2021年1月9日
主催ロワ、開催
記念すべき100回目のロワであり、今までのロワを起こしてきた「主催」という強大なキャラクターが一堂に会するバトルロワイヤルを期待されていた……が。
投票で決められたとはいえ、よく言えば元ロワで語り足りなかったキャラや元作品からしてクセの強いキャラで固められ、(悪くいえば)参加者はごくごく平凡な妄想ロワと言えるものとなり、結果的にではあるがインフレキャラによる大戦争チートバトルを期待していた住民たちの予想は外れてしまった。
肝心の主催陣営も、いわゆる「俺たち(ロワ住民への怨念)」のようなキャラクター性の薄い曖昧なキャラが該当したためにいまいち締まりがなく、完結はしたものの語りは難航してしてしまい……批判を恐れずに書くと100回記念というにはあまりにも残念なロワとなってしまった。
これについては終了後に「前年度のロワの爆死率が高く、無意識のうちに住民がブレーキをかけてしまったのでは?(要約)」とも言われている。
なお、擁護するとシナリオそのものはかなりよくまとまっており、前半こそエターの危険さえ孕むぐらいに進行が悪かったが、後半は話がまとまっていき様々な「笑顔」などのテーマを取り入れ、半
リピロワ企画としてはまずまずの出来に落ち着き、住人からも評価を受けた。
記念ロワとしての期待値こそ越えられなかったが、通常ロワとして見れば十分成功の部類ではある。
2021年2月11日
番外企画・
妄想聖杯大戦、開催。
前回聖杯大戦と違い、2つの陣営(フォル・ノイ)に分かれて行うため、相性ゲーだった前回と比べるとチーム戦の様相が強い。
スタートダッシュこそ低調で危うく打ち切りの危機があったものの、途中から持ち直し、中盤からの勢いと熱量は特に凄まじいものとなって見事完走を迎えた。
2021年4月24日
架空都市ロワ……開催予定だった。
今後の参考にすべきかなり重大な反省案件と考えたので批判を覚悟で書かせていただく。
以前から題材として期待され、投票で選ばれた架空都市ロワは住民の意見を聞いた企画主の善意もあり、事前に参戦作品を決めることを兼ねた前日譚語りから始まることになった。
ところが、蓋を開けてみれば作品のカオスさから来る設定摺合せの難しさ、そして再現なく増えていくキャラと設定と作品群に住民が大混乱を起こし、最終的にストップの声がかかり……投票の結果、なんと架空都市ロワは題材破棄となり、後述のロワに差し替えられることになった。
後の考察によると、こうなった原因は住民間で考えていた『架空都市ロワ像』に温度差があり、普通の町で行いたかった層とハイファンタジーまたはSFで要塞的にしたかったもの、もしくは架空学園の都市版と都市で行われるオルカとの考えと価値観の食い違いが発生しており、これらが完全に衝突して都市やロワどころではない滅茶苦茶な世界になってしまった。
いちおう都市破壊する戦力を有するキャラは出さないように、と企画主は事前にルールは出しているため、進撃の巨人や
ガンダムを出そうとする方が間違いとも言える。
ルールの穴をついてはいけないのはごもっともであり、どんな言い訳をしてもルール違反なのだから外されて然るべきだろう。
だが、このルール自体も(企画主が知らない作品は触りづらかったのか)巨人やガンダムより明らかに強いキャラの作品は通し(または無視?)になっていた謎判定であり、さらに企画主自体のレスポンスも極めて悪く、前日譚の前に「この作品を出したい」という要望があったにもかかわらず無反応。
これでは出しても良いんだと思われても仕方なく、企画主にも一定の責任があると言える。
こうして、考えもなしに自分のやりたいことだけやって責任を取れない語り手一同と、企画主のフットワーク不足によって架空都市ロワは涙の中断となった。
誰が言ったか「民主主義の限界」である。
とはいえこの失敗を学びに語り手と企画主が改めて架空都市ロワに着手する時、頑張っていただきたい。
2021年4月29日
オールカオスロワ2、開催。
前作オルカと比べるとよりグレードアップした大規模な殺し合いであり、もはや戦争である。
かなり長いスパンでの開催期間となりはしたが、その分かなりの重厚なシナリオとなった。
前作オルカが空気キャラのおかげで戦況を逆転させたのに対し、今回は最大のデバフと言われたほど空気化に容赦なく、順当に弱いキャラから殺されていくほど情け無用。
そしてステルスマーダーの工作がしっかり効いてくるなど対の構造となっている。
逆に言えば手付かずのキャラがほぼおらず、混沌系ロワとしては極めて多い結末確定者数となった。
あとシン・エヴァ公開中のタイムリーな情勢もあり、人類補完計画が焦点になってきた点も含めてセカイ系というか庵野作品っぽいノリである。
ロワと極めて食い合わせが悪いことが発覚したアヴェスター絡みの問題、仮投下のスレをろくに読まずに適当に許可を出している者の存在こそあれど、その辺り除けば最高クラスの大作に違いあるまい。
2021年7月22日
オリロワ8、開催。
今回はオリロワとしては珍しく、65名+主催7名とコンパクトな名簿。
開催期間も後述のロワが迫っているので、10日ほどと(今年としては)非常に短い。
だが前回オリシティの失敗が生かされた(というより縛るものがほぼない)ため、シナリオは進み、最後は期限間近だったので尻切れトンボではあるが、一応の完結までこぎ着けた。
なお物語にナチスやヒトラーが絡むなど、版権では許されない妄想ロワならではのギリギリなネタも出た。
2021年8月7日
架空学園ロワ4、開催
これまで成功してきた架空学園ロワがスナイプされ今回も盛り上がると思われたが結果は半分以上の参加者が残ったままエターとなってしまった。
挙げられた原因としては、過去の架空学園であった悪役キャラの善人化展開が今回は多すぎたことが挙げられる。
キャラの根底まで変えてしまったら投票された意味がなく、さらにマーダー向きキャラがこのように善人キャラ化することでマーダーが少なくなりすぎた結果、話が進まないというロワとしては致命的な事態に。
さらに制定したルールの無視や展開の丸投げ放置も酷く、ロワそっちのけでオリジナル設定披露に走り過ぎた面もある。
企画主は極端なマーダー不足に対し
ジョーカーを緊急で入れるなど対策を行ったが付け焼き刃だった。
しかし、この展開に納得がいかなかった有志により、後日語り直し企画が立ち上がる。
2021年9月23日
安価ロワ3、開催
ロワの特色としてはステルスマーダーが類を見ないほど強く、工作を受けた対主催は非常に厳しい戦いを強いられた。
結末こそ対主催勝利だが、実質的な生還者は約一名しかおらず、どちらかと言えばビターエンドである。
反省点としては安価を勝ち取ったのに誰も語らないキャラが出たり、結末語りに関しては対主催勝利が決まったにも関わらす、なぜか停滞し別の結末投票をしたものがエター回避のために書かないとならなくなるなど、後の無責任投票と言われるものが問題視された。
この時点では、あくまで疑惑止まりの部分が大きいが、投票に責任を持たない層により、真面目な語り手と企画が割を喰うことが21年には多く、これが後に最悪の亀裂を生んでいく...
2021年10月28日
架空学園ロワ4のリベンジとなるリスタート企画、開催。
旧作の失敗の原因であった、原作悪役キャラの善人化の自重、主催キャラを投票で選び直し、その他会場を変更することで行われた。
これが功を為したのか、最後こそ駆け足の年表エンドでこそあるが旧作では辿り着けなかった山場を迎え、完結を迎えた。
何気に妄想ロワでは初となる、最後に一人生き延びてしまった対主催がなし崩しで優勝者となる貴重な結末も用意された。
最終更新:2023年05月31日 19:18