たぶん素敵妄想集(爆@ ウィキ
オコサマ、フタリ。
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rm96
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二十歳なんだなぁ。
オトナって実感があんまり湧かない。
それは彼女もおんなじみたいで、いつもあたしが見てる前でよっちゃんとべたべた。
他のコとべたべたべた。
それは彼女もおんなじみたいで、いつもあたしが見てる前でよっちゃんとべたべた。
他のコとべたべたべた。
はぁーっ。
ちょっとぉ。
そんなによっちゃんすきなら、よっちゃんの恋人になれば?
そんなによっちゃんすきなら、よっちゃんの恋人になれば?
なんてことを思ってたら、
「りぃかちゃん」
言葉の最後にハートマークつけて、ぎゅうっと抱きついてきた美貴ちゃん。
「ね、ね。何拗ねてんの?」
わかってんなら聞かないで。もぉ。
「かーわぃぃ」
ほんっと、まるでコドモアツカイ。
よしよしって頭撫でられて、たった1ヶ月、いやいや38日しか違わなくても、あたしの方がおねーさんなのにさぁ…。
「ね、ね? そーんな顔してると、食べちゃうよ?」
「そーんな顔って?」
「こーんな顔」
わざとしらくほっぺ膨らませて。
だいたいもぉ食べられちゃってるじゃん…あたし。
「りぃかちゃん」
言葉の最後にハートマークつけて、ぎゅうっと抱きついてきた美貴ちゃん。
「ね、ね。何拗ねてんの?」
わかってんなら聞かないで。もぉ。
「かーわぃぃ」
ほんっと、まるでコドモアツカイ。
よしよしって頭撫でられて、たった1ヶ月、いやいや38日しか違わなくても、あたしの方がおねーさんなのにさぁ…。
「ね、ね? そーんな顔してると、食べちゃうよ?」
「そーんな顔って?」
「こーんな顔」
わざとしらくほっぺ膨らませて。
だいたいもぉ食べられちゃってるじゃん…あたし。
でも、そんな美貴ちゃんもコドモみたい。
だって、あたしが拗ねてるのおもしろがってて、躍起になってからかってる。
だって、あたしが拗ねてるのおもしろがってて、躍起になってからかってる。
それが、なんかおかくしって、
「あ? 何がおかしいのよ」
「だって…美貴ちゃん、コドモみたい」
そしたら、今度は美貴ちゃんが拗ねだした。
「あ? 何がおかしいのよ」
「だって…美貴ちゃん、コドモみたい」
そしたら、今度は美貴ちゃんが拗ねだした。
「なによぉ。せーっかく梨華ちゃんからかって遊んでたのに」
「なんだ。あたし遊ばれてたんだ」
「そーだよ。だって、そうじゃないと梨華ちゃん、こっち見てくんないじゃん」
「なんだ。あたし遊ばれてたんだ」
「そーだよ。だって、そうじゃないと梨華ちゃん、こっち見てくんないじゃん」
だからよっちゃんとか他のコとかにべたべたして…。
「せーっかく梨華ちゃんのコト、食べちゃおうと思ったのにさぁ」
「ふふっ。そっか。怖いなぁ。オオカミさんがいる」
「ふふっ。そっか。怖いなぁ。オオカミさんがいる」
そしたらガオーッって、美貴ちゃん。
きゅうって、あたしのカラダを両腕でしっかりと閉じ込めて、
「誕生日…おめでと」
ふわりと重なった唇。
きゅうって、あたしのカラダを両腕でしっかりと閉じ込めて、
「誕生日…おめでと」
ふわりと重なった唇。
目の前でえへって笑ってる美貴ちゃんの顔は桃色で。
みんなの目を盗んで奪われた唇はほんの一瞬だったのに、すごく熱くって…。
みんなの目を盗んで奪われた唇はほんの一瞬だったのに、すごく熱くって…。
「ありがと」
お返しに、キスをした。
なんだか急に恥ずかしくなって真っ赤になって。
へんなの。
へんなの。
結局まだまだコドモな二人。
ゆっくりゆっくり、素敵なオトナに…なれるといいね。
ゆっくりゆっくり、素敵なオトナに…なれるといいね。
(2005/1/19)