3. 再對話
(前略)
詩について話す |
故郷について聞いてみる |
毒薬について聞いてみる |
追われる理由を聞いてみる |
X |
- 接下列對話 - |
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X |
[アルゼス]
私の故郷か……
それは「モロク」と呼ばれる地
のことだな。
不毛の地で人々が手を取り合い、
魔王モロクの宮を奪って開拓した
母なる地……
[アルゼス]
人は灼熱の太陽の元で住んでいた……
[アルゼス]
懐かしき名、私の故郷モロク……
その付近に住む「砂漠の牙」、
ソグラト砂漠のアサシン達。
その中でも私は毒に関する
研究に特に興味を持っていた。
set '@dummy$ → "静かに聞く
モロクに関する情報を与える |
砂漠の牙について聞く |
静かに聞く |
X |
X |
- 接下列對話 - |
+
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一定機率 |
[アルゼス]
私が毒に興味を持ったのは
いつからだったか……
……
[關閉]
|
[アルゼス]
さて……昔話だが……
私は砂漠の鳴き声と呼ばれる
ムカーから毒の成分を抜き出し、
さらに紫色の毒キノコからも毒を
抜き出して混ぜ合わせ、当時では
最高の毒薬を作っていた。
[アルゼス]
直接我が身に毒を打って
効果を見ているうちに死線を
彷徨ったこともある。
[アルゼス]
当時私は類い希なる毒の使い手
となり、ギルド内でも最高の
人材として嘱望されていた。
そして、初の一級任務を与えられた。
[アルゼス]
アルベルタの商人組合で雇った、
私と同業の人間を暗殺する任務だった。
……だが、私はその任務を完遂すること
ができなかった。
[アルゼス]
任務を遂行するため乗った船が
嵐に遭い、船は座礁した。
唯一の生存者は私だけだった
だろう……
[アルゼス]
そして流されて着いた地が
ここだ……
[アルゼス]
それがもう40年前の話だ。
[アルゼス]
ここへ来て、色々な仕事を引き受けた。
記憶に残っているのは、
当時龍之城を攻めたした魔物を
退治する仕事だったな。
[アルゼス]
当時、一級のアサシンであった
私にとってその仕事はあまり
難しいものではなかったし、
認められるに値する戦果を上げたと
思っている。
[アルゼス]
その戦場で知ったのが、
現在この地の太守を務める
「バイロン」だ。
当時のあいつは、まだ血気盛んに
戦場に出ていただけだったな。
[アルゼス]
魔物が群がっているところに
飛び込んでいくあいつをそのまま
見ていることができなかったの
だろう……
私はあいつを護って、あいつは私の
背中を護ってくれた。
[アルゼス]
戦場で背中を任せられるやつは
あいつだけだったな……
何せ昔のことだから記憶も
おぼろげだがね……
[アルゼス]
当時あいつが集めてきた武林も
相当な数だったが、魔物
の数の前には相当な犠牲を
払わされた。
[アルゼス]
私はそんな修羅のような戦場でも
研究を続けた。
私がアサシンギルドで培った毒への
知識と、この地の薬学の知識を
融合させていったのだ。
[アルゼス]
人々が死んで行く戦場で、
薬学者たちとの討論は私の毒に対する
知識をより深めていった。
[アルゼス]
私は当時の薬学と私の毒に対する知識、
そして武術を融合させて新しい道を
導き出した。
武林達の武器に毒を塗ってやったのだ。
[アルゼス]
そうして武林達は武勲を上げ、
私は私だけの毒の使い方を学び
一つの技術として完成させた。
[アルゼス]
そうしているうちに、私はこの地に
定住するようになっていた……
しかし今では故郷が懐かしい……
あの砂漠の熱気が……
[
關閉 ]
LOU_3QUE → 3
最終更新:2022年09月30日 00:01