【名前】進研ゼミのお母さん
【出典】進研ゼミの漫画
【性別】女
【支給品】
【名台詞】「一人で、やりきれるの?」
【人物】
普通の主婦。通称ゼミママ。
【本ロワでの動向】
スタート直後、とある民家に配置され、その後退場までそこから動かなかった。
初期配置から不動だった参加者の一人である。
民家にやってきた参加者を料理と会話でおもてなしするのが主な役割だった。
まずやってきたのは「血の汚れがおちひん……」と呟きながら迷いこんできたジョイくん。その身体には返り血が。
優勝を狙ってマーダーになった彼だったが、最初の殺人に失敗して疲弊していた。
ママは料理で彼をもてなし、身体を綺麗に洗ってあげる。
その恩を感じてか、ジョイくんはママには手を出さなかった。
しかし食事をしながら優勝への野望を口にしたジョイくんに、
「一人で、やりきれるの?」
と素朴な疑問を口にしたことが、結果的にジョイくんを駆り立ててしまうことになる。
ジョイくんはマーダーから改心する機会を逸し、以降更に闇堕ちしていくことに。
しかし六百人以上もいる名簿を見れば、上記のごく素朴な疑問を抱くのも当然ではある。
しばらくして、次の訪問者がやってくる。地デジカの死体を担いだヤキソバンが戸を叩いた。
地デジカをただの野生の鹿とみなしたヤキソバンは、昼飯にしようと支給品の銃で彼を射殺し、調理する場所を探していたのだ。
ママはさっそく地デジカを捌き、
「二人で、食べきれるの?」
などと言いながら、焼肉にしてヤキソバンと二人で食べ始める。
すると、いい匂いにつられて、ボロボロの姿で彷徨い歩いていた竜堂ルナがやってくる。
彼女がロワ開始以来同行していた磯野カツオは、
第一回放送をきっかけに豹変し、騙し討ちにより自分に信頼を寄せていたルナを殺害しようとした。
辛くも逃げ延びたルナは、ヤキソバンの焼きそばを食べて体力を回復し、カツオを改心させるために協力して欲しいと二人に頼み込む。
しかしママは
「本当に、やりきれるの?」
「大丈夫? 殺されちゃわない?」
などと言い、諦めろと諭す。ヤキソバンも、自分一人ではどうしてやりようもないと告げる。
ルナは失意の中、それでもカツオを救うためにママ宅を去る。
ほどなくしてヤキソバンもママ宅を後にし、ママは再び一人になる。
しばらくすると、また戸を叩く音が。
また来客かと思って戸を開けたママの頭の上に、リョコウバトの
マーサが落とした石が直撃。ママはあえなく退場となった。
このように、別にマーダーでも危険人物でも無いのだが、妙に物騒というか、イマイチ何を考えていたのかよくわからないご婦人である。
なお、別れたルナとヤキソバンは共に本ロワ一、二を争う悲惨な死に方をしていることから、一部からは死神だったとも言われる。
最終更新:2014年05月21日 21:03