【名前】リオ・フォーティア
【性別】男
【出展】PROMARE

【架空学園3におけるロール・設定】
原作と同じ設定は中性的な顔立ちをしたバーニッシュの少年。過激派バーニッシュの集団マッドバーニッシュに所属している。
普段はクールな態度を崩さないが、その胸中に確かな信念を秘めており、差別され虐げられるバーニッシュの現状に激しい怒りを抱いている。
若年ながら他のバーニッシュとは一線を画す能力を備えており、部下のマッドバーニッシュたちからは強い信頼を得ている。
戦闘時は体から出すバーニッシュフレアを硬化させた漆黒の鎧バーニッシュアーマーを纏う。

この世界でもバーニッシュは原作同様(燃焼テロを起こすので仕方ない側面はあるが)差別されており、埼玉県に押し込められている。
そして同じ被差別者たちである埼玉解放戦線と手を組んでいる。
学園には麗とロゼ、リオは埼玉から東京に送り込まれたスパイという設定である。
ただし麗側は穏健派でリオは過激派という感じで、同じスパイ仲間でありながら仲が悪いである。
ロゼは麗の護衛として送り込まれたのは、リオが暴走した時の抑え役としての役割があるとも綴られている。

なお、同じクラスいるガロはクラスメイトのリオがバーニッシュだとは気づいてない様子。
クラスとの交友関係はほぼない。
ただし、スパイだけに一部を除いた生徒の裏事情を知っている。
可燃物があるとバーニッシュの本能的に燃やしたくなってしまうので理化などの授業は欠席することが多い。

またバーニッシュが生まれた経緯が原作と大きく違うが、それは後述の本編を参照。


【今ロワでの動向】
茅場らが催したクラスメイト同士の殺し合いに巻き込まれたリオ。
何者かの仕業か不明だが、スパイ任務もあるため、ここは冷静に立ち回ろうとする。
とにかく今は生き残ることを優先し、同盟である麗・ロゼとの合流を急ごうとする。

ところが、一番最初に出会ったのが雛見沢炎上事件でバーニッシュを憎むレナだったのは不運であった。
彼女は特定の条件で授業を抜け出し、かつバーニッシュが暴れた事件現場に高い頻度で顔を出すリオをバーニッシュであると疑っていた。
「特定の条件」とは燃やしたい衝動が高ぶること……可燃物が多い授業は必ず欠席していたため、潜伏のために自分から離れていたと推察されていた。

リオ「待つんだレナ、それは暴論だ……俺は特定の薬品にアレルギーを持ってるだけで……」
レナ「嘘だッ!!」

なんとか振り切ろうとしたリオだったが、レナはここで強硬手段としてリオにバーニッシュを貶める発言をして煽り、怒りを誘発させる。
結果、リオの怒りが爆発し、彼が自らの魂の炎を硬化させた黒い鎧を纏わせることでバーニッシュであることを自ら晒してしまう。
レナも支給品の極制服でパワーを底上げして対抗する。
そこへ騒ぎを聞きつけた圭一も駆けつけて援護に加わる。
だがそこはマッドバーニッシュの首魁。
純粋な実力差もあり、レナの極制服を燃やし繊維喪失からの文字通りの意味で裸同然に。
このままでは怒り狂ったリオに彼女を殺すところだったが、ここで圭一が閃光手榴弾を投擲してレナの逃走を助けた。

だがリオも目くらましを受けて黙って逃がす気もなく、炎の壁を作りだした。
炎は二人には当たらなかったものの、レナと圭一の合流を妨害。
2人は互いの無事を祈って正反対の方向へ逃げることに。


バーニッシュとばれ、レナと圭一(実はリオを殺そうとは考えていなかったが)に命狙われるわ、さらにバーニッシュ差別意識を持っている学校の生徒達の言葉を思い出し、ブチきれてリオは方針を変更、マーダー化したのだった。
そんな彼に呼応したのは支給品のLBXであった。

リオ「憎い憎い憎い…焼き尽くす…俺の声に答えろイフリィィィトォォォォォォォ!!!」

ディパックから発見したLBXイフリートとバーニッシュの力が融合、一体化したのだった。


そしてリオは次にガロ、弦太朗、アラタ、リク、時峰のグループを発見、襲い掛かる。
五人ともリオがバーニッシュだったことには驚いていたが、それぞれの方法で応戦する。
さらに後からガロの命を狙うシュカが出現、乱戦となった。

戦闘の最中でアラタの体に火をつけ、気絶させることに成功。
リクがスプレー缶型の消火器でアラタを助けようとしたが、弦太朗がなぜか「やめるんだリク!」と叫んだのを聞いた時峰がリクの足に投げナイフで無力化
直後に隙を見せたリクがシュカに切り刻まれて死亡。
ガロはリクが殺される原因を作った時峰を殴りつけた。
弦太朗たちの謎の自滅&仲違いのおかげで邪魔者が一人減った。

しかし、シュカもまた正気を失っている様子であり、話し合いができない以上、一時的にも仲間にはできない。
結果としてこのスキに三人を仕留めようとしたシュカだったが、リオが彼女を危険視し気付いて殺しにかかってきたから撤退した。
リオの方はこのまま攻め立てるつもりだったが、弦太朗がレオゾディアーツに変身し、その圧倒的パワーによるゴリ押しでこちらも撤退に追い込まれてしまった。



未だ怒りが収まらぬリオは今度は野獣先輩とタケルを発見。
野獣先輩は人種差別なんてしないけど下北沢出身の東京都民。
東京都民ということはバーニッシュの敵だ、そしてLBXイフリートと一体化したリオは襲撃を決行する。

だが、迫真空手と相性の良い仮面ライダーメテオに変身した野獣先輩。
そして術を使うタケルの前に意外と苦戦するリオ。
ここでリオは野獣先輩の裏事情を暴露する。
野獣先輩がホモビに出ていたことを知っていて揺さぶりをかけたのだ。

リオ「おまえ、親父が事業に失敗して一等地での生活が成り立たなくなったから、金のために男色家向けAVに出たんだってな?」
野獣「ど、どうしてそれを!?」
リオ「頭が弱すぎて未だに卒業できてないで有名な留年生が正直に教えてくれたんだよ」
野獣「……MURァーーーッ! あれほど言うなっつったのに!!」

思わず(主にMURに向けて)ブチ切れた野獣先輩。
リオは冷静さを欠いた野獣先輩相手に「勝ったな」と思っていた。
ところがそこは菩薩メンタルで有名なタケルが野獣先輩を「家族のために頑張っているのだから笑われる謂れはない」とフォローし、精神を持ち直させた。

戦いは振り出しに戻り、リオ(+イフリート)とタケル・野獣先輩メテオとの戦いは拮抗していた。
だが放送で野獣先輩にとって親友であった郁子の名前が流れた瞬間。
ほんの僅かに野獣先輩の集中力が切れイフリートで腹を貫く。
野獣先輩が敗れてタケル殿も負傷。
それでもほぼ丸腰であるタケルを助けるために最期の力を振り絞ってメテオストライクを発動、イフリートを破壊してタケルを逃がされてしまった。
どこか満足した表情の野獣先輩に苛立ちは覚えつつも、流石に死体蹴りをするほど腐ってはいないリオ。
破壊されたイフリートの代わりとしてメテオドライバーのみ奪い、その場を去った。



リオは次に一度は殺し損ねたアラタと中也、アスランのトリオを発見。
メテオドライバーで仮面ライダーメテオに変身し、アラタが「そうだな! 亡くなったアイツの分も……」と言いかけたときにリオが再び襲い掛かってきて、両足を炎で切断した。

アラタを殺さなかったのは足がなくなったから、アスランか中也のどちらかがアラタを担ぎ、どちらかがリオとタイマンしないといけない状況を作り出すためであった。
結果、アスランがアラタを担ぎ、中也がリオの相手をすることになった。

最初こそリオが優勢だったが、仮面ライダーの力の根源がベルトであると見切った中也は「汚れちまった悲しみに」の異能を使い、重力を操ってメテオドライバーを破壊。
だったら、バーニッシュフレアを硬化させたバーニッシュアーマーで!
と思ったリオだったが、火力が出ず、バーニッシュアーマーが形勢されない。
ここまで冷静さを欠き、大した休みなく手当たり次第に参加者に襲い掛かってたせいで、体力を使い果たし、鎧を形成できない程度には消耗していたのだ。
メテオドライバー破壊後は中也とただの取っ組み合いの殴り合いになっていた。
中也にとってはバーニッシュとか埼玉とかどーでも良かったが、リオのその態度が気にくわないと言う。

リオはバーニッシュ差別に耐えられなくて暴力に走ったという体だったが、中也から見れば力にものを言わせるやり方はリオ自身が嫌う東京の人間と何も変わらないように見えた。
リオは殴り合う中で中也の正体に気づいたな。
マッドバーニッシュの中でも噂だけはあった人口異能の入れ物、人外であるアラハバキであることを。

リオと中也の戦いはいつの間にか川原の殴り合い状態になってるのに対してアスランはアラタを担きながら、今回ばかりは空気を読んでリオと中也の二人の戦いを見守ってたな。

戦いの結果は中也に殴り飛ばされてリオを漸く正気に戻した。
リオはすでに自分は野獣先輩を殺しアラタの足も焼き切った、リクの死の一因も自分が担っている。
殺すなら殺せとリオは言ったが、アラタやアスランはそんな彼を許し、「本当に憎むべきはこの殺し合いを催した主催だ」と言って行動を共にすることにしたのだった。
中也から言われた先ほどのまでの自身の行いは差別する東京都民と何も変わらないこと、そして模型部の二人が許したことで、自分を恥じ、三人を手伝うことにした。


その後、実は支給されがらもまともに動かす前に破壊されたドットブラスライザーと、リクの使っていたダブルオースカイのミキシングをアラタはやりはじめていた、それにリオが手を貸す。

アスランやリオの協力でついに完成したアラタの新機体、そして中也がドットフェニックスも発見し合体。
その名前は「ドットダブルオーライザースカイ・ジークエスト」を四人で完成させた。

それからしばらく後だろうか、かつて襲い掛かったガロたちが現れ、生き残った対主催仲間を集めたので至急地下施設に集まって欲しいと、リオたちに告げたのだった。、
ガロと言えば、リオに関しては既に怒っている様子はなかった。




地下施設にはここまで生き延びた対主催生徒が集まっていた。
その時には圭一もいたが、彼もまたガロ同様怒っている様子はないようだ。
とある「一件」で差別について考えさせられたともいう。
この場にバーニッシュを差別するものはいなかった。

さらに地下施設には埼玉で伝説となっている名機グレンラガン……を仮想空間故に再現した機体と、主催であったはずの茅場(ヒースクリフ)がそこにはいて、VR空間である以上、絶対に外れないハズだった生徒たちの首輪を彼は外していった。
彼は最初から主催を裏切るつもりだったのである。

さらにバーニッシュや埼玉含む差別問題にして衝撃の真相を知る、

タレスという首領を中心とした、鬼の末裔の組織『闇に蠢く者』。
それは世界の裏で暗躍しており、非道な研究や実験を繰り返していた。
この世界における埼玉差別、バーニッシュの出現、雛見沢の大災害も闇に蠢く者たちの仕業であり、バーニッシュとは彼らが異能者を人口で作り出す際にの失敗作だったのだ。
そして異様なまでの埼玉・バーニッシュ差別の正体は組織の天敵である鬼殺隊の末裔を封じ込めるための作戦であり、危険なバーニッシュを埼玉に押し付けることで埼玉の更なるイメージダウンを図るための、言わば作られた差別だったのだ。

自分やバーニッシュは闇に蠢く者に踊らされ、あまつさえ殺し合いに加担してしまったことに罪悪感を覚えるリオだったが、茅場は言う。

茅場「確かに差別を煽ったのは闇に蠢く者や一握りの東京の者たちだが、全ての差別はそいつらのせいではない。
   本当に埼玉とバーニッシュを見下し、優越感に浸るために差別していたものは少なからずいるだろう。
   リオの怒りもある意味では正しかった、方法以外はだが。
   差別という人類の悪性を完全に取り除くには時間がかかるものなのだ
   問題は君たちのこれからにかかっている」

そして茅場の真の目的はVR空間内にて日本に蔓延る差別の大本であるクレイ・建造・タレス。
妄執に取りつかれた鷹野、一見するとまともだが選民思想により新たな差別を生むだけのセレディを一掃すること。
さらに特殊な電波を放つことで感染した者を自由に操ることができてしまう雛見ザワイタマウィルスの根絶であった。

そのために、主催達をVR空間から、対主催生徒が全滅するまで逃げられないようにプロテクトをかけてきた。
しかし、「何者か(ネタバレしてしまうとサラ)」の妨害により対主催生徒たちも主催が全滅するまで仮想空間から逃げられないようにされてしまっているらしい。
ここからは対主催生徒と主催たちとのガチンコバトルでどうにかするしかない。


真相がわかった対主催生徒たちはさっそく各々の準備を済ませ、主催がいる学校へとグレンラガンを率いて攻め込むことになった。

ところが、いきなり学園が変形合体して巨大兵器に変貌する。
そして変形後の巨大ロボは禍々しい炎を放つ巨人のようであった。
そこから放たれる弾幕でグレンラガンや生徒たちは近づくことができない。

このままでは戦いにならないので。リオが囮になって突破口を開こうとする。
炎の龍のようなバーニッシフレアを形成し燃える炎としてパイロットの建造の注目を盗み、地面から穴を掘って移動するグレンラガンと生徒たちに気づかせなかった。

そのように無数の弾幕を避けていきこのままグレンラガン突入まで生き残るかと思いきや、最期はロボに搭載された滅殺開墾ビームで蒸発させられてしまい……

リオ(みんな……これで俺の過ちは、借りとして返せただろうか……
   こんな俺が願うのもおこがましいかもしれないが……バーニッシュの未来を頼む)

思念を残し、リオという火は潰えた。
だが、その火は継がれ、生き残りたちへの心の炎を滾らせた。
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最終更新:2025年06月16日 16:24