1.
'‐分厚い眼鏡をかけた男がいる。
' あなたがすれ違おうとした瞬間、
' 男は何もない場所で足を滑らせ
' どべしゃ! と尻餅をついた‐
[モンスター学者]
あたたたた……
'‐男はあなたに気づいた。
' その顔は気の毒になるくらい
' 真っ赤だ‐
[モンスター学者]
あ、はい……
大丈夫です……
すみません、見苦しいところを……
'‐男は服をパンパンと叩きながら
' 立ち上がった‐
[モンスター学者]
ええと、初対面ですよね?
'‐あなたはうなずき、
' 自己紹介をした‐
[モンスター学者]
玩家さん
ですか。
ボクはルミス=ブラックです。
シュバルツバルドの
モンスター学者代表として
こちらに連れてこられました。
'‐ルミスは己の失言に
' 指摘されてから気づいたのか
' 両手で口を押さえた。
' しかし、撤回できないと悟ったようで
' 視線を地面に落とす‐
emotion 9;
[ルミス=ブラック]
……ボクは実力で
代表に選ばれた訳では
ないということですよ。
[ルミス=ブラック]
ボクの双子の兄は
とても優秀な植物学者で……
最初に兄がシュバルツバルドの
植物学者代表に選ばれたんです。
[ルミス=ブラック]
それで、兄の血縁者という理由で
ボクが……
[ルミス=ブラック]
前代未踏の地ですからね、
赤の他人より兄弟の方が
力をあわせやすいと
判断されたんじゃないですか?
[ルミス=ブラック]
まったく迷惑な話です。
兄弟だから仲良しという訳じゃないし
ボクはボク。
兄とは違うんだ……
[ルミス=ブラック]
ボクは……
新発見や探求をしたいんじゃない。
モンスターのデータや資料を
まとめたりとか……
そういうことをしたかったんです……
'‐ルミスは口をとがらせて
' ますます視線を落としてしまった‐
[ルミス=ブラック]
!
そ、そういうつもりでは……
第一、ここに来てしまった以上
今更なことだとわかっていますし……
[ルミス=ブラック]
……
ボク、未だに
何の研究もしてないんです……
[ルミス=ブラック]
ここにいる学者は皆、
定期的に報告書を
提出しなければいけません。
[ルミス=ブラック]
でも、ボクに課せられた課題が……
[ルミス=ブラック]
食糧にできそうなモンスターを
探せ、と……!
[玩家]
何か問題が?
[ルミス=ブラック]
大有りですよ!!
モンスターの生態を調べるのではなく
モンスターを……
た、食べれるのかどうかだなんて!
[ルミス=ブラック]
確かに、こちらで生きていくのに
食糧が必要なのは認めましょう。
国からの配給物資だけに
頼ってられないということも。
[ルミス=ブラック]
でも、でも……
野蛮です……!
ボクはそういうの大っ嫌いなんだ!
'‐ルミスは顔を紅潮させ
' 拳を震わせていたが
' やがて、深く大きなため息をついた‐
[ルミス=ブラック]
なんて……
一応代表としてきたんですから
何もしないわけにはいきませんよね……
[ルミス=ブラック]
すみません。
ぐちぐちと……
[ルミス=ブラック]
……
[ルミス=ブラック]
兄はこんなボクが嫌いなんです……
……
ボクも今の自分の状態が
いいなんて思いません。
でも……
[ルミス=ブラック]
いえ、せめて最低限の
研究だけでもしなければ……
'‐そう言うと、ルミスは顔を上げ
' あなたを見た途端に
' 驚愕の表情を浮かべた‐
[ルミス=ブラック]
ひぃいいいいい!!
うようようねうねええっ!!!!
'‐ルミスは頭を抱えて
' 座り込んでしまった‐
[玩家]
ど、どうしたんですか?
[ルミス=ブラック]
あ、あなたには見えないんですか!?
あのうようよ動く植物が!!
ピンギキュラが!
'‐あなたはルミスが指差す方向に
' 目を向けた。
' 緑豊かな森が見える。
' その木々の隙間から
' 少女のようにも見えるモンスターが
' 顔をのぞかせていた‐
[ルミス=ブラック]
外見はかわいいかもしれませんが、
見境無く襲ってくるんです!
[ルミス=ブラック]
それにあの無駄に
うねうねした腰の動き!
何の意図があってしてるのか
全然わかんないっ!
気持ち悪い! こわい〜っ!!
[ルミス=ブラック]
あんなのがいたら
研究なんてできないよお〜っ!
うねうね止まって〜っ
'‐ルミスは大人げもなく
' 盛大に泣き出してしまった‐
'‐あの動きが怖いだなんて……
' あなたは段々
' 彼が不憫に思えてきてしまった‐
[玩家]
自分がちょっと行って
倒してきましょうか?
[ルミス=ブラック]
……
えっ?
[ルミス=ブラック]
ほ、本当ですか?
'‐ルミスは目をぱちくりさせて
' うなずくあなたを見つめている‐
[ルミス=ブラック]
……あれを倒すということは
駐屯地の外に行くということ
ですよ……?
[ルミス=ブラック]
……
[ルミス=ブラック]
駐屯地の外には
警備隊の人に話しかけて
確認をもらってからでないと
出られないので……
気をつけてください。
[ルミス=ブラック]
……あの、では
よろしくお願いします……
'‐ルミスは体を縮こまらせたまま
' 頭を下げた‐
[玩家]
(あのピンギキュラというものを
倒してきてあげよう……
倒した証として戦利品を見せてあげれば
安心してくれるかもしれない)
[玩家]
(戦利品には
鋭い葉っぱ1枚が
丁度良いだろう。
ピンギキュラがいる場所に行くには、
駐屯地警備隊に話しかけて
確認をもらう必要があるらしい)
[
關閉 ]
ASH_4QUE → 1
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再對話:
[ルミス=ブラック]
わぁああん、まだ動いてるっ
ピンギキュラ怖い!!
あんなのがいたら
研究なんてできません〜っ!
[玩家]
(ピンギキュラを倒して
戦利品の鋭い葉っぱ1枚を
ルミスに見せよう)
[玩家]
(ピンギキュラがいる場所に行くには、
駐屯地警備隊に話しかけて
確認をもらう必要があるらしい)
[關閉]
最終更新:2021年05月28日 23:23