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翠「うをおおぉぉぉぉ…ぎゃああああぁぁぁ…ぎえええ(ry」
翠星石は頭を抱え唸っている。語尾にいつもの『ですぅ』を付けることが出来ないくらい
余裕を保てない痛さらしい…

蒼「ほらww言わんこっちゃないwww」
真「まったく、品の無いこと…」
銀「ほらぁ、何やってんのぉww早くしないと歌始まっちゃうわよぉ」
薔「…ムグムグ(…あずきうめぇwwこのツブツブ感がたまんねぇwww)」

 ♪
  ♪
翠「ーーーーーーーッッッ…!!!…はぁはぁ、やっと収まりやがったですぅ…
 ってうわあああぁぁ!!!!もう始まっちまうですぅ!!!
♪ ♪
  Flying high on rapture!!!!!♪
  Stronger free and brave!!!!!
  Nevermore encaptured♪
  They've been brought back from the grave!!!!!(さっきよりは全然調子いいですぅ♪)
  With mankind resurrected!!!!!♪
  Forever to survive!!!!!♪
  Returns from Armageddon to the sk--------ies!!!!!♪

流石、元ボーカルなだけあって、声帯の立ち直りは早い。
それに今度の翠星石は笑ってこそはないものの、僅かだが確かに楽しそうに歌っている。
最初に見られた怒りの感情は既に見当たらなくなっていた。

金「そういえば『Judas Priest』って何故、鋼鉄神って呼ばれてるのか気になるかしらー?」
雛「ええーっ!?金糸雀知らないのー!?
  ロックバンドを演るものにとってはElvis presleyとかAerosmithより『Judas Priest』を知ってなきゃめっめーなのよー!」
銀「そうよぉ金糸雀ぁ…私たちが生きるロック界ではジュープリの名は絶対的なのよぉ!」
蒼「(ちょwwwジュープリてwww)まあまあ、金糸雀がメタルの世界に入ってから間もないんだから2人とも落ち着きなよ…
  金糸雀、最初は『Judas Priest』もデビューしてまだそんなに名が売れてない頃はハードロックな曲が多かったんだ。
金「そうだったのかしらーカナはデビュー当時で『Painkiller』のようなメタルバイブルを作り上げたのかと思ったのかしらー…」
蒼「流石にそれはあの当時ではちょっと…
  で、音楽界のハードロックが全盛期だったのはいいんだけど、そのハードロックも年が経つにつれて衰え始めたんだ…
  ネタもマンネリ気味になって、他のバンドも流れに流れてその多くはどんどん解散してしまった。」
金「ナルホドナルホド…でこれはカナの憶測なんだけど、そのマンネリ気味になったハードロックって音楽を更に激しく進化させたのがヘビメタな訳なのかしらー♪」
銀「(ピクッ)金糸雀ぁ…ヘビメタじゃなくてぇヘヴィメタルと言いなさぁい…」
金「解った、ゴメンかしらー、ヘヴィメタルに訂正するかしらー」

水銀燈は根っからの鋼鉄派なのでヘビメタという蔑称で呼ばれるのは耐えられない…
過去、まだ薔薇乙女の名も売れてない頃は、ヘヴィメタルをただの雑音だの、ギャグだのと言った連中に対して、前言撤回を強制させようとし、それでも聞き分けがなかった場合は「直接身体に訊いてみましょうかぁ?」と暴行に走ったこともあったそうだ…

蒼「そう!その通り、物分りが早いね。Judas Priest等を始めとしたバンドによって その進化させた音楽ヘヴィメタル、'80年のライブで自らを『メタルゴッド』と宣言したんだ…
  その宣言から後にヘヴィメタルブームが去っても自分たちのスタイルを一切変えることが無かったから今も鋼鉄神という名前が続いてるって話。
  凄いよね。誰が言ったわけでもなく自分たちから宣言するなんて、 相当の実力とカリスマ持ってないと言えないよねそんなこと…」
銀「ま、大まかにはそんなところよねぇ…」
金「す、凄いかしらー…カナが想像してたバンドとは一味どころか四味は違うかしらー…」
雛「金糸雀みたいなまだ初めてでどれから入ろうか迷うわよーって言う人は今、翠星石が歌ってる『Painkiller』か『背徳の掟』、『復讐の叫び』、あとは現新作『Angel of Retribution』辺りからが聴き易くていいと思うわよー♪」
銀「他のアルバムも悪くは無いけどぉちょっと癖があって初めてには向かないかもねぇ…」
金「ベストアルバムは出てないのかしらー?」
蒼「どうしてもベストから入りたいってのなら『Metal Works'73-'93』か『Living After Midnight』のどちらかだね…
 『Judas Priest』はバンドそのものは問題無くてもレーベル会社がベストを何枚も出すっていう悪徳商法染みたことをやってるから注意が必要なんだ。」
真「(やっと話せるのだわ…)ライブ盤から入るのも聴きやすいし悪くないわよ…」
金「ナルホドかしらー(メモメモっと…)」

客席の方では『Judas Priest』の話題で盛り上がっていた。
そんな中『Painkiller』を必死に歌う翠星石の姿もあった。
♪!!!
 ♪!!!
翠「…Pain!!!Pain!!!
 Killer!!!Killer!!!
 Pain!!!Pain!!!
 Killer!!!Killerrrrrrrrraaaar!!!!!!
!!♪
♪!!!
!!!!♪
 ♪!

Can't!Stop!!The Painkillerrrrrrrraaaarrrrr...!!!!!(誰にも翠星石は止められないですぅぅぅ!!!!)

Pain!!!!!……」

パチパチパチパチ!!
客席から拍手の声が上がった…

真「歌にはちょっと問題があったけど、最後まで演りきったことには盛大な拍手を送るわ!」
銀「翠星石にしては上出来よねぇ…私なら途中でも投げ出すわぁw」
蒼「ちょww水銀燈wwww…でも翠星石よくやったよGJ!!」
雛「翠星石はもうスキンヘッドでもいいかもしれないn 翠「馬鹿言うんじゃねーーーです!!お馬鹿苺!!!!」
金「これはカッコイイとしか言いざるを得ないかしらー!!!」

翠「すっ、翠星石は元ボーカル候補なんですからこれくらいのこと出来て当然、朝飯前ですぅ!ww」
蒼「ったく調子いいんだから…歌う前はセコい手使ってでも歌いたくなかった癖にさww」
翠「それはお前らに翠星石の実力を見せるには勿体無かっただけであの行為は完全な芝居ですー!
 …なっ何ですか!?てめぇら!その疑い掛けるような眼差しはッッ!?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)」

一度は走馬灯を見たのにも関わらず何処までも口の減らない翠星石だった。
そんな彼女も歌い終わった後はまたいつもの笑顔に戻っていた。


曲が終わりようやく地獄から解放された翠星石だった。
翠「ふぅー、この曲は喉に全然優しくなかったですぅ。ジャーマネ!コーラ一つ注文してくれですぅ!」
金「あいわかったかしらー…(皆カナが電話に近いからって頼みすぎかしらー!)

薔「翠星石…車輪は何処についてるの?」
翠「(゚д゚)ハァ!?ばらしー、貴様は一体何言ってやがるですかぁ!?つーか翠星石は喉が猛烈に痛いから話掛けんなでs(ry」
薔「私…知ってるもん…翠星石の身体の何処かに無敵の車輪がついてるって!
  だからお願い、それ見せて…」
翠「…ばらしー、あんま電波なこと言ってると、痛ぇ目見ることになるですよ…#」

水銀燈の言ったことを真に受けていた薔薇水晶なのだった。


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おまけ ~もし金糸雀が鋼鉄神のことを翠星石に聞いてたら…~

金「そういえば『Judas Priest』って何故、鋼鉄神って呼ばれてるのか気になるかしらー?」
翠「翠星石はお馬鹿な金糸雀と違って勿論知ってるですよ!
 何故ならヤツらは磁石人間のサイボーグだからですぅ!←勿論嘘です ロブブリーカーですぅ!!カシラ原人め!!氏ねぇですぅ!」
金「キャーーーッ!!何するかしら!?痛いかしら、放すかしらーーーー!!!」←締められた
蒼「『鋼鉄神ジーグ』だろそれwwww」
金「蒼星石も見てウケてるだけじゃなく助けてほしいかしらーーー!!!」
ベキッ ゴキッ
金「ギャアアアアアアアァァム!!!! 」




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最終更新:2007年06月26日 22:27