用語集




あ行

オリハルコン弾頭

ウィル子の手によりオリハルコン戦士(特にマキシマム)の残骸から作り出された特製の砲弾。主に艦娘の強化兵装として利用された。
非常に高性能なものであり、ともすればクリッターにも通じたのではと目される代物であったが、なにぶん登場が終盤だったことから活躍した期間そのものは決して長くない。
しかし同じオリハルコン戦士であるフェンブレン撃破に大きく貢献し、主催戦においても一線級の活躍を果たすなど要所要所では目立っていた。
なお、亜種としてオリハルコンナイフも作られており、これは豆腐の手で使用された。

か行

かませモノリス

趙天君のこと
「バッ、バカな…この地裂陣をいとも簡単に……!」

奇械ビッグセブン・ナガト

大和、龍驤、雪風、長門の4人の残骸からウィル子が使用した擬似的な現象数式による誕生した奇械もどき。主催戦において響の背後に降り立ち、戦う彼女の大きな力となる。
外見は深海棲艦にも似た影の異形であり、元となった4人の面影を残している。
奇械は自らの死因に由来した異能を持っており、それぞれが全く違う死に方をした4人の集合体であるため、ビッグセブン・ナガトは異例とも言うべき多彩な能力を得ることになる。

圧死・打ち砕く王の右手:超重量の打撃を繰り出す(大和)
衝撃死・忌わしき暗き空:物質を崩壊させる電撃を放つ(龍驤)
失血死・安らかなる死の吐息:わずかに傷つけるだけであらゆるモノを殺す大鎌(雪風)
焼死・切り裂く炎の右手:炎を纏った刃の右手を繰り出す(長門)

響と共に主催戦を戦い抜いたあと、最期の言葉を託して満足気に消滅した。

クリッター

都市インガノックに蔓延る41の異形。本ロワにはウェンディゴ、バンダースナッチ、ストーンゴーレムが参戦している。
元々は新生児に贈られるはずだったゼンマイ玩具が変化した存在。なのでクリッターは体のどこかに必ずゼンマイ螺子を持っている。
彼らは共通して「特定の弱点以外のあらゆる物理的影響を受けない」「聞く者の精神を硬直させる叫び声を上げる」「精神感化能力を持つ」という特徴がある。
特に最初の特徴は非常に厄介であり、ロワ序盤から幾度と無く対主催・マーダー問わず戦闘を繰り広げるも一度も手傷を負わせられず、このことが後述する対クリッター同盟を生み出すことになる。

幸運の雪風

参加者の一人(一つ)である雪風の愛称。疫病神四天王の一角でもある。
その名の通り彼女は非常に運に恵まれ、ロワ内では幾度もマーダーに狙われかけるもその全てを紙一重で回避するという幸運っぷりを見せる。
が、そのツケは全て同行者や周りの参加者に飛び火しており、本人に責任はないもののメタ的に疫病神と恐れられていた。
その幸運故に終盤まで無傷だったものの、ここでバンダースナッチにより発狂した彼女はマーダーへと転向、その幸運を武器にRJやネオスといった有力な対主催を次々とその毒牙にかけるのだった。
前半の災厄押し付けと後半のラッキースターなマーダーっぷりを合わせて一人で二度美味しい厄介な疫病神と化している。
ちなみに史実における駆逐艦雪風は16回の作戦と7回の海戦においてほぼ無傷で生還したり、ロケット弾や回数機雷に直撃しても爆発しなかった等幸運なエピソードが山盛りだったりする。そしてその被害が他の味方に直撃するところもこのロワと同じである。

さ行

た行

対クリッター同盟

ロワの中盤、あまりにも暴れまくったクリッターに対抗するために対主催・マーダー問わずほぼ全ての参加者が一致団結して組んだことにより誕生した一大集団。当然の話ではあるが数十人規模の大編成となっている。
とはいえ流石にその全てが一箇所に固まることはなく、各対主催・マーダーの集団が個々に連携する形でクリッターに挑むことになった。
最終的にウェンディゴはさまようよろい(とフィアたち)、バンダースナッチは情報に強いウィル子、ストーン・ゴーレムは会場設備のモンストロと超強化されたスサノオの手により討伐されることになる。
これだけの規模の闘いを繰り広げ、ともすれば最終決戦以上の大激闘ではあったが、意外にもこの戦闘での死亡者はマキシマムと零の二人だけだった。

道具化

本ロワにおける制限の一つ。
今回は参加者が死亡すると、その死体は元の道具に戻ってしまうという制限が課せられていた。
これは主催者による「お前たちはどこまで行ってもただの道具に過ぎない」という、個我を否定する嫌がらせなのだが、これが後に予想外にも対主催に利することとなってしまう。

な行

ながもん

長門@艦隊これくしょんの愛称。長門は本来凛々しく真面目なキャラなのだが、可愛いもの好き&嗜好が子供っぽいというギャップ萌えの二次的キャラ付けが存在し、それを本来の長門と分けてながもんと呼称していた。
勿論これは二次的なものであり他作品で言えばナルトスにも近いものなのだが……やはり二次創作である道具ロワにおいてもそれは具現した。
ロワで出会ったフィアやマリィ、小傘などの愛らしいキャラを見てはキャラ崩壊するほど撫でまくり、フィアからは「呪うぞ!」「ハレンチ!」と罵倒されていた。
なお、これが原因で一時期長門はパトランプ男に変態として警戒されてしまうのだが、大事には至らなかった。

は行

バカがみん


the MIRRORのこと。愛すべおバカという思いが込められた渾名であり蔑称というわけではない。
あくまで純粋で控え目な女の子(たぶん)で、ロワ内でも対主催なのだが、やることなすこと全てが裏目に出る、というか今一歩思慮が足りないばかりに様々な災厄を振りまく。

  • 高貴な服装をした幸福な王子像の手助けをしようとするが、結果的に王子にいいように利用され捨てられる
  • 仲間にご飯を作るために火を起こそうとし、寝ていた絨毯@アラジンをただの布切れと間違えて焼き殺してしまう
  • 怪我をした仲間の手当てをしようとして、気絶していた一反木綿をただの布切れと間違えて包帯にしようと引き裂いてしまう
  • 変身能力を使って死亡している参加者に変身し、対主催を混乱させる
  • かかしの目の前で、かかしを殺そうとしたかつての仲間、ブリキ男に変身してしまう

などなど、ミラーちゃんの判断ミスというより、彼女の不運が周りに伝染したかのような間の悪さっぷりである。
疫病神四天王の一人にも数えられる。
本人にとっては善意100%のつもりなのが余計にやるせない。

なお、ミラーちゃんの外見は基本的には木之本桜のものだった。
死者スレでは上記の行為の報いとしてお尻ぺんぺんされる。

パトランプ男のび太説

ロワ終了後にまことしやかに囁かれた説。
主催戦において、パトランプ男は本来道具しかおらず人間は一人もいないロワにおいてただ一人の人間であったことが発覚し、それが主催者の野望を打ち砕くためのスパイ行為であったことを暴露する。
そんなパトランプ男が主催側の情報、特にドラえもんに関して詳しかったこと。ドラえもん悪堕ちの理由が判明していないこと。パトランプ男がスパイをしていた理由に「ある人物を救いたかった」ことがあること。ドラえもんエピローグにおいて意味深なモノローグがあることからこの説が浮上した。
しかしパトランプ男の正体は結局最期まで明かされることはなく、そもそも生死自体不明なので真相は闇の中に葬られることとなった。

ブラック鎮守府

艦これの二次ネタのひとつで、艦娘たちが所属する鎮守府をブラック企業じみたものにするというもの。
設定背景が戦時であることやゲームの仕様上敗戦・轟沈前提での経験地稼ぎが出来たこと、オリョクルなどから連想されて出来上がったネタである。
本ロワにおいては響エピローグにおいて彼女の所属する鎮守府の提督が「失った道具などまた建造すればいい。それだけだろ」と発言しており、この世界線の鎮守府がブラック鎮守府であることを匂わせている。
本ロワの艦娘たちの回想においてほのぼのとした鎮守府が度々描写されていたこともあってか、このエピローグは賛否両論の結果となった。
しかし本ロワが「道具」ロワであることから「これもまた道具の一側面」であるとして最終的には受け入れられることになる。
余談であるが、ドロップ率の高いRJやレアとはいえ所詮駆逐艦な雪風、大和狙いで結構出る長門と違い、大和の出現率は非常に低い。というか艦これ内でも入手は最高難易度を誇る。
そのためスレ内では「また建造すればいい(震え声)」「とりあえず陸奥になるビームとyaggy放っときますね」などとネタにされている。

ま行

マーダーキラーマーダー

さまようよろいのこと。
このさまようよろい、出典作品のナンバリング指定がなかったことからなんとバトルロード含めた全てのシリーズの技を使えるようになっていた。
無論最初から使い放題というわけではなく戦闘中に閃く形で習得していたのだが、それでも脅威には変わりない。
そして彼(?)が閃いた技はクリッターの弱点となる火炎斬りやキングダムソード、オリハルコン親衛騎団への有効手段となる闘気など。
見ればわかるが、ものの見事にマーダーの弱点をピンポイントで突いている。さまようよろいだってマーダーなのに。
それだけマーダーとの戦闘が多く、かつマーダーの戦力が強大だったということであるが、なんとも方向性のずれた成長型マーダーである。

禍魂顕現

スサノオの持つ奥の手であり強化形態。高威力の大剣を繰り出す天叢雲剣、飛び道具を完全に反射する八咫鏡、身体能力を更に上昇させる八尺瓊勾玉の3つの能力が使用可能になる。
本来ならばスサノオの持ち主の生命力を消費する形態なのだが、本ロワにおいてはスサノオ自身の力を吸い取って発動するものになっている。

モンストロ

ピノキオに出てくるキャラクターであり巨大鯨。本ロワにおいては非参加者であるものの会場の一部として参戦した。
ロワにおいては本ロワ最強格のクリッター・ストーンゴーレムと激突、序盤からロワ最大級の戦闘を繰り広げた末にエリア一つを完全に潰すという災厄を見舞った。
その後は暫く大人しくしていたのだが、終盤に豆腐によって誘導されたストーンゴーレムと再戦、大きな深手を負わせるもそのまま死亡してしまう。
ストーンゴーレム相手にここまで粘ることができた理由として、なんとこのモンストロ、出典がキングダムハーツであったことが判明している。非参加者どころか非参戦作品なのにそれでいいのか。

や行

疫病神四天王

幸運の雪風、悪意無き邪悪の王子、無自覚のバカがみん、空回りのブリキ男の総称。

ら行

わ行

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2015年02月20日 20:54