【名前】エレン・ベーカー
【性別】女
【出展】NEW HORIZON(2020年代)
【架空学園3におけるロール・設定】
原典と同じく生徒思いなアメリカ人の若き英語教師である。
ただし、アメリカは30年前にバーニッシュにより引き起こされた今世界の大半を焼いて日本以外住めない状況になってるので、厳密には日本育ちのアメリカ人と言った方が正しいか。
愛子先生とは学園内でも人気が二分するほどであり、バー平野で一緒に行く仲であるほど二人の関係も良好である。
また、生徒の婚后とは実家がお隣同士で、婚后さんの幼少の頃から親戚のおばさん感覚でいつもお世話になってたらしい。
故に教師と生徒という関係に移行しても「絆」がそこにある。
野球好きでありレッドソックスのファンである。
また、ピンキーとうまみちゃんが所属する野球部の顧問でもある。
エレン先生から外国のボードゲームを貸してもらって、部活メンバーでプレイする回では、「なるべくエレン先生の力(通訳)は借りずにプレイしよう」
と、なった結果好き放題になってエレン先生が頭を抱えることになっちゃったというエピソードも。
実は街の影で流行しているダーウィンズゲーム(以下Dゲーム)のプレイヤーでもある。
ただ巻き込まれただけであり、本人も積極的にイベント参加にはしなかった。
今までシギル(異能)も襲われた時の護身用にしか使ってなかった。
なお、シギルについては後述の本編を参照されたし。
【今ロワでの動向】
同じ教師の茅場・田無(ついでにテロリストのセレディ)により、いつの間にかどことも知らぬ場所へ連れてこられたエレン。
殺し合いを強要され、見せしめとして歯向かったアスナら生徒たちや教師が首輪を爆破された時に、エレンは悲鳴を上げる。
そして会場に転送された。
だが、生徒同士や仕事仲間である愛先生が殺し合う様などとても許容できないと、彼女は殺し合いを止める立場を取ることになった。
しかし、そんな彼女は野球部の生徒であるマーダー化したうまみちゃんがデリンジャー片手に襲来。
エレンは殺し合いを止めるべく説得するが、優勝してでも生き延びたいうまみちゃんに声は届かず、銃撃を浴びせられる。
うまみちゃんが戦闘に関しては素人だったことも救いになり、その場は無傷でなんとか逃げ出したが、そのうまみちゃんから親友であるハズのピンキーを殺したことも聞かされ、エレンは心を病んでいく……
そんな彼女に次に現れたのは馬場であった。
結論だけ先に言うとエレンは馬場に唆されてマーダー堕ちしてしまった。
具体的にはこの会場世界はデータでできたヴァーチャル世界であり、自分たちの肉体はどこかの装置に組み込ませている=ヴァーチャル世界ではなくそのまま殺し合わせれば良いのになんでこんな遠回しな手段を取るのか=主催は本気で人を殺し合わせるつもりはない、これはゲームであると説得したのだ。
普段のエレンなら疑問に思うだろうが、心にダメージを受けている今の彼女には馬場の言葉が甘美な誘惑に聞こえた。
そして極めつけに、殺し合いに乗ってしまった生徒は性根を叩き直す良い機会だと言い聞かせ「リタイア」という形で痛い目を見てもらって反省してもらおうと言い聞かせ、エレンをその気にさせることに成功させてしまった。
そしてうまみちゃんの再襲来。
しかし、覚悟を決めたエレンの行動は先ほどまでとは違った。
支給品の野球バットを取り出す。
エレンがDゲームで得た能力とは、バットで殴った人間を重さに関係なく地平線の彼方まで吹っ飛ばす能力『ホームラン・イェーガー』
エレンの気迫に負けてデリンジャーを外したうまみちゃんが狼狽えているうちにその腹にシギルの力を乗せてフルスイングした。
するとうまみちゃんは会場のエリア外までホームランされて、そのまま墜落死する羽目になる。
「ごめんなさい…でも私が優勝すれば皆を生き返させられるはず。
殺し合いに乗った悪い子は一時的に死ぬことで反省してね……」
エレンはあくまで悪戯をした生徒の尻を叩いた程度の認識しかなく、あくまでこれはゲームであると認識している。
馬場は心変わりしたエレンを彼女に隠れてほくそ笑んでいた。
場面は変わり、民家エリア。
交戦する巽とリリカ、気絶した八千重を発見する。
エレン先生がさっそく巽とリリカを倒しに行こうとしたが、馬場はストップをかけ、まずは気絶している八千重を救助及び事情聴取をする方が先だと言い、馬場は他の二人が気づかない内に八千重をステルスの力を使って別の民家に運びだした。
馬場曰く可能なら八千重を仲間にするのだという。
しばらく後、事情聴取しているハズの馬場と八千重の部屋から争う音が聞こえ、八千重もまた殺し合いに乗っている上に仲間にならないとわかり、彼女の顔面に向けてシギルの力を合わせたバットを振るう、八千重の首だけが民家の外へホームランされていった。
それからさほど間を置かず、リリカのキックを受けた巽がエレンたちのいる民家の壁面に叩きつけられる。
巽の目の前には先ほどまで仲間だった八千重の息絶えた姿があり、こちらに恨みの目線を向けてくるが、巽は重傷で何もできず、程なくして意識を手放した。
馬場はトドメを刺そうとしていたところ、今度はジールが唐突に乱入し巽を攫っていこうとする。
その後、ジールはその場で踊り出すという奇行を始めた。
最初は「何やってるんだこの娘?」と呆気にとられた周囲のエレン・馬場・リリカの三人だったが、ここで頭脳明晰な馬場はある危険性に気づく。
ここは風下で巽側は風上、仮にジールが自分やエレンと同じシギル使いで、汗などを通して毒や呪いをばら撒く異能を持っていたとしたら――?
馬場の思考は早く、そして的確であった。
実際、ジールは自分の体から猛毒を出すシギル使いだったのだから。
馬場の指示を受けて三人はジールの下から遁走した。
ジールは追撃しなかった。
その後の三人であるが、馬場の提案があったとはいえリリカが明確に馬場グループ所属となる。
どっちにしろエレンもリリカも最終目的似通ってた部分あったから馬場が橋渡しする形で行ったのだ。
エレン「ゲームが終わるまでよろしくね、リリカさん」
リリカ「え、ええ……」
既に生徒を二人も殺した、血まみれのエレン先生の変わりようにリリカが引いていたのをエレンは気づいていない。
なお、これまでの戦闘でエレン先生もリリカも流石に疲れていたため、馬場の提案で町工場にて休憩を取ることにする。
休憩を終えた三人は移動を開始する。
そして探索の最中に寺に入っていく6人組を発見する。
麗・ロゼ・響・カナメ・ヴァレリア・婚后だ。
流石に6対3では勝ち目がないが近くに明らかに殺し合いに乗ってそうな芥川を発見。
挟み討ちならば勝機はあり、そうでなくともこれ以上徒党を肥大化させられると手の内ようがなくなるとして、シギルで身を隠した馬場から援護するから二人に攻め込むように指示を出した。
なお、友人の一人であるヴァレリアの姿を見て動揺していたリリカだったが、エレンは「どうせ優勝すれば何もかも元に戻るんだから」というアドバイスと言う名の甘言に飲まれて覚悟を完了した。
そして寺での戦いが始まる。
芥川はカナメを殺害し麗・ロゼ・響と交戦。
リリカはヴァレリアと争うことになり。
エレン先生は婚后と相対。
婚后は変わり果てた姿になったエレンに狼狽える。
婚后「エレン先生どうして!?」
エレン「これはゲームですよ婚后さん、さあ戦いましょう」
どんなものでもバットがあれば場外にホームランするシギルをもつエレンと空力を操るシギルを持つ婚后の戦いは互角。
その戦いは馬場が援護を放棄して明らかに逃走していたことと、ヴァレリアに絆されたがリリカやってきたことを察知して不利を悟りエレン側が退散することになった。
そして放送で明らかになる馬場の死……仲間だった生徒の死とリリカの裏切りに、エレンはますます病んでいく。
そんな彼女が廃屋を訪れ見つけたのがピンク色の駆動鎧HsPS-15。
何をトチ狂ったのかエレンはこれに乗り「みんな殺してみんな救う」という狂った考えへと至ってしまう。
エレンのバットで相手をぶっ飛ばす念動系D能力『ホームラン・イェ―ガー』は一見するとチートであるが、いちいち近づいて殴らないと発動しない短射程。
エレンの身体能力もそこまで高くないせいで、婚后のように飛び道具や避けられない攻撃をする相手には不意打ちでもしないとお手上げ。
だからこそ拳銃ぐらいなら余裕で弾く装甲と車並の速さを持つ駆動鎧は鬼に金棒だった。
発狂し、エレンが見つけたのは親友である愛子先生であった。
愛子は模型部のLBXと化したガンプラ、ブリッツガンダムで応戦するが、駆動鎧を纏ったエレンには火力不足。
そこで愛子はひでを盾兼囮として使い、その愛子に逃走されてしまった。
『ひで』とは秘密裏に行われていた実験(杏寿がやっていた召喚実験)で偶然生まれた人型の生物である。
この世界では埼玉県民やバーニッシュ以上に嫌われており、ただマトモに言うことを聞かず、「おじさんやめちくり~(挑発)」とクッソ苛付く話し方をする等ぶっちゃけ失敗作のホムンクルス(?)。
脱走した上に繁殖力が無駄に高いので害獣扱いされていて、あのぐう聖であるタケル殿ですら殺意を抱くレベルであり、愛子ですらなんのためらいもなく盾や囮にしていたほどである。
エレンもひでは殺してしまおうかとも考えたが、もっと良い使い方を思いついたため、『調教』そして『改造』することに。
ひで「やだ、小生やだ! おばさんやめちくり~(畏怖)」
エレン「おばさんじゃなくて、お姉さんでしょう?」
ひで「この人頭おかしい……(事実)」
ひでの調教および改造が終わったエレンは、大怪我していた芥川を発見・襲撃する。
エレンは戦闘の素人で駆動鎧によるスペック底上げにまで対応されていたが、偶然お守り代わりにしていた
ふなっしーストラップを破壊した際に芥川がキレたところからエレンは芥川には千葉がらみのものは攻撃できないと気づき、その読みは正解だった。
ハズレ支給品であった「家政婦は見た」DVDを盾にする決定打も出せない状態に追い込み、先の廃屋で駆動鎧と一緒に見つけた千葉の名産品である落花生を投げつけられた際にそれを羅生門に条件反射的にキャッチさせ、防衛に穴を作ることに成功。
駆動鎧の機動性で急接近し、シギルで会場外へスマッシュさせて首輪爆発で殺害させることに成功する。
駆動鎧の扱いにも慣れてきたエレンが次に目指したのはショッピングモールであった。
そこで自身の戦意高揚のためか単なる気まぐれか、モールの視聴覚室に入り、「スイート・キャロライン」の歌を流した。
※スイート・キャロラインはレッドソックスの応援歌にも使われたことがある。
そしてシュカを発見したエレンは奇襲をしかけ、背後からバットを振りかぶり――
しかしその奇襲はキリトの妨害により失敗に終わる。
そこからのキリト・シュカのコンビはすごいものだったとエレンは思った。
シュカのワイヤーでエレン先生は傷つけず、駆動鎧の関節部分や服だけをワイヤーで切り刻み、攻撃の要だったバットも弾き飛ばした。
騒ぎに気付いた仲間もいるらしく、自身の敗北は決定的だと思った。
……殺さずにあえて取っておき、ペットとして調教しなおし、腹に爆弾を詰め込んだ 『ひで』がディパックから飛び出させるまでは。
キリトは飛びついてきたひでを突き刺すが、ひで爆弾は大爆発し、キリトは炎に呑み込まれていった。
大爆発に乗じてエレンは逃走、途中スポーツ用品店で新しいバットも調達していく抜け目のなさを見せる。
ここまでの行動で読者の支援レスで「エレン先生、教師になる前はアメリカ海兵隊にでも所属してました?」とか言われたり。
「エレン先生の何がやばいって素で生徒のためになると思って殺し合いに乗ってるところなんだよな」
「自分も生徒を殺す度に悲しみ傷つきながらも止まれなくなってるイメージ」
「実質魔法と奇跡の世界とも言えるDゲームに中途半端に関わってしまったがために全員蘇生の可能性を信じてるのが運の尽き」
とも言われた。
さらに駆動鎧を来たエレン先生は新しいバットだけでなく、逃走先でとあるスタンドDISKを手に入れた。
そのスタンドDISKの名は『ドラゴンズ・ドリーム』。
そして図書館エリアのとある場所が、ドラゴンズ・ドリームが示したエレン先生が尤も強運を得れる場所であると示された。
エレンは図書館エリア……多くの生徒が集まる場所へ向かうのだった。
エレン「いつの日かやったようにみんなでTRPGをして遊びましょう!
今度は英語が読めないというズルはダメですよ」
完全フル装備の状態でのエレン襲来。
時峰、ヴァレリア、リリカ、婚后、麗、ロゼ、巽、ジキルと数の上では劣勢なのに対し、ドラゴンズ・ドリームの指示で絶運に恵まれたエレンは優位に立ち、生徒たちを返りうちにする圧倒的(運の強さ)を見せた。
全員が総攻撃をしかけたけど。
ジキルやロゼのような近接攻撃勢の足並みが揃わなかったため(つまり不運により)、衝突してエレン先生の反撃にあい。
時峰が支給品のサブマシンガンで射撃をするが婚后さんが起こした風で射線がぶれて当たらず、ヴァレリアが軽傷ではあるが被弾するという形であった。
だがドラゴンズ・ドリームのある意味弱点でもある『中立である』ことで吉の方角のことをペラペラ敵にまで話し、それに賭けた婚后と巽がその風水の位置に移動。
移動出来たはいいがこのタイミングで時峰によって婚后に事前に植え込まれていた羅鬼化カプセルによって羅鬼化進行。
暴走と衝動に苦しみ婚后はラミアのような怪物と化し、結果的に麗を殺害する。
しかし、暴走するエレン・婚后を見てリリカの承諾を得てヴァレリアが吸血をし一時的にパワーアップ。
それでも対主催(一部ステルスもいるが)万事休すの時、タケルが救援にかけつける。
タケルは仮面ライダーゴーストとして覚醒し、キックで空けてくれた大穴(吉の方角)で図書館から負傷者たちを脱出させた(実はこの後に別の悲劇が起こるのだが、それは別項目にて)。
そんなこんなであらゆる方向で困難を打ち砕いてくる生徒たちに感動すら覚えるエレンはもはや狂気に浸りきっていた。
エレンVSヴァレリア&タケル殿
スタンドの力で圧倒的な幸運を得ていたエレンだが、裏で起きていた人狼ハイド(ジキル)や時峰VS巽の戦いの影響で風水の位置が急激に移り変わるという事態が発生。
これによってエレンの絶対性がゆらぎ始める。
そのタイミングでヴァレリアが突撃、だがそれはエレン先生のシギルからすればカモであり、哀れヴァレリアは彼方へホームラン……
にはならなかった。
ホームランされたのはヴァレリアではなく、ヴァレリアがバットに向けて投げた適当な石ころ。
動揺するエレンをよそにヴァレリアが駆動鎧を切り裂き機能を停止させ、最後にタケルことゴーストのライダーキック『陰陽開眼!タケルドライブ』がエレンの駆動鎧に炸裂して決着が付いた。
それでもなお、ゴーストとヴァレリアに駆動鎧をやられ、手足が変な方向を向いててもまだ生きてたエレン。
図書館が崩壊したことでリリカが死んでしまったことを知ってショックを受けたヴァレリアの不意を打ち、最後のバットを振りかぶって「救おう」とする。
しかし、エレンのバットは届くことはなく、脳漿が炸裂した彼女ごと乾いた音を立ててバットは床に落ちた。
実はエレンが立っていた場所はちょうど凶の方角、そして人狼ハイドと戦闘中に割り込んだ圭一グループの愛子によるLBXブリッツガンダムの流れ弾……3連装超高速運動体貫徹弾「ランサーダート」が偶然にもエレンの額を貫いたのだ。
余談だが彼女の殺害数は4人であり、この殺し合いに置いて第二位に位置する。
生徒・親友愛ゆえの暴走であり、彼女の凶行を止めたのは偶然にも親友で『愛』の名を持つものであった。
最終更新:2025年06月01日 08:39