たぶん素敵妄想集(爆@ ウィキ
だって、すきなんだもん
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rm96
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「ごーっちん」
「ん?」
呼ばれて振り返ったら、梨華ちゃん。
ちょっと今寒いから、おいしいものいっぱいでふっくらモードに突入しかけてる梨華ちゃんがへへって笑いながらごとーの隣にぽすんて座る。
「ねぇ、ごっちん」
「ん?」
だけど梨華ちゃんはなんにも言わなくって、なんかにこにこにこにこ笑ってる。
「ん? なに? どしたの?」
「うん。なんかね、なんとなく」
「はぁ…?」
呼ばれて振り返ったら、梨華ちゃん。
ちょっと今寒いから、おいしいものいっぱいでふっくらモードに突入しかけてる梨華ちゃんがへへって笑いながらごとーの隣にぽすんて座る。
「ねぇ、ごっちん」
「ん?」
だけど梨華ちゃんはなんにも言わなくって、なんかにこにこにこにこ笑ってる。
「ん? なに? どしたの?」
「うん。なんかね、なんとなく」
「はぁ…?」
なんとなく。
「なにそれ」
そしたら、ちょっと唇が不機嫌にとがった。
「用がなくちゃいけない?」
珍しい。梨華ちゃんがこんな風にしてくるの。
なんかわかんないけど、ヨシコとかくらいだと思ってた。
だって、いつもお姉さんな、どこかおっとりした梨華ちゃんしかここんとこ見てないもん。
なんかわかんないけど、ヨシコとかくらいだと思ってた。
だって、いつもお姉さんな、どこかおっとりした梨華ちゃんしかここんとこ見てないもん。
まだちょっと隙間が開いてるあたしと梨華ちゃんの距離。
「まっさかぁ~」
えーいって肩を抱き寄せて、そのままソファに押し倒した。
「きゃー! もーごっちん、おもーい!」
「あーっ。しつれいな」
「あーっ。しつれいな」
そのままぎゅっと抱きしめて、耳にはとくとくとくとくって心臓の音。
ふわって甘い香り。
あったかいぬくもり。
やわらかいけどなんだかんだ細いカラダ。
ふわって甘い香り。
あったかいぬくもり。
やわらかいけどなんだかんだ細いカラダ。
「んー。おやすみぃ」
えへって笑って目を閉じたら、ポンって頭に乗っかった手。
「うん。おやすみ。真希ちゃん」
うわ。
真っ赤。あつっ…。
真っ赤。あつっ…。
なんか結局ごとーが甘えてる?
ま、いっか。
だってだいすきなんだもん。
だってだいすきなんだもん。
そのまま寝ちゃうのもったいないって思ったから、ぱって起き上がってキスしたら、真っ赤になった梨華ちゃん。
「だいすき」
「うんっ!」
そして、はにかんだ笑顔と一緒にちゅって…。
「だいすき」
「うんっ!」
そして、はにかんだ笑顔と一緒にちゅって…。
胸にむぎゅって顔をうずめた。
うわ…。うわうわうわ…!!!
うわ…。うわうわうわ…!!!
なんか寝れなくなりそう。
梨華ちゃんだって、なんか熱いし。
梨華ちゃんだって、なんか熱いし。
なんとなくだってなんだっていいや。
だって、すきなんだもん。
だって、すきなんだもん。
(2006/2/10)