【名前】天空寺タケル
【性別】男
【出展】仮面ライダーゴースト

【架空学園3におけるロール・設定】
原作と違い、死亡していない(ある意味当然だが)ため、自身が生き返るために戦うということはない。
だが、原作と同じく心優しく温厚な性格、鋼のメンタルにも似た強い心の持ち主でもある。
マコト兄ちゃん等原作からの交友関係は変わっていないが、仙人がまともだったりと、だいぶ違う部分がある。

この世界のタケルは原作で言えばまだ仮面ライダーにはなっておらず、亡きゴーストハンターである父親譲りの霊能パワー+マコト兄ちゃんに鍛えてもらったことから生身でも強く、寺生まれのT殿として心霊事件をいくつか解決してきたようだ。

また、タケルは悪霊化した埼玉人と戦った事があり彼らの無念や憎悪を知っているからか、埼玉の人間たちにも基本優しかった。
(ただし、埼玉人の悪霊からすると東京県民であるタケルの行動は上から目線に見えているらしい)
というか基本的に誰も差別しない主義だが、例外的に害獣であるひでだけには冷たく殺意を抱いている(これは煽るひで側にも問題があるが……)

クラスメイトにおいては意外にも野獣先輩と仲が良く、野獣先輩はバイ寄りで普通のノンケじゃない事を悩んでタケルに何度か相談してたこともある。
アスランには最初は苦手意識があり、けおってて顔真っ赤なアスランと出くわした時に「うわっ、出たよ…」って思わず言ったこともある。
だが、持ち前に優しさで紆余曲折を得てなんとか仲良くなれた。
その縁からか、後に起こったマコト兄ちゃんとアスランの喧嘩を仲裁に入って二人が和解し、仲良くなる切っ掛けを作ったりもした。
その時に二人の喧嘩に巻き込まれて動けずにいた女の子を助けてもいる。
その一件以降、タケルはその女の子※と話す機会が何度もあり、最初は心を閉ざし気味だった女の子も、タケルの人柄の良さによって心を解きほぐされていった。
ただ、「もしも犠牲の元に生まれてきた命があったとしたら……それは本当に生きていていいの?」という質問には、ゴーストになってない(原作と違い死んだこともない)のもあってまだ答えを出せてない。

そして月日が立ちバレンタインデー、「女の子」は感謝の気持ちを伝えようとチョコを直接渡そうとするが、勇気が出ずタイミングが悪いのもあってなかなか渡せない。
このままじゃチョコを渡せないまま終わってしまう…と彼女が思ってる所に「フッ!ハッ!■■※!!何故タケルにチョコを渡さない!?」といきなり出てくるマコト兄ちゃん。
マコト兄ちゃんと(いきなり現れた)アスランに発破をかけられたおかげで、その娘は何とかバレンタインデーの内にチョコをタケルに渡すことができた。

また、弦太朗やマコト兄ちゃんらが所属している二輪同好会、通称ライダー部にも所属している。
正式な部活ではないが歴史は古く、実は校長も同好会員だったことがあるとかないとか。
ライダー部は学園近くの施設にもボランティアに行っている。

前日譚にて、実は父親である天空寺龍が死の間際に「鬼舞辻無惨には気をつけろ」と言い残していた。
無惨と名乗る者が童磨の宗教団体に接触しているという噂を聞き、父の死に関わっているのではと疑っているため、童磨の宗教団体を怪しんでいる。


※非参加者、名前が伏字なのは公式の規約の関係で妄想ロワに出す事ができないため。


【今ロワでの動向】
何者かに拉致されたと思いきや、テロリストのセレディ、教師の茅場、医療施設のボランティアでお世話になったハズの田無により、クラスメイトや教師を巻き込んだ殺し合いを強要されてしまう。
そして見せしめに殺される教師やクラスメイトたち……こんな理不尽な死など、タケルが認められるハズがなかった。
もちろん殺し合いに乗らないことを胸に決め、タケルは会場に転送されるのだった。

支給品を確認すると、仮面ライダーメテオに変身できるメテオドライバーを発見する。
しかし、使用にはなんらかの資格が必要なのか、タケルが変身できることはなかった。
とりあえず、他の対主催の誰かなら使える可能性はあるので、取っておくことに。

支給品を確認した後に、タケルが最初に出会ったのは親友の一人である野獣先輩であった。
もちろん彼も殺し合いには乗っていない、同じ対主催として殺し合いを打破すべく二人は行動を開始するのだった。

2人は会場を探索中、殺し合いに乗った芥川に襲撃される。
なぜか大漁旗をヴァンパイアのように羽織る芥川の姿にツッコミを入れつつ、2人は説得するが芥川は応じない。

芥川の異能に最初は押され気味だったコンビだったが、ここでタケルは支給されたメテオドライバーを野獣先輩に渡し、メテオに変身させた。
自分は既にゴーストハンターとして戦力になるから、異能者相手には戦えない野獣先輩に渡すと、空手を習ってる野獣先輩とメテオの格闘性能の相性は抜群だったという。
結果、タケルと野獣先輩を一般人だと思い込んで襲った芥川だが予想外に強い2人に今はまだ分が悪いと判断して撤退。
無事に撃退することができたが、本当に殺し合いに乗ってしまったクラスメイトの存在に2人は驚愕するしかなかった。

実際に放送で死者として名前が呼ばれるクラスメイトも増えており、2人を焦らせる。


その後、LBXイフリートと融合したマーダーにしてバーニッシュだったリオが襲来。
こちらも芥川戦と同じく2対1であったのもあり、リオを手こずらせるが、戦闘の途中でリオは独自の情報網(MUR)から仕入れた情報で野獣先輩が父親の事業の失敗が原因で一等地に住めなくなるのを防ぐため、男色家向けのアダルトビデオに年齢を偽って出演していたのを暴露。
野獣先輩は動揺するが、ここでタケルは野獣先輩を貶すことなく、むしろ家族のためにその身を犠牲にしてビデオに出る道を選んだとフォロー。
野獣先輩のメンタルが回復する。

そして前衛の野獣先輩こと仮面ライダーメテオ、後衛のゴーストバスター・タケルの援護によりリオと拮抗していく2人。
ところが、戦闘中に流れた放送で野獣先輩にとって親友であった郁子の名前が流れた瞬間、ほんの僅かに先輩の集中力が切れイフリート・リオに腹を貫かれてしまった。
野獣先輩が敗れてタケル殿もリオの炎により火傷を負う。
それでも野獣先輩はほぼ丸腰であるタケルを助けるために最期の力を振り絞ってメテオストライクを発動、LBXイフリートを破壊してタケルをリオから逃がすことに成功する。



リオからは逃げおおせたものの野獣先輩をみすみす死なせてしまった失意のタケル。
だが逃げた先でちょうど百美を弔っていた麗とロゼに会う。
そして亡くなった百美から譲られた支給品にはゴーストドライバーがあった。

このあと火傷で倒れたタケルは麗・ロゼコンビに介抱される。
ゴーストドライバーがタケルに反応していたので、麗は密かにゴーストドライバーを彼のディパックの中に入れた。
その後、図書館にたどり着いた一行は、未だ目覚めぬタケルを図書館の一室に隠した。
理由は図書館には自分たちを除いて、時峰、ヴァレリア、リリカ、婚后、巽、ジキルが集まっていたが、ジキル(ハイド)と巽が殺し合いに乗った可能性があると婚后たちが糾弾していたため、最悪戦闘になることを見越して、タケルを隠したのだ。

そしてタケルの目覚めが近付いてきた時、周辺から騒がしい物音が聞こえてタケルは部屋を飛び出した。
そこには殺し合いに乗ったエレン先生と彼女一人に苦戦する生徒たち。
怪物化した婚后らしき存在がジキルが放った槍を弾き返して、その槍がロゼを庇った麗に刺さり、致命傷を負わせるのを見た。
死にゆく麗に駆け寄るタケルとロゼ、彼は死に際に親友である婚后を救ってくれと遺言を遺した。

麗が死を見たタケルは、野獣先輩を死なせた事で失意に沈み戦意を失っていた自分を責めていた。
火傷を負っているとはいえ、本当なら自分も戦わなければいけないのにこの様はなんだ、と。

そしてその自分への怒りに反応するように眼魂が僅かに反応していた。


その頃、巽は性帝として覚醒し、婚后を殺さないように救うことに成功する。
ヴァレリアもまた、覚悟を決めてリリカの血を吸い、パワーアップする。

彼らの決意と同時にタケルも再起した。
その手に握るのは俺眼魂…ではなく、タケルの先祖である法力使い「天空寺猛(たける)」のタケル魂。
眼魂から流れる鬼と人が共存した記憶を見て、変身したのだ。

「種族が違う者同士だって協力し合えるんだ。なのに、住んでる県が違うだけで差別や殺し合いをするなんて間違ってる!」
『アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!バッチリミナー!』
「だから俺は、こんな殺し合い絶対に止めてみせる!変身!!」

『カイガン!タケル!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!』

仮面ライダーゴーストとして初変身したタケル。
タケルはキックで図書館の壁に大穴を開け図書館から、自分とヴァレリア以外を脱出させる。


そしていざ、生徒愛ゆえに狂ってしまったエレン先生との戦闘へ。
駆動鎧にシギル使いの上、エレン先生は手にしたスタンド『ドラゴンズ・ドリーム』で運を味方につけていたが、凶の方角からの攻撃を、タケル魂の法力による「厄除けの結界」で防いだ。

また、タケルたちはまだ知らないが、図書館の外で起きていた人狼ハイド(ジキル)や時峰VS巽たちとの戦いの影響で風水の位置が急激に移り変わるという事態が発生。
これによってエレン先生の絶対性がゆらぎ始める。

そのタイミングでヴァレリアが突撃、だがそれはエレン先生のシギルからすればカモであり、哀れヴァレリアは彼方へホームラン……

にはならなかった。
ホームランされたのはヴァレリアではなく、ヴァレリアがバットに向けて投げた適当な石ころ。
動揺するエレン先生をよそにヴァレリアが駆動鎧を切り裂き機能を停止させ、最後にタケルのライダーキック『陰陽開眼!タケルドライブ』がエレン先生に炸裂して決着が付いた。
エレン先生は殺す気がなかったため、この時点では生きていたが、戦闘の余波で図書館が崩壊。
その後もしつこくリリカの死に泣き崩れるヴァレリアを殺そうとしたが、流れ弾により頭部を貫かれて死亡した。


外に出るとハイドが人狼を越えて鬼狼となり、駆けつけた圭一・シュカ・愛子先生も戦っていたが、愛子先生が殺されてしまう。
怒りを顕わにする圭一とタケルだったが

圭一「てめえ!よくも愛ちゃんを……先生を……」
タケル「人の命をなんだと思ってるんだ!」
ハイド「おまえらだって、実験動物とはいえひでは散々いじめたろ」
ロゼ「それは……」
ハイド「オレにとっての「ひで」はおまえらなんだ。
    人間や生き物や自分より劣るもの・違うものを虐げたがる悪逆がある!
    オレはその悪逆さに従ったまでのことよ」

ハイドが言ったことは事実だった。
学園の誰しもが(害獣とはいえ)ひでにはひどいことをしてきた。
タケルでさえ、ひでのウザさの前には、嫌悪の色を隠せないことだった。

タケル「…確かに君の言う通り、俺たちは「ひで」を嫌悪し取り返しのつかない事をしてきた」
ハイド「そら見ろ。結局お前らも「けど!」…あ?」
タケル「だからこそ、後悔しているからこそ!もう同じ過ちは犯さないって決めたんだ!
    種族や住む場所が違っても手を取り合い、一緒に生きていくことが出来る。俺はその事を繋いで行く為に戦う!」

差別が悪いことなのは、タケルは既に知っている。
しかし、芥川やリオを見るに、これまで本当に自分が差別と向き合ってきたかは怪しい。
埼玉の悪霊たちが東京都民である自分が無意識に彼らを見下してた可能性があったかもしれない。
だから、タケルは同じ過ちを繰り返さない覚悟を持ち、ハイドに啖呵を切ったのだ。


そんなタケルの覚悟に呼応するようにタケル魂の眼魂を通して見た過去の光景が、脳裏に過る。
その中には先祖の天空寺猛が、『日の呼吸の剣士』に「例え種族が違い争い合った者同士でも、分かち合い共に生きていくことはできる。
その事を伝えていきたい」と告げた瞬間があった。

同時に天空時猛こそが御伽話「無惨鬼」における鬼の首魁である無惨退治に協力したとある法力の使い手であったことを教えられる。
その過去の記憶から鬼に有効な術をタケルは見つけるのだった。

だがこの術は発動までに時間が掛かるので、この場にいる対主催生徒全員でタケルを援護する必要があった。
その術とは、対無惨用として天空時猛や他の協力者(日の呼吸の剣士に珠世を始めとする善き鬼の協力者側)達が編み出したもの。
幸運の巡り合わせなのか、ロゼの正体が日の呼吸の剣士の末裔・継国炉世であることも判明。
鬼狼ハイドを倒す下地はできていた。

ハイド「オレは化け物のはず…そのハズだ」
婚后「残念ですけど、わたくしも既に見た目も怪物なら、お友だちも先生もろくに守れなかった醜い怪物ですわ。し・か・も非処女。
   でもそんな私でも友を助けになるぐらいわ!」

羅鬼化で強化された婚后の空力使い能力はLEVEL5に匹敵した嵐を巻き起こし、突破口を作り出す。

婚后「さあ、おゆきなさいロゼ!」
ロゼ「麗様の意志を継ぎ、埼玉の剣を見せつけるなら、今!」

それとほぼ同時にタケルもまた、圭一たちの援護により術を発動させる。

タケル「待たせてごめん!皆離れて!」

『陰陽開眼!鬼封オメガドライブ!』

ハイド「なっ、クソッタレがぁぁぁぁぁぁああああっ!!!」

ハイドの動きを封じることに成功。
愛子先生の死体を盾にし、ロゼの刀を折る悪足掻きもハイドは見せたが、途中殺し合いに乗っていた時峰がなぜかロゼを庇い、新たな刀を渡して奥義をハイドの頚に叩き込み、生徒たちは勝利を得るのであった。

だが、犠牲はあまりにも多い勝利だった……

愛子先生や時峰、最後まで殺し合いに乗っていたハイドを含めて図書館の周辺で死体を埋葬していたタケルたち。
そこへ童磨が現れ、殺し合いに乗ってない生徒に、この殺し合いの真相がわかったので、すぐに地下施設に向かうように筆談を通して言われた。

地下施設に到着。
そこに待っていたのはアスランにアラタ、中也にガロ、一度は自分を殺しにきたリオとこの殺し合いの主催の一人であったハズの茅場がそこにはいた。
リオはかつて憎悪から殺し合いに乗ったこと、野獣先輩を殺したことやそれ以外の罪科をタケルたちに謝ったが、タケルは今のリオに免じて許したのだった。

主催であったはずの茅場(ヒースクリフ)は、VR空間である以上、絶対に外れないハズだった生徒たちの首輪を彼は外していった。
彼は最初から主催を裏切るつもりだったのである。

主催の目的は特殊な特殊な電波を放つことで感染した者を自由に操ることができてしまう、雛見沢症候群とサイタマラリアをかけあわせた雛見ザワイタマウィルスの実験であり、そのためにVR空間に生徒や教師を押し込めて実験。
実験が成功すれば、日本中にウィルスを拡散し、人心を操ることができてしまうという極めて危険な計画だった。
バーニッシュによる世界大炎上により、世界でまともに済める国は日本しか残っていない、ともすれば雛見ザワイタマウィルスは実質世界征服すら可能なウィルスだったのだ。

そして『闇に蠢く者』と呼ばれる「無惨鬼」に登場する悪しき鬼の末裔の集団。
タレスを首領とし、世界の裏で暗躍しており、非道な研究や実験を繰り返していた。
この世界における埼玉差別、バーニッシュの出現、雛見沢の大災害も闇に蠢く者たちの仕業。
……アスランの遺伝子操作および両親と親友キラの死亡にも関わっているとされている。
特に異様なまでの埼玉県民・バーニッシュ差別はこの闇に蠢く者の扇動によるものであり、全てではないが作られた差別だったのである。
理由は組織の天敵である鬼殺隊の末裔(ロゼなど)を埼玉に封じ込めるための作戦であり、危険なバーニッシュを埼玉に押し付けることで埼玉の更なるイメージダウンを図るための策略だったのだ。

そして茅場の真の目的はVR空間内にて日本に蔓延る差別の大本であるクレイ・建造・タレス。
妄執に取りつかれた田無、一見するとまともだが選民思想により新たな差別を生むだけのセレディを一掃すること。
さらに特殊な電波を放つことで感染した者を自由に操ることができてしまう雛見ザワイタマウィルスの根絶であった。

そのために、機を伺って主催達をVR空間から、対主催生徒が全滅するまで逃げられないようにプロテクトをかけてきた。
しかし、「何者か(ネタバレしてしまうとサラ)」の妨害により対主催生徒たちも主催が全滅するまで仮想空間から逃げられないようにされてしまっているらしい。
ここからは対主催生徒と主催たちと正面衝突するしかない。


更に茅場は語る。
雛見沢大炎上で死んだと思われた梨花は生きている。
また行方不明だったリクの想い人であるサラ、唯一この殺し合いに招かれてないと思われた御坂が主催に囚われていると。

梨花・サラ・御坂は、女王感染者・制御・特殊な電波を出すなど雛見ザワイタマウィルスを制御するのに欠かせない存在だ。
救出の必要がある。
さっそく茅場と生き残りの対主催は作戦会議を開き、主催本拠地である学校エリアへの殴り込み作戦がたてられた。
圭一を中心としたアスラン、シュカ、ヴァレリアは梨花の救出へ。
タケルを中心とした婚后、アラタ、リオのグループはサラの救出へ。
巽を中心としたロゼ、中也、童磨のチームは御坂の救出へ。
ガロと茅場はロボットであるグレンラガンに乗り込み、クレイ・建造を倒すことが作戦として決定、少しの休息を挟み、出発とした。



いよいよ、始まった主催戦。
対主催生徒たちはグレンラガンの背に乗る。
ところが、学校が突然巨大ロボに変形し、夥しい弾幕を放って近づけないようにした。

ここでリオが、囮となり、グレンラガンはリオが囮となっている隙に地面を掘って学校ロボの足から侵入することにする。
しかし、その代わり囮となっていたリオが犠牲になり、途中で茅場たちの目論見に気づいたクレイたちは地下に向けて攻撃を開始。
辛うじて生徒たちは学校ロボの内部へ侵入できたものの、
1人、グレンラガンに取り残された茅場はガロをクレイがいる理事長室部分にラガンごと投げ込み、学校ロボのビームにより爆発四散した。

仲間の死を悲しむ間もなく、タケルたち対主催生徒たちはそれぞれの目的を果たすべく、学校ロボの内部で捜索をする。
屋上にてリオを欠いたタケルのチームが相対したのはセレディであった。

セレディは国際的テロ組織であるワールドセイバーのリーダーにして主催の一人にして教師として変装・潜伏していた者。
過去は傭兵として世界を渡っており、バーニッシュや埼玉県人の差別も本来なら軟着陸できるはずが時の権力者性達の不満をそらすことが出来る弱小勢力としてそのままにしていることから、「政治家や支配者の存在こそが戦争と差別の原因」であると確信、「選ばれし者(オーバーロード発動者)による支配者の統括と戦争の根絶」といった選民思想に執り付かれていた。
タケルはセレディを醜悪なエゴイストと唾棄するが、本人は虐殺者の汚名や自分の起こした責任はちゃんと背負うという責任感もあるという。

また人体実験や人工的に命を造るプランを主導してたのは京都の闇に蠢く者たちとセレディ率いるワールドセイバーだった。
その過程で生まれた数少ない成功作が深海マコト…マコト兄ちゃんであり、失敗作と見なされて捨てられたのがひでであり、タケルが日常で仲良くなったあの女の子『■■』だという事がセレディの口から明かされた。

セレディにとってはオーバーロードではないものの覚醒したタケル・婚后の二人も資格があるとして勧誘しようとしていた。
だけど当然のように3人とも拒絶して戦闘開始。
タケルとしてはオーバーロードという支配階級が生まれるだけで差別がなくなるわけじゃないとセレディの思想を否定。
タケルと婚后はLBXバンデットの軍勢と戦い。
アラタはブラスダブルオーでセレディとのファントムとの戦闘をした。

アラタの「神刀・カムイ」によってファントムは撃破されこれでセレディが脱落したかと……思いきや、突如現れたビットが婚后を串刺しにしてそのまま引き裂いて殺害する、ファントムはあくまでそれを覆い隠す外装にすぎなかった。

セレディ「君みたいな娘を殺さなければならないのは、本当は胸が痛むよ」

セレディ「だが羅鬼は不安定な存在。今は精神力で抑え込めてもいつかは食人の怪物に転じる。
     新しい世界には完璧で安定した存在でなければ……また今の東京・埼玉の二の前になるんだ!」

セレディ「これが僕の、そしてワールドセイバーの理念そのもの…V2・エゼルディ!」

それはV2ガンダムベースのLBXだった。


タケルはもはや、ハイドと同じくセレディは斃してでも止めないといけないと思い、これまで主催権限でロックが掛かっていたアイコンドライバーGの使用に踏み切る。
これまでは解除には時間が掛かったらしく、プログラムの関係上使えるようになったのは婚后の死亡後になった。

そして英雄眼魂のゴースト、ではなく散っていった級友達の魂と融合する。

「みんな…、俺に力を貸してくれ…!変身!!」

『グレイトフル!ガッチリミナー!コッチニキナー!』
『ゼンカイガン!』
『シギルニ スタンド ケンシニ ブンゴウ ダイバー ソウシャニ ノウリョクシャ!大変化!』

そして、アラタと共にV2・エゼルディに挑むタケル。
その戦いぶりは壮絶であり、セレディのV2相手に互角の戦いを繰り広げた。
拳や剣技が見切られるも剣技は二刀流に切り替えた瞬間に通用し、法力や級友達の多彩な能力で張り合うが、このままではダメージレースで負けてしまう。

そこでビットはアラタが抑えて、タケルは必殺技を放つ作戦に出る。
ボロボロにながらもオメガドライブ グレイトフルを放つ…

そのオメガドライブを放つ際に婚后のものらしき風が吹いて威力が増すっていうのも良かった

ビットが主武装のディ・エゼルディだったらここで終わりだったかもしれなかったが
素体はV2だったために……その背面から光の翼が出るのであった。
これに直撃すれば仮面ライダーゴーストとて耐えられない。

だが

避けてしまえば今度はアラタに直撃する。
タケルの判断は早かった。
仲間であるアラタを救うために、光の翼をあえて受け、その発生装置を破壊すると。



アラタが見た次の光景、それは光の翼で両断されたグレイトフルゴースト、タケルの姿だった。
それだけでなく、セレディのV2は光の翼発生装置を破壊されていた。

アラタが全部ビットを全部叩き落してお陰で、残る武装がビームサーベルとビームライフルだけになり、最終的にこの一撃が響いてセレディはアラタおよび後から駆け付けてきたアスラン相手に敗北することになる。



エピローグにてタケルの死を聞かされ墓前で涙を流すマコトと『■■』の少女の涙は切なかった。
だが、彼の命がアラタを始め、多くの級友たちの命を救ったのだった。
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最終更新:2025年06月28日 17:59