【名前】マドレーヌ
【性別】女
【年齢】不明(外見年齢は十代後半から二十代前半くらい)
【職業】宇宙メイド
【特徴】丈の長いクラシックタイプのメイド服
【好き】契約を交わした主、子供
【嫌い】主に仇名す存在
【特技】家事全般
【趣味】お菓子作り
【人間関係】
 シェリング=フォード:同僚であり『バリツ』の弟子。彼の祖父が亡くなった後に面倒を見ている。

【詳細】
 宇宙の歴史の裏で暗躍してきた謎の組織『アケボノ』に所属するエージェント。その中でも『闇の魔人衆』と呼ばれるトップクラス十一人の内の一角。序列・第三位。組織の頂点に君臨する四つの『サイキョウ』における『最恐』を司る存在。
 本名・経歴ともに不明とされる謎の女性。銀河連邦のデータベースにも該当するデータは存在せず、銀河連邦の発足よりも遥か過去に辺境宇宙にて今と変わらぬ容姿で目撃されているという噂すらある。
 基本的には物腰が柔らかく、誰に対しても笑みや敬語を崩すことはない。家事全般もまた完璧にこなしてくれる。
 見目麗しい絶世の美貌を持っており、過去に数多の権力者から求愛を向けられるも尽く袖にしている。中には強引に彼女をモノにしようとする輩もいたがその全てが例外なく怪死を遂げているという背景がある。
 本人曰く、流離いの奉公人。自らが仕えるに足る主を求めて宇宙中を渡り歩いている。彼女にとっての主たる選定基準とはその魂がいかに星々の如く輝いているかどうか、方向性に関係なくどれほど真に迫る願いを抱いているかどうかにあるとのこと。
 一度主を決めれば主の命が尽きるまでその生涯に仕え、献身的にいかなる願いすら叶えるために躊躇なく行動する。たった一つの契約の見返りは主の死後の魂であるらしい。

 魔法の如き超科学の全盛期とされる宇宙時代においてすら未だ解き明かされていない『悪魔』と呼ばれる存在と密接な関わりがある。
 組織の頂点に立つだけありその戦闘能力もまた凄まじく、謎の武術『バリツ』を習得しており身体能力のみにおいても魔人の中で群を抜いている。
 また魔王の名を冠した5つの指輪を所有しており、五種の超常の異能を行使できる。
 ベルゼバブ:万物を喰らい尽くす暴食の蝿の大群を召喚する能力
 レヴィアタン:発動中は自身へのあらゆる干渉を無効とする絶対防衛能力
 バルベリト:発動中に手で触れた物質の理解・分解・再構成を可能とする能力
 アスモデウス:掠り傷をつけるだけで殺すことの出来る呪毒を宿した槍を召喚する能力
 アスタロート:未来視・過去視を行える能力
 一つ一つが非常に強力な能力だが二つ以上の能力を併せて使うことは不可能らしい。

【備考】
 シェリングに関しては内に宿るフォードも含めてその正体も目的も気づいている。それでもあえて黙認しているのは懇意にしていた彼の祖父への義理立てから。
 組織のトップの一人ではあるがあくまで自らはメイドであり、組織は主探しに利用できる仕事の斡旋所くらいにしか思っていない

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最終更新:2016年05月02日 18:58