だーって走り出したのぉの耳にコンちゃんの「しないよ」って声と、マコトの「なんじゃそりゃ」ってやれやれっていう笑い顔がチラッと見えた。
「ほーらぁ。しょんぼりしないの。ほら、のの笑って笑って」
なちみがぎゅっとしてくれる。
「ほんっとに、ののはりかちゃんすきなんだねぇ」
とてとてと歩きながら楽屋に入ったら、あれ?
「あいぼん?」
「のん、おはよー」
「おはよ。あいぼん。あの…りかちゃんと話してたんじゃなかったの?」
「いつ?」
「さっき」
「うん。話してたよ」
「でも、そのあと呼ばれたって」
「うん。でもすぐに終わった」
「で?」
なんでここにいるの? だってのんたち戻ってくるときあいぼんもりかちゃんも見なかったけど…。
そしたら、あいぼんはにこっと笑った。
「あたし向こうの階段から戻ってきたから」
そう言って、のぉたちが来たのとは逆の方を指差した。
そっか。なちみもおばちゃんもスタジオから戻ってくる途中。でも、ここってちょうど真ん中へんだから、どっちからでも戻ってこれるんだよね。
「あぁ…。そっか」
「ね、あいぼん。りかちゃんは?」
「トイレ行ってくるって」
「そっか。ありがと!」
「上の階の右側だよ」
「うんっ!」
だーって走り出したのぉの耳にコンちゃんの「しないよ」って声と、マコトの「なんじゃそりゃ」ってやれやれっていう笑い顔がチラッと見えた。
もぉね、止まらないよ。
階段だーって駆け上がって、あいぼんが教えてくれたトイレに飛び込んだ。
「りかちゃん!」
「あっ。のぉ、おはよー」
「おはよーじゃなーいっ!」
まだ手を洗ってるりかちゃんに後ろから飛びついた。
「探したんだからぁ!」
「あはははっ。そうなの? ごめんね」
「そーだよー。地下行ったりしたさぁ、たいへんだったんだからぁ!」
「そっかそっか。ごめんごめん」
「もぉ!」
りかちゃんは手を拭くと、抱きついたのぉの腕を解いて向きを変えた。
「ごめんね。お疲れ様」
そして、ぎゅうって。
もぉ…。怒る気なくなっちゃうじゃん…。
ほっそいりかちゃんのカラダをぎゅうって抱きしめて、なんかあったかい。
「探したんだからね…」
「うん」
ゆっくりゆっくりのぉの髪をなでてくれるりかちゃん。
「どーしたら、機嫌…なおしてくれるかなぁ」
って困ったように笑うから、
「じゃあさ、キスして」
って、背伸びして目を閉じた。
くすってりかちゃんの笑い声。
「はいはい。お姫様」
そしてふんわりと触れた唇。
もぉ…。お姫様って、自分じゃんよ。
ちゅって音を立てて離れようとしたから、のぉから追いかけた。
そしたら……ね、帰ってきたのは大人のキス。
階段だーって駆け上がって、あいぼんが教えてくれたトイレに飛び込んだ。
「りかちゃん!」
「あっ。のぉ、おはよー」
「おはよーじゃなーいっ!」
まだ手を洗ってるりかちゃんに後ろから飛びついた。
「探したんだからぁ!」
「あはははっ。そうなの? ごめんね」
「そーだよー。地下行ったりしたさぁ、たいへんだったんだからぁ!」
「そっかそっか。ごめんごめん」
「もぉ!」
りかちゃんは手を拭くと、抱きついたのぉの腕を解いて向きを変えた。
「ごめんね。お疲れ様」
そして、ぎゅうって。
もぉ…。怒る気なくなっちゃうじゃん…。
ほっそいりかちゃんのカラダをぎゅうって抱きしめて、なんかあったかい。
「探したんだからね…」
「うん」
ゆっくりゆっくりのぉの髪をなでてくれるりかちゃん。
「どーしたら、機嫌…なおしてくれるかなぁ」
って困ったように笑うから、
「じゃあさ、キスして」
って、背伸びして目を閉じた。
くすってりかちゃんの笑い声。
「はいはい。お姫様」
そしてふんわりと触れた唇。
もぉ…。お姫様って、自分じゃんよ。
ちゅって音を立てて離れようとしたから、のぉから追いかけた。
そしたら……ね、帰ってきたのは大人のキス。
うっはーーーーっ!
カラダが熱い。
でも…。うん。そのたびに思うの。
でも…。うん。そのたびに思うの。
りかちゃん、だいすき。
楽屋へ戻る帰り道、りかちゃんと手を繋いだ。
なんかね、それだけで満足。
へへーって笑ったら、ふんわりと微笑んだりかちゃん。
まだそれでも妹なのかな? 娘みたいって思われてんのかなぁ?
「のぉ?」
「うん。ねぇ。りかちゃん」
「ん?」
「うん。だいすき」
何度言っても足らないし、だから、もっかいキスした。
りかちゃんは照れくさそうに笑ってて…。
なんかね、それだけで満足。
へへーって笑ったら、ふんわりと微笑んだりかちゃん。
まだそれでも妹なのかな? 娘みたいって思われてんのかなぁ?
「のぉ?」
「うん。ねぇ。りかちゃん」
「ん?」
「うん。だいすき」
何度言っても足らないし、だから、もっかいキスした。
りかちゃんは照れくさそうに笑ってて…。
いつかのぉがりかちゃんみたいなオトナになったらさ、そんときは…コイビトみたいに…なれるかな?
(2004/10/10)