たぶん素敵妄想集(爆@ ウィキ
王子様とお姫様
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こわーい顔したおねぇさん達が9人。
あーあ。かったるい…。
美貴が何したっつーの。
美貴が何したっつーの。
自分で言うのもなんだけど、美貴はカワイイ。
それは罪なことらしく、生意気だとかって理由をつけてケンカを売られる。
それは罪なことらしく、生意気だとかって理由をつけてケンカを売られる。
しかし、同じくらいかわいいのだったら、いくらでもいるだろうに。
たとえば一こ下ならあやっぺとか合唱部の愛ちゃんとか、同級生ならごっちんとか、あと、ほら、いしかーさんとか。
たとえば一こ下ならあやっぺとか合唱部の愛ちゃんとか、同級生ならごっちんとか、あと、ほら、いしかーさんとか。
それ以前にさ、恥ずかしくないのかね。こーゆーの。いい歳なんだからさぁ。
…などと思ってる間にも、
…などと思ってる間にも、
「人の彼を誘惑しておいて!」
なーんて、一番後ろにいるヤツがわめいてる。
前にはずらりと、どう集めたのか格闘系の部活の連中。ごついねぇ。
あのさぁ、だったら守られてないで堂々と真ん前で言ったら?
前にはずらりと、どう集めたのか格闘系の部活の連中。ごついねぇ。
あのさぁ、だったら守られてないで堂々と真ん前で言ったら?
だいたい、美貴、あんたの彼なんて知らないし。
好きな人いるし。片思いだけど…。
好きな人いるし。片思いだけど…。
そんなこっちの気持ちなど知る由もなくわめいてる。
いい加減うんざりしてるところに…
いい加減うんざりしてるところに…
キィッ…。
屋上のドアが開いた。
ちょっとだけ、もしや助っ人現る? なーんて、ヨシコ登場を期待したけど、すぐにため息に変わった。
あーあー。タイミングの悪い。まぁ、彼女らしいけどね。
現れたのはお姫様。
いしかーさんはフェンスに寄りかかってうんざりしてる美貴と、それを囲む怖いお姉さま方、もとい女王様と魔物の群れを見ると、眉間に少ししわを寄せた。
「美貴ちゃん?」
まぁ、言っても遅いと思うけど。
「早く戻った方がいいよ。危ないから」
いしかーさんの目がお姉さま方に向けられる。
ブレザーのポケットに突っ込んでた手をだして、しっしっと追い払うように振ったけど、彼女に動く気配がない。
「美貴ちゃん?」
まぁ、言っても遅いと思うけど。
「早く戻った方がいいよ。危ないから」
いしかーさんの目がお姉さま方に向けられる。
ブレザーのポケットに突っ込んでた手をだして、しっしっと追い払うように振ったけど、彼女に動く気配がない。
おいおい! やばいって…。
「え、でも…」
いしかーさんの視線に促されてドアの方を見ると、しっかり一人立ちふさがっている。
いしかーさんの視線に促されてドアの方を見ると、しっかり一人立ちふさがっている。
「当然よね。それに、あんたも何気にけっこう目障りだし」
とは悪い女王様のお言葉。
とは悪い女王様のお言葉。
そうなんだよね…。
ヨシコ曰く、『梨華ちゃんとミキティってさ、学園内での因縁のつけやすさTOP2だよねー』だそうで、美貴は生意気、梨華ちゃんは嫉妬を理由によく呼び出される。
女って同性には容赦ないからね。そのたんびに美貴がどれだけドキドキしてるか、梨華ちゃんは知らない。
まぁ、いつも何事もないから、それはそれでホッとするんだけど。それに、そばにはいつも騎士(ナイト)が控えてるわけだし。
ヨシコ曰く、『梨華ちゃんとミキティってさ、学園内での因縁のつけやすさTOP2だよねー』だそうで、美貴は生意気、梨華ちゃんは嫉妬を理由によく呼び出される。
女って同性には容赦ないからね。そのたんびに美貴がどれだけドキドキしてるか、梨華ちゃんは知らない。
まぁ、いつも何事もないから、それはそれでホッとするんだけど。それに、そばにはいつも騎士(ナイト)が控えてるわけだし。
けど、今日はその騎士もいないわけで…。
「ちょっとぉ。あんたたちのターゲットは美貴じゃないの? 関係ないでしょ。梨華ちゃんは」
注意をこっちに引きつけつつ、梨華ちゃんをかばうように前に立つ。
「うるさい! 二人まとめてつぶしてやるっ!」
だって。こわっ…。
それが合図になって、子分どもが一斉にかかってきた。
注意をこっちに引きつけつつ、梨華ちゃんをかばうように前に立つ。
「うるさい! 二人まとめてつぶしてやるっ!」
だって。こわっ…。
それが合図になって、子分どもが一斉にかかってきた。
こーなると、お姫様を守るのは騎士のお仕事。
「梨華ちゃん、美貴から離れないで」
「美貴ちゃん…」
軽やかに拳をかわすと、有無を言わさずみぞおちに重い一発を叩き込む。
こーゆー目にばっかあってると、自然と強くなっちゃうんだよね。たぶん。
「梨華ちゃん、美貴から離れないで」
「美貴ちゃん…」
軽やかに拳をかわすと、有無を言わさずみぞおちに重い一発を叩き込む。
こーゆー目にばっかあってると、自然と強くなっちゃうんだよね。たぶん。
まして、守るのは何気に愛しい愛しいお姫様。
最初は確かに嫌いだった。むこーも避けてたし。
でもさ、知ってみると、たとえ服のセンスが悪かろうが、言うこと寒かろうが、ピンク怪人だろうが、優しくてちょっとした天然振りがかわいくて、何気に熱いそんな彼女は、美貴にとっては笑顔の眩しいプリンセス。
最初は確かに嫌いだった。むこーも避けてたし。
でもさ、知ってみると、たとえ服のセンスが悪かろうが、言うこと寒かろうが、ピンク怪人だろうが、優しくてちょっとした天然振りがかわいくて、何気に熱いそんな彼女は、美貴にとっては笑顔の眩しいプリンセス。
ヨシコには悪いけど、ちょっとラッキーとか思ったりもして。
張り切っちゃうよ! 悪いけど。
張り切っちゃうよ! 悪いけど。
一人沈めたもののまだ7人。
蹴りだの拳だのがあっちこっちから雨あられ。
背中にはお姫様。
ちょっとやばい。なんとか逃げないと…。
蹴りだの拳だのがあっちこっちから雨あられ。
背中にはお姫様。
ちょっとやばい。なんとか逃げないと…。
攻撃をかわしながら周りを伺うと、ふっと、美貴の背後から黒い影が飛び出した。
黒い影は、便宜上子分Aの背後でひらりと反転しながらジャンプして高く右足を上げる。
黒い影は、便宜上子分Aの背後でひらりと反転しながらジャンプして高く右足を上げる。
それに気をとられて反応が遅れた。
「ちっ!」
目の前に殴りかからんとする子分A。
「ちっ!」
目の前に殴りかからんとする子分A。
ところが…
「うげっ!」
くぐもった悲鳴を上げ、ずるっと美貴の視界から消えていく子分A。
くぐもった悲鳴を上げ、ずるっと美貴の視界から消えていく子分A。
「マジ…」
それは見事なまでのかかと落しだった。
それは見事なまでのかかと落しだった。
華麗に着地を決めた梨華ちゃんは、わかってるとばかりに滑らかな動きでくるっと体を反転させ、後ろから掴みかかろうとした子分Bのこめかみに容赦なく裏拳を叩きつける。
ってか、強いじゃん…。
「美貴ちゃん!」
駆け寄ってきた梨華ちゃんは何気にスイッチ入ってるらしく、いつもの天使のようなやわらかい笑顔が消えて、そこには一人の鬼がいる…そんな感じ。
フツーに見たらかなりひく。
現に女王様たちがちょっとおびえてるし…。
でも、こーゆーマジな梨華ちゃん、美貴はかなり好きだったりする。まして今となっては頼もしい。
駆け寄ってきた梨華ちゃんは何気にスイッチ入ってるらしく、いつもの天使のようなやわらかい笑顔が消えて、そこには一人の鬼がいる…そんな感じ。
フツーに見たらかなりひく。
現に女王様たちがちょっとおびえてるし…。
でも、こーゆーマジな梨華ちゃん、美貴はかなり好きだったりする。まして今となっては頼もしい。
「なによー! 強いじゃん。梨華ちゃん」
「そーゆー美貴ちゃんだって」
って言葉を交わしながら、互いをかばうように背中合わせに立って、相手を警戒する。
「でも、助かったよ。お礼は後でね」
「OK」
「そーゆー美貴ちゃんだって」
って言葉を交わしながら、互いをかばうように背中合わせに立って、相手を警戒する。
「でも、助かったよ。お礼は後でね」
「OK」
さて、これであと4人。
悪いけど、容赦しないよー。
悪いけど、容赦しないよー。
で、まぁ、そんなこんなで悪い女王様たちは逃げていった。
捨て台詞を吐いて逃げてくのを見届けると、どちらからともなく、片手を挙げて高らかにハイタッチ。
捨て台詞を吐いて逃げてくのを見届けると、どちらからともなく、片手を挙げて高らかにハイタッチ。
そのままぎゅって握り締めた。
「ありがと」
「どーいたしまして」
「ありがと」
「どーいたしまして」
太陽は山にかかって沈む直前。東の方にはなんとなく一番星の姿。
戦場もとい、屋上に静寂が訪れた。
戦場もとい、屋上に静寂が訪れた。
「そういえばさ、何で梨華ちゃん、ここに来たの?」
「あぁ。それ? 美貴ちゃん、教室にケータイ忘れてたから」
そう言って、梨華ちゃんがブレザーの内ポケットから携帯を取り出す。
そういえば…と確認してみると確かにない。
「はい」って手渡しながら、「それにね…」って、続けた。
「見ちゃったんだよね。呼び出されるところ。だから…」
だって。ちょっと、ちょっと待って…
「はぁ!? だからって…危ないじゃん!」
「うん。でもね、気になって…」
「気になってって! 相手が武器とか持ったらどーすんの!」
「大丈夫だよ! そんなのなれてるもんっ!」
「なれてるって…」
そりゃ、美貴もなれてるけどさー。あなたもそんなに修羅場くぐってるわけ? あーなんか、笑えてきちゃったよ。とんでもないお姫様だね。
「バカだねー。だからって、危険承知で飛びこんじゃうわけ?」
梨華ちゃんの眉間に少しだけたてにしわが寄る。
「でもまぁ、わかるよ。美貴も同じことするよ。きっと」
「美貴ちゃん?」
ふふふって、笑って見せたら、梨華ちゃんも笑顔に変わった。
「でもさ、残念だったな」
「なにが?」
「だってさ、お姫様を守る騎士になれるかなって、思ってたから」
そしたら梨華ちゃんがくすくすと笑い出した。
「ちょっと! ここ笑うとこじゃないから」
「だってなんか乙女チックなんだもん」
「いーじゃん。乙女なんだから」
「だよね。でもさ…」
って、梨華ちゃんの右手がおずおずと美貴の左手を絡めとる。
「どうせなってくれるなら、騎士より、王子様のほうがいいなぁ」
「何で? 何で王子様なの?」
「だって、騎士だったら家来になっちゃうじゃん。王子様だったら、その…恋人なわけでしょ?」
だって。顔が赤いのはまだ空を赤く染めている夕焼けのせい? それとも?
「あぁ。それ? 美貴ちゃん、教室にケータイ忘れてたから」
そう言って、梨華ちゃんがブレザーの内ポケットから携帯を取り出す。
そういえば…と確認してみると確かにない。
「はい」って手渡しながら、「それにね…」って、続けた。
「見ちゃったんだよね。呼び出されるところ。だから…」
だって。ちょっと、ちょっと待って…
「はぁ!? だからって…危ないじゃん!」
「うん。でもね、気になって…」
「気になってって! 相手が武器とか持ったらどーすんの!」
「大丈夫だよ! そんなのなれてるもんっ!」
「なれてるって…」
そりゃ、美貴もなれてるけどさー。あなたもそんなに修羅場くぐってるわけ? あーなんか、笑えてきちゃったよ。とんでもないお姫様だね。
「バカだねー。だからって、危険承知で飛びこんじゃうわけ?」
梨華ちゃんの眉間に少しだけたてにしわが寄る。
「でもまぁ、わかるよ。美貴も同じことするよ。きっと」
「美貴ちゃん?」
ふふふって、笑って見せたら、梨華ちゃんも笑顔に変わった。
「でもさ、残念だったな」
「なにが?」
「だってさ、お姫様を守る騎士になれるかなって、思ってたから」
そしたら梨華ちゃんがくすくすと笑い出した。
「ちょっと! ここ笑うとこじゃないから」
「だってなんか乙女チックなんだもん」
「いーじゃん。乙女なんだから」
「だよね。でもさ…」
って、梨華ちゃんの右手がおずおずと美貴の左手を絡めとる。
「どうせなってくれるなら、騎士より、王子様のほうがいいなぁ」
「何で? 何で王子様なの?」
「だって、騎士だったら家来になっちゃうじゃん。王子様だったら、その…恋人なわけでしょ?」
だって。顔が赤いのはまだ空を赤く染めている夕焼けのせい? それとも?
っていうか、これって……!
「いいの? 美貴が王子様でも?」
「いいよー」
くすぐったそうに微笑んで…。頬が赤いのは、なるほど夕焼けのせいじゃないってわかった。
「じゃあ、梨華ちゃんがお姫様か。でも、王子様と一緒に戦うお姫様って、あんまりいなくない?」
「いないねぇ。でも、心配してやきもきするくらいなら、一緒に戦いたいな」
ふわっと笑ってなんかかわいいんですけど。言ってることが物騒なのはともかく。
「何気にすきなんでしょ? ケンカ」
って苦笑いしながら聞いてみてたら、速攻で「美貴ちゃんもじゃないのぉ?」だって。
しばらくむーっと顔を見合わせて、同時に出た言葉が、
「「かもしれない」」
なんかみょーにおかしくてしばらく笑ってた。
「いいよー」
くすぐったそうに微笑んで…。頬が赤いのは、なるほど夕焼けのせいじゃないってわかった。
「じゃあ、梨華ちゃんがお姫様か。でも、王子様と一緒に戦うお姫様って、あんまりいなくない?」
「いないねぇ。でも、心配してやきもきするくらいなら、一緒に戦いたいな」
ふわっと笑ってなんかかわいいんですけど。言ってることが物騒なのはともかく。
「何気にすきなんでしょ? ケンカ」
って苦笑いしながら聞いてみてたら、速攻で「美貴ちゃんもじゃないのぉ?」だって。
しばらくむーっと顔を見合わせて、同時に出た言葉が、
「「かもしれない」」
なんかみょーにおかしくてしばらく笑ってた。
だってさ、二人ともカワイー女子高生なのにさ、屋上でケンカの話してフツーに盛り上がってんだよ。
ふと、少しだけ真剣な表情で梨華ちゃんが言った。
「美貴ちゃん。もし、また呼び出しうけたら、誘ってね」
「何でよ」
「だから言ったじゃん。さっき」
「はいはい。わかってるって。じゃあ、梨華ちゃんも、そーなったら、言ってね」
「わかった」
でもまぁ、ケンカ売られる2TOPだから、あんがいこの方がいいのかもね。
「じゃあさ、御礼もまだだし…」
「いいよぉ。わたしが勝手に飛びこんだんだから」
って言う、繋いだままの梨華ちゃんの右手を取ると、そっと手の甲に口付けた。
「…美貴ちゃん!?」
「御礼だよ。美貴の気持ち。そして、これからの為の誓い」
「なんか、ホントに王子様みたい…」
「だって、王子様なんでしょ?」
ふふって微笑み返す梨華ちゃんの肩に手を置いて引き寄せると、そっと唇を重ねた。
「美貴ちゃん。もし、また呼び出しうけたら、誘ってね」
「何でよ」
「だから言ったじゃん。さっき」
「はいはい。わかってるって。じゃあ、梨華ちゃんも、そーなったら、言ってね」
「わかった」
でもまぁ、ケンカ売られる2TOPだから、あんがいこの方がいいのかもね。
「じゃあさ、御礼もまだだし…」
「いいよぉ。わたしが勝手に飛びこんだんだから」
って言う、繋いだままの梨華ちゃんの右手を取ると、そっと手の甲に口付けた。
「…美貴ちゃん!?」
「御礼だよ。美貴の気持ち。そして、これからの為の誓い」
「なんか、ホントに王子様みたい…」
「だって、王子様なんでしょ?」
ふふって微笑み返す梨華ちゃんの肩に手を置いて引き寄せると、そっと唇を重ねた。
■ ■
次の日、梨華ちゃんの師匠がヨシコ(基礎担当)とヤグチ先輩(技術・メンタル担当)だと判明。なにしてんだか二人とも…。
しかも…。
それは朝の出来事。ヨシコが放った挨拶だった…。
「おはよう。おーじ様」
「へっ!?」
ちょっと待て! なぜ知ってる?
ぱっと梨華ちゃんを見ると、「お姫様、おはよー!」って言われて真っ赤になってうつむいてる。
にやにやと楽しそうに笑いながら、美貴と梨華ちゃんの肩を覆うようにがしっと抱いて囁いた。
「昨日さぁ。みちゃったんだよね。王子様とお姫様が仲良く悪者退治してるの」
かーーーーーーーっと顔が熱くなってくる。
梨華ちゃんが妙に必死になって屋上に向かうのを見て、後をつけたらしい。しかもごっちんやヤグチ先輩も一緒だったらしく…。
「ヤグチ先輩、梨華ちゃんのかかと落とし感激してたよ。あと、ミキティのハイキック。これからはケンカの時呼べだってさ」
「おはよう。おーじ様」
「へっ!?」
ちょっと待て! なぜ知ってる?
ぱっと梨華ちゃんを見ると、「お姫様、おはよー!」って言われて真っ赤になってうつむいてる。
にやにやと楽しそうに笑いながら、美貴と梨華ちゃんの肩を覆うようにがしっと抱いて囁いた。
「昨日さぁ。みちゃったんだよね。王子様とお姫様が仲良く悪者退治してるの」
かーーーーーーーっと顔が熱くなってくる。
梨華ちゃんが妙に必死になって屋上に向かうのを見て、後をつけたらしい。しかもごっちんやヤグチ先輩も一緒だったらしく…。
「ヤグチ先輩、梨華ちゃんのかかと落とし感激してたよ。あと、ミキティのハイキック。これからはケンカの時呼べだってさ」
で、その後ごっちんにもさんざんからかわれる。(特に梨華ちゃんね)
けどさ、さんざんからかっといて、『まぁ、でもよかったじゃん。二人とも』だって。
変な形の始まりだけど、まぁ、それもありでしょ。
隣にいるお姫様と顔を見合わせてくすくす笑った。
変な形の始まりだけど、まぁ、それもありでしょ。
隣にいるお姫様と顔を見合わせてくすくす笑った。
二人の冒険はどんな風になるんだろうって、思いながら。
(2004.1.9)