一方、西の通路の方では…
ダダダダダダダダ
の「な…何かしらあれ?今物凄い速さで何かが走ってたけど…」
め「お、お客様!!店内ではお静かに…ってもういない…」
雛「ひぃええええぇええ!!!!翠星石!!雛本当に謝るから許してなのー!!!」
翠「謝って済むなら、薔薇乙女はいらねえぇーーですぅうううぅううう!!!!#####」
最早弁解の余地無し…ただ逃げるだけ、捕まればそれは死を意味する
いや、死よりも酷いかも…
…
…
…
雛「はぁっはぁっはぁっ…アッ…!!??」
ドテッ!
何とあろうことか雛苺…あと元の部屋まであと僅かというところで躓いてしまった!
翠「…アーーーッハハハッハッハハ!!!!ヒーーッヒヒヒッヒ!!!!遂にチビ苺の悪運もここまですううぅうぅ!!!!!」
こうなればこっちのものだ…翠星石はそう思って高めに跳び腕を伸ばし、雛苺を捕らえんとしていた。
しかし、そんな彼女の愚かな判断が失脚を招くとは知らずに…
雛「こ、こうなったらーーーッッッ!!えーーーーーいっっ!!!!><」
雛苺は仰向けの状態になり、襲い掛かる翠星石の両腕を掴み
足で翠星石の腹を抱え、そして掴んだ両手を飛躍力を利用して後ろへ投げる
すると翠星石は勢い良く跳んで、
翠「ってあれええええぇぇえええ!!!!!!????」
ゴシャッ!
床に叩きつけれれた。
所謂柔道でよくある『巴投げ』という技である。
巴『呼んだ?』
どこからか声が聞こえたが、気にしないことにする…
雛「ふぅー間一髪だったのー!!今の内なのよーー!!!!」
ズダダダダダダ
翠「お、己えええぇええぇえ!!!!!Fuck'in!!!God Damn!!!!
この翠星石をここまで虚仮にして命有るものと思うなよですうぅぅぅぅうう!!!!!#####」
…
…
…
一方、捕獲組…
銀「金糸雀ぁ…ちっとも来ないじゃなぁーい…もう697秒は待ったわよぉ」
金「気長に待たなきゃ策は成功しないかしらー…泣くまで待とうホトトギスかしらー。
そう言えば家康は(ry
銀「あぁ~もぅわかったわかったぁー待てばいいんでしょ待てばぁ…」
金糸雀は歴史人物上の切れ者の話をすると止まらない癖がある。
過去最高では『織田信長』や『諸葛孔明』の戦略策について5,6時間は熱く語ったという。
勿論誰も最後まで聞けずに終わっている。
雛『誰でもいいから助けてなのーーーー!!!!!』
真蒼銀金「!?」
真「今のは!?」
蒼「雛苺!?」
銀「やっと御出座しねぇ…ホンッとに手間の掛かる子だわぁ…」
金「そろそろかしらー!」
そしてようやく雛苺の影が見えた頃
雛「はぁっはぁっ…あっ!皆ーーーー!!!!」
真「止まりなさい雛苺!」
その一言により雛苺の暴走は止まった。
雛「はぁ、はぁここまで来ればもう大丈夫なのよー」
ツカツカツカ
真紅は何食わぬ顔で雛苺のもとまで近づいたそして…
パァーン!!!!
雛苺の頬に強く平手打ちをお見舞いしたのだった。
頬を打つ平手の軽い音が通路内に木霊する
雛「ぁ…」
真「雛苺、貴女自分のしたことが解っているの?その歳にもなって…」
雛「それは雛が悪いと思ってるのよーゴメンナサ」
真「私に謝って貰っても仕方ないのだわ。謝るならお店の人に謝って頂戴!」
蒼銀金「…」
薔「(気絶中)」
重い空気に入る前に追ってきた翠星石の姿が見えた。
翠「チッ!こんなにいるんじゃ手の出しようがないですぅ!!!」
翠星石の復讐劇は不燃のまま終わってしまった。
真「これで揃ったわね!貴女たち!!今からお店の人たちに謝ってきなさい。」
例えロックバンドでも人一倍曲がったことの許せない真紅である。
何も見られずに済んでいたとしてもやってしまったことの罪は消えないのは確かである。
このまま黙って事を済ますことも可能だが、彼女の無駄に強い正義感がそれを許さない。
翠「ちょっと待ちやがれですぅ!!何を勝手なこと抜かしやがってるですか!!
大体今回は翠星石がこんな痛い目見てるというのに何で!何で!!何で!!!
それと真紅!今回の件をてめぇにとやかく言われる筋合いなんぞ何処にもないですぅ!!!」
翠星石の悲痛な訴えが通路内に響く…
蒼「いや、翠星石。今回は君も悪い。確かに今回こんなことになったのは…(ギロリ)」
銀「な、何よぉぅ…私が何かしたっていうのぉ?」
蒼「まぁ、あの2人の所為だけど、あの時君ももっと大人な対応(無理だろうけどw)をしていればこんなことにはならなかったんだ。
ここでその怒りを解放しなくても外に出れば幾らでもあの2人を嬲り殺しにすることだって出来た。
勿論、そんなことする前に止めちゃうけどさwまぁ何だ…真紅の機嫌損ねる前に謝ってきなってことさ」
金「せっかくいいこと言ってたのに最後の一文で台無しかしらーww」
銀「もぅ、どーだっていいわよぉ…私先に戻って煙草吸ってくるわぁ…こんな重い空気は耐えらんないものぉ…」
そう言うと水銀燈は一足先に部屋へ戻った。
翠「…チビチビ苺!さっさと謝りに行くですよ!!着いて来いです!」
雛「アッ!痛いのー無理矢理引っ張っちゃやーなのよー!!」
真「貴女達、忘れ物よ!」
真紅は気絶している薔薇水晶を抱きかかえ、そして2人に手渡そうとする。
翠「ちょ、真紅!幾らなんでもばらしーは倒れたままじゃねーですか!?」
真「2人で持ち運びなさいな。」
翠「幾らなんでも横暴ですぅ!」
雛「雛たちじゃ無理なのよー」
翠「つーかもうばらしーはこの際不問で(ry」
真「い い か ら 運 び な さ い ? 」
偽りの笑顔の後ろには明らかに怒りのオーラが満ち溢れている。
真紅の威圧には勝てない翠星石と雛苺だった。
翠「しゃーねーですね、ほら雛苺!しっかり持てです!薔薇乙女の根性出すです!!」
雛「そんなこと言ったって、ばらしー重いのよー!」
翠「じゃ何で真紅は一人で軽々とばらしーを持ってたですかぁ!?おめーが手抜きしすぎなんですよ!!」
雛「そんなことないのよー!!雛だって一生懸命持ってるけど…雛の背が低くてどうにもならないのよー」
翠「もう面倒です!ここでばらしーのヤツを引っ叩いて無理矢理にでも起こすですぅ!!!」
真「言い忘れたけど、彼女、一度気絶・睡眠に入るとどんなことがあっても自力以外では起きてこないわよ」
雛翠「(゚д゚)…(゚д゚)…」
真「こっち見ないで貰えなくて?」
To Be Continue
最終更新:2007年07月05日 00:46