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■歴史・伝統・特徴■
ルーマニアワインの歴史は紀元前までさかのぼりますが、最初に国際的に知られたのはローマ帝国時代です。当時の現地人ダチア人とローマ人の混血により誕生したルーマニア人は、その後もワインつくりに励み、国内のみならず、近隣諸国に愛飲されるワインを提供し続けました。特にコトナリの甘口白ワインは、ロシア皇族およびソ連共産党幹部などに愛飲されていました。
近年ではカベルネ、シャルドネなど、国際的な銘柄のブドウも栽培していますが、ルーマニアワインの特徴はなんといってもルーマニア独自のブドウを使っていることでしょう。北東部コトナリのグラサ・デ・コトナリ、タミオアサ・ロムネアスカ、フェテアスカ・アルバや、黒海沿岸ムルファトラールのフェテアスカ・ネアグラなどが有名です。
また、上記のコトナリのワインは甘口白ワインとして世界的に有名です。また、コトナリでは、気候の偶然の一致が必須である貴腐ワインができることでも有名です。

(1/31追記)
ルーマニアという国を皆さんご存知でしょうか?
有名な人やものといったら、元体操選手のコマネチ・吸血鬼ドラキュラあとはサッカーの好きな人でしたら、東欧のマラドーナと呼ばれ1994年のワールドカップで大躍進の原動力となったゲオルゲ・ハジや中田英寿とセリエAパルマで一緒にプレーをしたFWのムトゥくらいでしょうか。

ルーマニアという国は東ヨーロッパの一国です。2007年には、ブルガリアとともにEU加盟に加盟しました。
ルーマニアの位置は北にウクライナ南にブルガリア西はハンガリーで東は黒海を挟んでトルコなどアジアに接している国です。国土の面積は237,500平方キロメートル世界第78位の大きさで、日本の本州と同じ面積フランスの半分ほどの面積です。
緯度は、フランスやイタリアの北部と同じ程度の緯度にあります。
ルーマニアのワインの歴史は古く、フランスよりも早く紀元前には既に記録が残っています。
私たちが輸入するムルファトラールのワイナリーにも古いワインの桶や葡萄の絞り器などが残っています。

ルー マニアの国の歴史は長いのですが、ルーマニアの歴史の中でワインに関わるものとして挙げられるのは、ローマ帝国の一部であったこと、北西部のトランシルバニア地方がオーストリア=ハンガリー帝国の一部として一時期ドイツ人の入植者が多かったことなどが挙げられると思います。

西部のワイナリーを巡ってゆくと、カダルカやフルミントなどハンガリーに見られる葡萄品種と同じものが見られます。

こういった環境のなかでルーマニアは、古くから良質のワインを生産し続けました。

ロシアのピョートル大帝やナポレオンもルーマニアコトナリの貴腐ワインを楽しんだという記録も残っています。

ルーマニアは現在も盛んにワインを作っている国で、ワイン生産量はチリに次ぐ世界12位

ブドウの作付面積は世界9位にあたります。
こういったことからルーマニアは隠れたワイン名醸地と言えるのではないかと思っています。

 7/4追記

◆序文

ルーマニアは、ワインに関する豊かな歴史・伝統・文化をもちフランスやイタリアなどの西ヨーロッパに勝るとも劣らないワインの生産地といえます。
ルーマニアは、世界のワイン市場において上質なワインを提供する国として称賛されるべく現在努力を続けています。
2007年にEUに加入し、EU基準に乗っ取ることでルーマニアワインは大きな変革を行い深い進化を遂げようとしています。

◆歴史
世界のブドウ栽培の歴史は少なくとも4,000年前まで遡ります。
伝説によれば、豊饒とブドウ酒と酩酊の神であるDionysos(ディオニソス)は、Thracia(トラキア)で生まれたという。
※Dionysos(ディオニソス)は、ローマ神話のBacchus(バッカス)
ルーマニア(ローマ人には、Dacia(ダチア)として知られていた)は、当時より確立したワイン文化を持っていた。
Daciaの豊饒な食糧及びワインは、とても有名であり人々を引きつけるものでありました。
Burebista (第1紀元前の世紀) Dacian王は、度重なる隣国からの侵入を防ぐために彼の高僧の提案によりしばしばブドウ園の破壊を繰り返しました。
106年に、ローマ人によって征服されたルーマニアではブドウ園が完全に破壊されたわけではなく、以前同様に豊かな農作物とワインを生産し続けていたことを示す資料が残っています。

現代に入って、ルーマニアのワイン醸造業はいくつかの段階を経て変化を遂げてきました。
1989年以降の経済の自由化はワイン醸造業に対して大きな変革をもたらしました。
共同所有のぶどう園は、個人所有のぶどう園に戻り、州のワイン醸造所・生産設備・ヴィンテージワインは主として私有化され、各州にあるワイン研究所は中心となる役割の再定義を行っている。

◆位置、気候および土壌
気候的にはまったく違うが、ルーマニアはフランスとほぼ同緯度にある。
気候的特徴は、大陸性気候と中央を走るカルパチア山脈、東の黒海、南の国境沿いを流れるドナウ川によって特徴付けられている。
山地は国の半分をしめ2,500メートル級の山が連なるカルパチア山脈により、北西部のトランシルバニア(Transylvania)大地は囲まれており大よそ海抜400メートルに位置する。

南に流れるドナウ川は、黒海に注ぐ前に北進しドナウデルタにいたる。黒海とドナウ川に挟まれた一体がドブロジャ(Dobrogea)地方である。

大陸気候は、熱い夏および冷たい冬をもたらし、地域的な特性としてはカルパチア山脈の周辺は基本的に石が多く水はけの良い土壌、沿岸地域は多くの沖積層と砂地が存在します。
また、陽光豊かな天候とルーマニア人の明るい気質なども含めて、ワインの品質を決定する多くの要因を持っており、それらが神によって祝福されたワインの国であることを示しています。

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最終更新:2011年07月16日 08:01