たぶん素敵妄想集(爆@ ウィキ
アオゾラとタイヨウとフタリ
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rm96
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屋上に行ったら先客がいた。
「あれー。いしかわー?」
「あっ。よっすぃ」
「あっ。よっすぃ」
振り向いて、にこっと笑った彼女に、なんだろう…。少し懐かしい…。
梨華ちゃんはまたすぐに空を見上げていた。
梨華ちゃんはまたすぐに空を見上げていた。
「いい天気だなぁ」
「ホントだねぇ」
「ホントだねぇ」
まだまだ強い日差し。
「けどさぁ、よけー黒くなるんじゃねぇ?」
「ねぇ。こんがりやけちゃって…って、あっ!」
にししって笑ってたら、ぺしっと腕を叩かれた。
ぷーっと膨れて、そのほっぺを指で突いて、
「でもさ…。そんなだから…いいんだよ」
後ろから抱きしめた。
「…よっすぃ?」
「ん? なぁに。梨華ちゃん」
「…ううん。なんかなぁ…いいなぁって」
「ねぇ。こんがりやけちゃって…って、あっ!」
にししって笑ってたら、ぺしっと腕を叩かれた。
ぷーっと膨れて、そのほっぺを指で突いて、
「でもさ…。そんなだから…いいんだよ」
後ろから抱きしめた。
「…よっすぃ?」
「ん? なぁに。梨華ちゃん」
「…ううん。なんかなぁ…いいなぁって」
ゆっくりとあたしにカラダを預けて…。
だから自然と寄りかかるように強く抱きしめて…。
だから自然と寄りかかるように強く抱きしめて…。
「ふふ。名前で呼ばれたの久しぶり」
「いいじゃん。たまには」
「えー。いつでもいいのに」
「いいじゃん。たまには」
「えー。いつでもいいのに」
なんて口ごたえするから、唇で直接黙らせた。
あーなんか、頭の上は青いソラ。
まぶしいタイヨウ。
まだまだ夏だよね。
まぶしいタイヨウ。
まだまだ夏だよね。
ココロも…。
「ひとみちゃん…?」
「ふふっ。いいっしょ。たまには」
「ふふっ。いいっしょ。たまには」
そしたら、
「だからぁ、いつでもいいのに」
あ。そう言えばもしかしてまたすると思ってる?
いたずらっ子みたいに見上げる甘えた瞳。
あ。そう言えばもしかしてまたすると思ってる?
いたずらっ子みたいに見上げる甘えた瞳。
だからそこは、お姫様のお望みどおりに。
なごやかな午後。
いいよねぇ。こんな時間。
暑いのに抱き合って、二人して笑って、見上げた空はどこまでも青かった。
いいよねぇ。こんな時間。
暑いのに抱き合って、二人して笑って、見上げた空はどこまでも青かった。
(2004/9/10)