薔「…キューーーーーー…」
薔薇水晶はヘドバンのやり過ぎにより完全なバタンキューである。
普段、あんなにも力を使う動作は慣れていなかった為、彼女の体力がそれに追いつかなかった。これがその末路…
銀「あぁあぁ、だから言わんこっちゃなぁいww」
真「この様子だと暫く歌えそうにもないわね…」
翠「まぁったく、少しは加減というものを知りやがれですぅ!」
蒼「大丈夫かな…ばらしー…」
雛「ばらしー可哀想なのー…でもしばらくお寝んねしてればきっと大丈夫なのよー♪」
巴「大丈夫かな?薔薇水晶さん…」
の「きっと大丈夫よ…今はただ疲れてるだけなんだわ」
め「でもあれだけ頭振ったら、脳が相当揺れてるはずよ」
み「私もライブ行ったらあれくらいは当然ってレベルだけど、終った後はもう別世界ね…
会場から出るだけでもそれはまるで迷宮のように迷ったわ…」
金「そこのソファーで暫く寝かせておくかしらー、誰か手伝って欲しいかしらー」
J「僕が運ぶよ」
金「有難うかしらー。でも君は男の子なんだから一人で十分よね?」
J「…まぁそれくらいなら…」
金「じゃぁ宜しくお願いするかしらー」
そう言われるとジュンは倒れている薔薇水晶を両手で持ち抱える。
そうすると何故だろうか、その様がとても似合っているではないか。
所謂、『お姫様抱っこ』の形である…
め「様になってるねぇw王子様!」
J「ちょっ、からかうなよー!(頼むから目覚めるなよー…)」
今目覚められたらまた、先程のように狂うことを恐れながらも、無事ソファーへと彼女を持ち運んだ。
の「いいなぁ…ねぇジュン君。お姉ちゃんも抱いてくれるかな♥?」
J「頼むから馬鹿言わないでくれよ。姉ちゃん…(つーか読者に誤解を招きかねない言い方すんなww)」
雛「あっ雛のお歌は『87点』だってー♪やったのー♪キャッキャッ」
翠「図に乗るなですぅ!!翠星石だってあんな歌 ←全てのメタラーの皆様サーセン…
引き当てなけりゃ90点くらいは楽に取れたはずです!!」
銀「どうかしらねぇwwでも誰かさんのお陰で『
Painkiller』が1周目で消えてくれてホント助かったわぁww」
蒼「ホントだよー何処かのドラマーさん激しくGJww」
翠「て、てめぇら!!言わせておけばぁぁぁーーーー!!!!!!####」
翠星石は本能のままに暴れだした。この狭い空間だというのにも関わらず。
蒼「ちょw翠星石、冗談だってwwwつーか暴れんなwww」
銀「そうよぉ…暴れるなら外で好きなだけ暴れてきなさぁいww何なら近くの野良猫に紹介してあげるわよぉww」
翠「ほぉ…それなら水銀燈!紹介前ついでに野良猫らしくてめぇをここでギッタンギタンのケチョンケチョン(死語)に引っ掻いてやるですぅ!!フゥーーーーーーーーーッ!!!!!!」←猫が怒ったときのあの声真似です。決してHGじゃな(ry
銀「アハハハハッ!!上等じゃなぁい♥…でも躾の悪い子にはぁ…たぁっぷりとお仕置きをしてあげるわぁ!」
両者は戦闘態勢を取った。先に仕掛けるとすれば恐らく翠星石だ。
雛「あっ喧嘩が始まるのー♪2人ともやれー!!どっちも負けろー!!あいとーあいとー♪」
蒼「何言ってんだよ雛苺www2人を止めなきゃwwwww」」
それにしてもこの雛苺やけに好戦的である。
み「よしっこうなったら今日は無礼講だわ!!私も飲むわよぉ!!!カナッ付き合って頂戴っ!!!」
金「あのーみっちゃん…カナお酒はちょっとダメかしらー…」
み「え?何々、カナはウォッカのストレートが飲みたいかしらー…へぇ、カナって意外と酒豪なんだー☆」
金「みっちゃん…世間ではそういうのをアルハラと(ry##」
み「アハハハハッ、冗談よーwww」
金「ウォッカなんてキツいの飲まされた日には冗談じゃないかしらーーーッッ!!!!」
巴「それにしても楽しい一時ね…ずっとこのまま時間が止まっててくれたらいいのに…」
そんな巴の独り言を偶然隣にいた真紅が耳に入れていた。
真「それは無理な話なのだわ。だって時間が止まればこれから先起こる楽しみも喜びも何も訪れないもの…
今がとても楽しいのはよく解るわ。でも貴女は今だけで人生を満足出来るの?これから先の楽しみや喜びが待ち遠しくなくって?」
巴「………」
真「御免なさい。尋問するようなつもりは無かったのよ…気を悪くしたなら謝るわ」
巴「いいえ、確かに真紅さんの仰る通りです。でも私にとっては今がそれ程貴重な時間なんです。
もう生涯二度と訪れることの無いような…今が続くならこの先の未来なんて必要ないくらい…済みません…こんな歳で幼稚なこと言っちゃってww
もういつまでも子供じゃないのに…まったく自分が恥かしいです。」
巴は小さく笑いながら返答したが、その瞳は明らかに潤んでいた。
すると真紅は微笑みながら巴にこう返した。
真「いいえ、貴女の答えは決して間違ってないわ…私達だってそう思うもの…ライブで演奏している時は特にね…
『ずっとこのまま時間が止まっていればいいのに』って…勿論そんなことは無理。
でもね、私達人間にはその代わりに『思い出』というものがあるの。
だからその時のことは一生涯忘れられないものとなって心に形有る物として残ってくれる。
そしてその『思い出』は次の楽しみへの伏線として残る。
だから貴女は今日この日に私達に巡り合えたのではなくって?」
巴はこの時、真紅のいうことに耳、いや魂を傾けていた。
巴「(そうだった、私には雛苺と学生の頃の『思い出』があった。その『思い出』があったからこんな今があるんだわ!)」
真「それに時間が進まなくては…
…
…
…
『くんくん』に逢えなくなってしまうものッッッ!!!!あぁぁ考えただけで氏にたくなるのだわ…」
巴「( ;^ω^)…」
真「…ふぅ少し喋り過ぎたのだわ… ハッ!この真紅としたことが忘れてたわ!!ジュンッ!!紅茶のお替りはどうなっているの!!!??###」
J「持ってきたけど、あの時お前たち皆この部屋にいなかったぞ」
真「だったら今直ぐ持ってらっしゃい!!まったく気の利かない下僕なのだわッ!!」
J「だから下僕じゃないと何回言わせれば(ry」
翠「あっ、ついでにピザとコーラの追加も頼むですぅ!!」
蒼「ちょww翠星石ピザ自重wwwジュン君って言ったっけ?、悪いんだけどホットの緑茶があればお願い出来るかな?」
翠「解ってないですねぇ蒼星石ぃ。ピザとコーラの相性は何者にも勝るですぅ!!まるで私と蒼星石のようにです」
蒼「嫌な例えだなぁww…」
雛「雛はねー今度はストロベリーパフェが食べたいのよー♪」
銀「坊やぁ…ピルクルあったら持ってきてくれるぅw?」
先程までキャットファイト中だった水銀燈と翠星石は蒼星石によって既に和解していた。
しかし次のゴングが鳴るのを待つのはそう遠くないはず…
J「あのお客様。お手元のメニューをよく御覧になって貰えませんかね?#(つーか誰が坊やだ?)」
巴「畏まりました。紅茶のホット1にピザ1コーラ1、緑茶のホット1にピルクル1。以上でしょうか?」
金「あっ、あと、カルピス1つお願い出来るかしらー」
巴「はい、畏まりましたー。以上ですね?」
銀「問題ないわぁ、じゃヨロシクねぇー」
J「ちょっ柏葉!明らかにメニューにないものが多数混じってる気がするんだけど…」
巴「心配ないわよ桜田君!こんな日が訪れた時の為にみっちゃんが薔薇乙女の好物を極秘に買い込んであるわ!」
J「(え、何?何だって?そんな話聞いてないぞ…)」
み「そういうことよージュンジュン!置いてる場所は巴ちゃんが知ってるからー♥あー、後ビール一つ持ってきてねー♥」
め「ちょっwwみっちゃん…仕事中なのに飲んでいいの!?」
み「この時間帯なら、過去にもお客さん誰一人としていないから大丈夫よーwwそれに店長(=経営者)は私だしー♪
この店…なんという無法地帯…
巴「行きましょ桜田君!」
J「あ、あぁ…」
の「行ってらっしゃーい!2人とも気をつけてねー」
め「誰もいないからって××なことしちゃダメだよー!!」
J「!?ッ誰がするかーーーーーーッッ!!!!」
ジュンは顔を赤らめながらも必死に抵抗した。
でも本当は言葉と全く逆なことがしたいはず。それが雄の本能。
しかしこの歳でありながらも未だに純粋な彼。そんな感情が邪魔をして、結局これまで『異性の聖域』には触れていないのである。
いや、正しくは『自分からは触れていない』。
巴「(桜田君、やっぱり純粋ね…可愛い♥)」
なのでそれを待ちきれずに巴が先に仕掛けてしまい、以後、ジュンは巴に対し半服従的になっている。
巴「(そうよ!!こんなにも楽しい今があるんだもの!!!次に訪れる未来だって素晴しいに決まってるっ!!)」
To Be Continue
作品中人物紹介Vol.1(かなり適当な順番で紹介するものと思われます)
- 桜田ジュン
今回の話の設定では、彼は大学生で某大学在籍の現在時でこの「Traumend」でアルバイターとして働いている。
なので年齢設定は20と言ったところ。
『柏葉巴』とはこの店で知り合って以来2人は恋人関係であり、同じ従業員仲間でもある。因みに先に告白したのは彼からである。
真紅とは幼馴染であり、真紅曰く下僕第1号らしいが、それは彼女が勝手に決めたことであり、彼自身はそのことを強く否定している。
しかし、何度言ったところでその願いは真紅に届かないのが現状。過去真紅には想いを寄せていたのだが、結局想い届かず下僕(=幼馴染)のままとしての関係だけが残る。
『桜田のり』とは原作通り、普通の姉弟関係。
性格はかなり消極的で、自分からは先ず動かないタイプ。しかし仕事となると別である。
こう見えても実はピアノの才能の持ち主で、作中では見えないところで活躍中。
- 柏葉巴
彼女は薔薇乙女の雛苺と中・高校生時からの同級生。そして元軽(重)音楽部ギタリスト、その腕は『第二のマーティ・フリードマン』と言われる程。更に頭脳明晰、容姿端麗と極めてステータスの高い女性。
そして現在『桜田ジュン』とは恋人関係であり、同じ大学生でもある。年齢も同じく20歳。因みに『桜田ジュン』よりも先に「Traumend」でアルバイターとして働いていた。2人が出会ったのはちょうど1年前のことである。
彼氏とは対照的に積極的であり、雛苺と似て何処か腹黒い…
基本消極的な彼氏の貞操を自らあっさりと奪ってしまったいう痴女らしき一面も見せるほど積極的。
薔薇乙女の大ファンであり、CD/DVD発売日にはその月の生活のことも考えず真っ先に購入し、ライブの為なら大学の講義どころか試験までブッチしてしまうお茶目なところもある。
雛苺と出逢ったのは実に久しく、今回では2年振りの再開となる。積極的な性格ではあるが、普段は控えめで大人しいのがデフォ
そして、この2人が恋人同士の関係なのにも関わらず、
互いの名を苗字で呼び合うのはこの作品の7不思議の一つとして受け取って下さい。
最終更新:2007年07月25日 00:36