【名前】ふなっしー
【出典】ゆるキャラ(千葉県船橋市非公認キャラクター)
【性別】男 (兄弟のうち四男らしいので)
【名ゼリフ】
「……ふなァ~~……ふなァ~~……」「クワッ」
「ふなっしぃぃはさつじんまっしぃぃぃんなっしー!でっかいタイヤ!なんでもついてるなっしー!あいしてるなっしぃぃぃぃ~~~~!!」
【本ロワでの動向】
船橋市名産である「梨」の妖精。黄色い梨をデフォルメして服を着せたような体に、上目遣いの目と小さく笑った口が描かれている。地元の日報で「ゆるキャラらしくない俊敏な動きが不気味」と称されたように、激しい跳躍やヘッドバンギングのような動きなどを得意とし、奇声もよく上げる、とにかくアグレッシヴなキャラクター。
混沌ロワには、各地のイベントにゲリラ参戦するなど、まだ名が売れておらずガツガツしていた時期より参戦。
支給品はDCS(ドーピングコンソメスープ)@魔人探偵脳噛ネウロ、
至郎田正影の包丁@魔人探偵脳噛ネウロ、ピラルクの肉@魔人探偵脳噛ネウロ……と、なぜかネウロづくしであった。
殺し合いという状況と優勝者への特典を考えながら混乱しつつ興奮していたところで、よりによってうっかりDCSを注入(たべ)てしまったために完全に凶暴化。殺し合いに優勝し、ゆるキャラ界の覇者になるという目的を持ったマーダーとなる。ただし見た目的には、梨の上半分がムキムキになるというわけのわからない状態だった。
その状態のまま、最初に遭遇した
せんとくんと交戦。「ナシカァン」「ナシカツ」などと叫びながら圧倒的なパワーで襲いかかるふなっしーを、せんとくんは秘技「十二の型」でやすやすといなし、叩きのめして、同じゆるキャラとして説得を試みるが、勝てないことを悟ったふなっしーは耳を貸さず、逃走する。
続いて、人を呼びながら歩いていた柊つかさを発見。少女ならば与し易しと飛び跳ねながら襲いかかる。だが、その様子を目撃した
不良怪獣ゼットンの攻撃を受けて撃退されてしまった。
悔しがりながら逃げて行った先で、今度は伊藤開司と
キングの二人を見つける。しかし、キングの放つ異様な威圧感にはふなっしーもさすがに警戒心を抱き、しばらく尾行した後、離れた隙を突いてカイジの方を襲い、分断させた。そのまま逃げて行くカイジを追いかけ殺そうとするが、思った以上にしぶとく逃げ続け、果てには情報と自らの命を代価に賭けを持ちかけて来たカイジの策に嵌められ、まんまと逃げられる。
このように襲っては失敗、襲っては失敗の繰り返しでフラストレーションを溜めていたところで、よりによって
松井さんと出くわす。野望を語るふなっしーを松井さんは持ち前の性質で「論破」し、とうとうふなっしーは発狂してしまう。
発狂し放擲されたふなっしーを発見したのは、せんとくんであった。今度こそ説得しようと試みるせんとくんであったが、精神崩壊したふなっしーに声が届くはずもなく、それどころか、発狂したふなっしーの動きは、心の動きやパターンを利用する「十二の型」では対応しきれず、包丁を叩きこまれて殺されてしまった。
血まみれで倒れたせんとくんの角を折り取り凱歌を上げると、ふなっしーは再びあてもなく駆け出す。走って、走って、走ったあげく、もはや自分が何であるのかもわからなくなり、手にしたせんとくんの角を果物類の枝に見立てて、「秋の味覚なっしー!食欲の秋なっし~~~!」などと叫びながら、最後にはとうとう包丁で自死を遂げた。
ふなっしーの死体は、(一応梨なので)通りがかった井之頭五郎に、食べ歩き道中の一環として食われている。中に少し残留していたDCSの成分のせいでしばらくの間、上半身だけがムキムキになったゴローちゃんだったが、「(……何だか肩が凝るな)」という独白だけで、特に何かに活用されたりはしなかった。
なお、
死者スレでは
浜渡浩満(ハマー)と、「ふなっしー&フナムシ」というコンビ名でセッションを行い、大いにウザがられていた模様。
あっちこっちに突撃して暴れたマーダーではあったが、直接手にかけたせんとくんの他には、間接的にキングの死因を作っているくらいで、さほど多くのキルスコアは挙げていない。しかし、元来のフリーダムさにDCSで拍車をかけた自由すぎる言動と狂ったアクションは、読み手に強烈な印象を残したことは確かであろう。
ちなみに、名台詞欄にもある発狂時の台詞は、ふなっしーが初めて購入したCDであるというディープ・パープルの『マシン・ヘッド』収録の楽曲「ハイウェイ・スター」が元ネタとのことである。
最終更新:2014年01月26日 17:58