【名前】シルヴァン・シモン・エロワ・スシュ
【性別】男性
【年齢】四十代前半
【職業】元神父、元異端審問官
【特徴】僧服の上からでも分かる鍛え上げられた肉体
【好き】妻と三十八人の子供たち
【嫌い】神を信仰する者、神、薬物中毒者
【特技】
【趣味】昔は神に祈りを捧げることだった(現在は無し)
【人間関係】
アルカディオ・ヘルディオス:異端審問官時代にやり合った経験あり。彼の部下も何人か殺害している
【詳細】世界的宗教の暗部に所属していた元異端狩り。
悪霊・悪魔・吸血鬼・外法に手を染めた魔術師など様々な異端を滅ぼし続けてきた歴戦の猛者。
三十歳手前で後の妻になる日本人女性と知り合い結婚。異端審問官を引退して妻の故郷である日本に移り住み一般の神父として暮らす。妻との間には子宝は恵まれなかったものの経営していた孤児院で三十八人の孤児たちを我が子同然に愛し育てていた。
ある日、教会の用事で留守中に孤児院を放火され妻と子供たちを全員喪う。犯人は直ぐに逮捕されるものの物的証拠が少なく、犯行当時の年齢が十二歳であり薬物中毒の疑いがあった。精神鑑定の結果、責任能力なしとみなされ犯人は罪を免れる。再三に渡り法による裁きをシルヴァンは求めたが告訴は尽く却下され、マスコミや人権擁護団体の偏向報道や抗議活動により、逆に彼の方が世間的に強くバッシングを受けることとなった。
もはや人の法で畜生は裁けぬと絶望したシルヴァンは怒りのままに自らの手で犯人を殺害してしまう。しかし教会は刑の確定がしていない容疑者、それも民間人を教会の秘法を用いて殺害したシルヴァンを破門し、異端として認定した。
愛する者を全て奪われ、自らの名誉も傷つけられ、これまで人生の全てを捧げてきた信仰・教会・神に裏切られた男は絶望し、諳んじるまで読み続けてきた聖書を破り捨て、祈りを捧げ続けてきた御子像を叩き壊し、かつて同じ教えを信じてきた同門たちを手にかけて逃亡し、在野に下る。それから数年、シルヴァンは死んだ妻と子供たちを蘇らせる方法を求め外法へと手を染めている
【備考】異端審問官時代の実力は将来を嘱望された程の腕前。引退後は錆びついていたが現在の逃亡生活や外法行為に浸っていたことでむしろ全盛期以上に容赦がない
最終更新:2015年03月17日 22:01