【名前】フィンリー・アーロン・シェパード
【出典】シャークネードシリーズ
【性別】男
【年齢】中年
【キャラ解説】
シャークネードシリーズを通しての主人公。座右の銘は「備えあれば憂いなし」
正義感は強いが、無印の冒頭では暴走気味の心配性のせいで家族に呆れられて妻と離婚されるくらいのダメ親父の部類だったが、大量の人喰いザメが台風に乗って現れる未曾有の災害「シャークネード」からアメリカを守り続けた結果、一家共々救国の英雄になる。
どこで訓練したのか謎だが、そこらのアクション映画主人公が裸足で逃げ出すぶっ飛んだ身体能力を持っており撃った弾丸を一発も外さず、突っ込んできた大型のサメをチェーンソーで真っ二つにする。
とりあえずメインウエポンにチェーンソー一本あればどうにかなるレベル。
無印の戦闘マシン&異能生存体ぶりの時点でもう色々おかしいが、最新作が出る度にブッ飛びぶりに磨きがかかっており空を飛ぶのはまだ序の口。
宇宙まで飛んだり、核のエネルギーを吸収したシャークネードと戦ったり、再婚した奥さんがサイボーグになったり、頻発するシャークネードの謎を突き止めるために古代遺跡にまで潜ったりタイムスリップまでする。
嘘みたいな話だがマジである。ついでに本人たちは至って大真面目。
良い意味でシリアスな笑い&バカ映画の極み。
【あらすじ】
ゾンビや核戦争まで想定しているフィンさんはバトロワに巻き込まれた時のことも想定しており、対主催として動く。
サメに襲われたハーマイオニーを助け、中の人ネタもとい友情出演枠でマホーニーとも共闘。
また、『放送役は参加者やモブサメに襲われない場所にいる』『会場全域を均等に見張る事が可能』
この二つの情報から主催が上空1万数千mの雲の上にいると考察する。
終盤はロワそっちのけで対主催VSサメに移行するが、主催が作り出して暴走しだしたモブサメはディープブルーのサメより進化しており、重火器まで装備しているサメまでいるので流石のフィンもタジタジ。
結末は語られていないがサメにはとことん強いお方なので、チェーンソー一本あれば余裕で生還できてそうな気はする。
【本ロワの動向】
シャークネードシリーズの如く一度あることは五度ある。
二回目の殺し合いに巻き込まれることも想定していたフィンさんは慌てることなく対主催として行動を開始する。
途中でクマ吉の仕掛けた罠で危うくサメのいる川に転落しかけたシュワちゃんとセガールことメイトリックスとケイシーを救助する。
その際、会場に放逐されたサメが
映画ロワで暴走したサメと全く同じであり、更にケイシーの支給品で絶対に壊れない素材であるヴィブラニウムで作られた盾がサメの歯で粉々にされているところを目撃する。
メイトリックスとケイシーを仲間にしたフィンは
バーン様率いるけもフレファン一行に接触。
合流こそしなかったが、友好の証として貴重な食料であるじゃぱりまんを渡される。
この時、よしこやジャックも美味しそうに食べているので毒はないと判断し受け取った。
メイトリックスも食べたがやはり毒はなく、バーンたちは徒党を組んで殺し合いを組んでいるわけではないようだ。
ピンポンパンポーン
BB「間もなくシャークネードが発生します、間もなくシャークネードが発生します」
主催からの放送によりシャークネードが発生すると知ったフィンは、シャークネード対策までは知らない仲間二人を無理矢理戦わせるわけにもいかず、最寄りの頑丈な建物へ向かう。
そして二人にシャークネード対策と同時に一つの考察を打ち明ける。
ヴィブラニウムは本来破壊不可能な材質であるにも関わらず、サメはそれを粉々に噛み砕いた。
会場に放たれたサメは前回の殺し合いで暴走したサメと特徴が一致しているところから、あのサメはロキなど映画ロワの主催が『何か』に対抗するために作り上げた生物兵器ではないかと考察する。
単に参加者を逃がさないための措置なら首輪で十分であるし、モブサメの攻撃力は明らかに過剰すぎる。
そこから考えるに自分たちが参加していたロワとは殺し合いを偽装した兵器サメの実戦試験だったのではないかと考察する。
そしてそんなサメを今回の主催が水辺の生きたトラップとして使ってるのは、ロキたちと何らかの繋がりがあったからではないかとフィンは考えたのであった。
考察をしているとお腹が空いてきたフィンは先ほどもらったじゃぱりまんを食べる。
野菜と隠し味の漬け物を具材にした饅頭の味にフィンもほっこり……した直後に倒れてしまった。
フィンの食べたじゃぱりまんにはステルスマーダーであるジャックが仕込んだ
チク・ビーの猛毒が入っていたのである。
なぜメイトリックスが食べたじゃぱりまんには毒が入ってなかったというと、ジャックの狙いは対主催グループの猛毒による一挙全滅ではなくけもフレファン一行への不和と攻撃が目的だからである。
けもフレファン一行にはジャックが真正面からでは殺害できないバーンがおり、毒を使って他の集団から不信を抱かせバーンを攻撃・疲弊させるのが狙いだったからである。
流石のフィンも、強力な対主催集団にたった一人だけマーダーが潜んでいることまでは想像できず罠にはまった。
サメとは散々戦ってきたが、流石に人間との戦いはまだまだ不慣れだった結果である。
メイトリックスとケイシーもフィンも救おうと必死になって助けようとするが、チク・ビーの毒は超人ヒーローですら死なせるほどの危険物。
二人は医者ではない故に専門的な処置まではわからず、毒に食道から侵されたために
オリロワ桜がミリアを救った
ように患部を切り離して救うこともできない。
仲間の努力も虚しく、対サメ用人類決戦兵器フィン・シェパードは志半ばで死に絶えてしまうのだった……
だが彼の備えは無駄ではなく、シャークネード対策はメイトリックス・ケイシーを通して対主催に生かされ、彼の読み通りモブサメの正体はキアラが催した999回目の殺し合いの生還者であるロキが、キアラを抹殺するために作り上げようとした人類悪特攻の生物兵器であったことが明かされ、間接的に人類悪打倒に貢献した。
最終更新:2024年01月21日 22:19