アットウィキロゴ
薔「あ…貴女は…誰なの…?」
突然気配もなくやってきた人の形をした来客に戸惑うばらしぃんでれら

?「こんばんわ。突然お邪魔してしまったことのご無礼は謝りますわ。私の名は『雪華綺晶』と申しましてよ。
 見た目通りれっきとした妖精ですわ。今宵この街が賑やかだったのでちょっと下界へ参りました。
 そこで道中、耳にしたのが貴女のその美しい音色のピアノと言う訳ですわ。」

妖精にも色々いる。普通妖精と言えば手のひらサイズくらいなのが常識的である。
が、この雪華綺晶の場合は結構大きめの位に入る。
背丈もばらしぃんでれらと並ぶくらいだ。おまけに雪の如く白装束に、左目には薔薇の形をした眼帯をして何とも特殊的な妖精である。

薔「私は…ばらしぃんでれら…」
雪「初めましてですわ。ばらしぃんでれら…」
薔「本当に…妖精さん…?」
雪「勿論ですわよ。羽根だってちゃんと生えてますし」
薔「じゃぁ…この眼帯は…妖精さんは…海賊もやってるの?」
雪「これは私自身のファッションであって、海賊なんて野蛮な行いはやってませんことよ」
薔「妖精さんって…食べれるの?…美味しいかな?」
雪「そろそろ本題に入りませんこと…#?」

例え妖精でもばらしぃんでれらの毒には勝てなかった。

薔「私…なんかの演奏の為に…」
雪「いいえ、貴女の演奏の方が、過去何十年かの宮殿の披露より何倍も勝ってましたわ。
 その実力なら間違いなく、優勝は解りませんが上位は約束されるでしょう…
 でも何故ここにいて、大会には出なくって?」

薔「うん…実はね…」

ばらしぃんでれらは雪華綺晶に事情の一部始終を話した。

雪「なるほど…それは可哀想ですわね。…いいでしょう。いいものを見せて貰えましたし。
 その返礼として、私の力で貴女を自由の身とまではいきませんが一時的な魔法を掛けてあげましょう。」

薔「魔法…」
雪「何も心配はいりませんわ。物の5秒で終るのですもの。それっ!」

パチンッ!
雪華綺晶が指を鳴らすと
綺麗な光の渦がばらしぃんでれらを包む。

薔「な、何…?」

彼女の着ていた何の変哲も無かった服装は薄紫色のドレスへと瞬時に変わり、更にその両耳に紫水晶のイヤリング、彼女の右目には雪華綺晶と同じ形をした眼帯が付けられる。

薔「私の名は『薔薇水晶』…えっ…何で?今まで…そんな名前じゃなかったのに思い出せない…
 それに何これ…片目が見えない…外れないぃぃ…」」
雪「どうやら成功のようですわね…あー良かったですわ…
 この魔法3回に1回は失敗するから使いどころが悪いですわ…
 えっ、失敗するとどうなることかですって!?
 それはヒ☆ミ☆ツ☆ですわ♥(カメラ目線のウィンク付で)
 それよりいいですことばらし…じゃないですわね…薔薇水晶、貴女は本日12時までは『薔薇水晶』として行動するのです。
 それまでは誰も貴女をばらしぃんでれらと解られることはないでしょう。
 でも12時を過ぎると服装は全て元通りになり、そこにいた全ての者が貴女を薔薇水晶とは見做さなくなるので注意が必要になりますわ。
 なので12時以内にはその場を立ち去りこの場にまたもど…もど…ーー済みません…台詞を忘れてしまいましたわ…」

蒼「はい、カットねー!きらきー台詞長いだろうけどしっかりしてよー…はぁ、ちょっと皆一旦休憩しようか」
雪「誠に申し訳ありませんわ…」
真「あの短時間でよくここまでの台本を覚えられたものなのだわ…」
雛「きらきー、あいとーあいとーなのよー♪」
雪「有難う雛苺。貴女のその一言で私、全ての煩悩が解き放たれた気がしますわ♥
 あ、そうですわ。せっかくだからお飲み物奢って差し上げますわ。一緒に行きましょう♪」
雛「うゎーい♪やったー!きらきーアリガトなのー♪」
真銀翠蒼金「!!!!????」
薔「…?」

この時、場にいた薔薇水晶を覗く全員に電流走る。雛苺の身の危険を察したのだ。

翠「ちょ、丁度いいですぅ!翠星石たちも喉カラカラなんですよ。だから一緒に行くです!!旅は道連れですぅ!!」
蒼「翠星石…それ意味全然違うよ…」
真「わ、私も偶然何か飲みたくなったから付き添ってもよくってよ!…」
銀「ここの自販機、珍しくもヤクルト売ってるのよねぇ♥」
金「マネージャーとしてみんなを放って置くわけにはいかないかしらー」
薔「私も付いてく…みんなと一緒がいいもんっ!」

雪「あらあら、皆様もでしたの?大勢の方が賑やかでいいですわね♪(チッ、やはり流石に全員に勘付かれていましたわ…)」

まあそんなこんなで休憩は終り…

蒼「きらきー、今度は大丈夫?時間必要ならまだ製作期間あるからもう少し覚えても…」
雪「いいえ、今度はあの様な失態は犯しませんことよ。
 せっかく特別出演で呼ばれて貰っているのにこれ以上皆様にご迷惑は掛けられませんわっ!!」
蒼「その意気なら安心したよ。じゃ再開行くよーっ5秒前ぇー3,2,1,キュー!!!」

また同じとこなんで(ry

… … …
薔「私の名は『薔薇水晶』…えっ…何で今まで…そんな名前じゃなかったのに思い出せない…
 それに何これ…片目が見えない…外れないぃぃ…」
雪「どうやら成功のようですわね…あー良かったですわ…
 この魔法3回に1回は失敗するから使いどころが悪いですわ…
 えっ、失敗するとどうなることかですって!?
 それはヒ☆ミ☆ツ☆ですわ。♥(カメラ目線のウィンク付で)
 それよりいいですことばらし…じゃないですわね…薔薇水晶、貴女は本日12時までは『薔薇水晶』として行動するのです。
 それまでは誰も貴女をばらしぃんでれらと解られることはないでしょう。でも12時を過ぎると服装は全て元通りになり、そこ にいた全ての者が貴女を薔薇水晶とは見做さなくなるので注意が必要になりますわ。
 なので12時以内にはその場を立ち去りこの場にまた戻ってこなくてはなりません。
 12時までなのは、もともとの話の設t…じゃないですわね
 私の魔法の腕が未熟なので、理不尽でしょうが堪えて下さい。もう受付も済んでエントリーしたことになってますわ。」
薔「解った…私はもともとばらしぃんでれらって…名前だったんだ…それともう一つ頼みがあるの…妖精さん…」
雪「何でしょう?」
薔「私、真紅姉様のお部屋の掃除が残ってるの…それと後、雛姉様の為にうにゅー…を作らなきゃならないの…
 これが終ってから…じゃないと、お城に行けない…だから、代わりに」

だが、雪華綺晶はあまり良い反応を示さなかった。

雪「困りましたわ…妖精界の掟により、本来人間の頼みごと及び命令は固く禁じられてますのよ…
 そればっかりは流石の私も…」
薔「(´;ω;`)うぅーお願いぃー…今日の…12時まで…なら…なのに…こんなこと…やってたらせっかくの魔法…意味無しだよー…
 それにこれサボったら…お姉様から酷いお仕置きされるぅぅ…」

雪「…そうですわね…今日の様な日だからこそ私と貴女が出逢えたのですから…
 仕方有りませんわね…やっておくとしましょう。」
薔「ほ、本当!?ありがとう!…」
雪「かっ勘違いなさらないで///!!に、人間のやっていることに少し興味を示しただけですわっ///!!!
 ほら、あの鏡からお城へお行きなさい。城内の何処かの鏡に通じてるはずですわ。」

その鏡とは真紅の部屋に置いてある三面鏡の化粧台だ。
普段なんの変哲もない鏡だが、今は魔法の効果により鏡からプリズムの光が溢れ出している。

薔「ありがとう、妖精さん!後は宜しくね!…大丈夫だよね… …!?あわわわっわわななな何、これぇー!!??」

すると薔薇水晶(=ばらしぃんでれら)は鏡に触れたところで吸い込まれるように消えていった。

雪「(あの眼帯は別に付けなくてもいいけど、私と姿が似ていたのでおまけで付けてしまいましたわ♪)」
雪「行きましたか…(これでまた妖精階級が下がりましたわ…orz)
 ふぅ…私もまだまだ甘ちゃんですわね。さて、お部屋の片付けはともかく…うにゅーってどう作ればよろしくって?」

                                       第04話へ続く…





タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2007年08月04日 23:16