【名前】アフロサムライ
【出典】アフロサムライ
【性別】男
【支給品】 アフロサムライの刀@アフロサムライ、釣竿と糸ミミズ@現実
【名台詞】「……始まったか。また」
【人物】
「闇の剣客道」、その“一番”のハチマキを持つ者は世界を制する。唯一の掟、それは“二番”だけが“一番”と闘うことを許されていることのみ。幼い頃、目の前で"一番"の父を惨殺された少年は、その仇である新たな"一番"のジャスティスという名のガンマンに復讐を誓う。
黒人でアフロヘアーが特徴のサムライ。父の仇を討つべく旅をしていた。寡黙な性格。レモネードが好物。

【本ロワでの動向】
復讐を終え、新たな"一番"になるもそれを拒否。復讐のために殺してきた人々に贖罪するために廃寺にこもり、何年も仏像を彫り続けていた時期からの参戦。
一度死んだ相棒ニンジャニンジャとともに殺し合いの地に降り立った彼は、しかし以前のように刀を抜くことはしなかった。
登場話『スキヤキ』にて、死刑囚キレネンコと遭遇。しかしお互い寡黙な性格なので特に何も起きずにそのまま別れる。
無言で佇むアフロサムライと、我関せずと雑誌を読み耽るキレネンコ。そして二足歩行の兎に仰天して大騒ぎするニンジャニンジャと、それはそれはシュールな光景であった。

2回目の登場話『ホトケサマ』にて、アフロサムライとニンジャニンジャが次に遭遇したのは、歩く核抑止力ことDrマンハッタン。
神々しく輝きながら粒子を観測しているマンハッタンに仰天して大騒ぎするニンジャニンジャ。そしてそれを顔色ひとつ変えずに見守るアフロサムライ。
基本中立スタンスをとっていたマンハッタンはアフロサムライに干渉せず、アフロサムライも敵対しないならと不干渉を決め込んだ。
ニンジャニンジャだけが「お前らCOOLすぎだろッ!?」と途方に暮れるという、ギャグともシュールともつかない奇妙な展開に。
この頃からアフロサムライは何事にも動じない侍の中の侍といった印象がスレに定着しはじめる。
さて次にさすらいのアフロが遭遇したのは仮面高校生の谷。因みに話名は『オマツリ』である。
普通なら仮面をつけた人物など怪しいと警戒するが、原作からして混沌としているアフロサムライには別に普通。むしろ目立たない部類なためノーリアクション。早速御約束のようにニンジャニンジャだけが怪しさ満点と谷を警戒していた。
「今回もスルーするのか」「それともいよいよ戦闘か」とスレが沸くなか、投下されたSSは「アフロと意気投合した谷がアフロサムライ相手に愛して止まない島さんのことをたっぷりと語り聞かせる」といった斜め上すぎるものだった。
「予ww想ww外ww」「谷も大概だが律儀に聞いてやってるアフロもパネェwww」「てかニンジャニンジャ空気化w」と大好評だった。
結局期待された戦闘は起こらず、和気藹々とした雰囲気のまま谷はさっていった。お互いシャイボーイなので気があったのだろう。多分。
それからは各地をさすらいながら、支給品の釣竿と糸ミミズで釣りに興じたりするなど、比較的平穏な時間を過ごす。
ここまでの展開は原作の血生臭さが嘘のように思えるほど平和的なものだったが、 残念ながらどうも幸が薄いのがアフロサムライ。
話名『フガシ』にて、遭遇したのはマーダーである吸血鬼『TV』アーカード
「今回もスルーなんじゃね?」といった予想が多かったのに対し、今回ばかりは流石のアフロサムライも余裕ではなかった。
奇しくも父の仇ジャスティスと重なる2丁拳銃使いのTVアーカードにアフロサムライは苦戦する。
アフロサムライに限っていえば参戦時期の間が悪かった。
復讐を終えたことで『戦う理由』を失い、人に刃を向けること。すなわち殺す覚悟が錆び付いていたアフロは吸血鬼を打倒するには叶わない。
高い身体能力で攻撃をさばき続けるも限界が訪れる。一瞬の隙をつき銃撃が撃ち込まれる。
刹那、ニンジャニンジャがアフロサムライを庇った。そして--消えた。

アフロサムライ「……」
TVアーカード「お前は誰と話していたんだ人間?」

ニンジャニンジャはアフロが作り出した分身、いわば"空想のお友達"であり、架空の存在。他者に見える訳がない。
復讐の地で同じようにアフロを庇い彼は消えた。
復讐を成したアフロはもう修羅と呼ばれていたサムライでは無かったのだ。



奇しくも父親と同じく"ガンマン"であるTVアーカードに殺害されるという因果を感じさせる終わりを見せたアフロサムライ。
しかし彼は殺人鬼でもなく、復讐に憑かれた修羅ではなく、ましてや"一番"の神でもなく、血に汚れた手を再度汚さずに幕を閉じた。それはある意味幸せともとれるかもしれない。

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最終更新:2014年05月20日 23:50