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ひいらぎレールジャーナル青春18きっぷ講座 - (2012/07/14 (土) 22:31:00) の編集履歴(バックアップ)





①青春18きっぷはいつ使えるの?


青春18きっぷはいつでも使えるわけではありません。
春・夏・冬の年に3回、利用できるシーズンがあります。

このように発売期間と利用期間が少しずれてるのが特徴です。

特に利用機関終盤には発売期間が終了しているので利用する機会があるなら早めに購入しましょう。

②どうやって買って使うの?


きっぷは「みどりの窓口」、もしくは東海ツアーズなどの旅行会社のマルス端末で買うことができます。


購入して貰えるのはまず切符本体

それとこのように3枚ほど案内用紙が付いてきます。

まぁ案内用紙は持ってなくても大丈夫です。
中に時刻表のしおり代わりに使ってる人もいるらしいです。


使う時にはスタンプを1個押されます。
2人以上で使う場合には1回に人数分推されます。
(↑は前回使い切った18きっぷです。)

※18きっぷは自動改札を通せません。かならず駅の係員の人に見せましょう。無人駅の場合は列車の車掌さんに、ワンマン運転の場合は運転士さんに押してもらってください。


厄介なのがその有効期間。
板書にある通り、通常はその日の0時を過ぎた後の最初の停車駅まで有効です。


が、東京近郊と大阪近郊には電車特定区間というものが存在します。国鉄時代には国電区間と呼ばれていました。
この区間内では終電まで有効になっています。


区間を飛び越えて運転されている列車で0時を回った時は
その区間の端っこの駅まで有効です。


例)上野23:42発の常磐線、土浦行きに乗った場合。
日が変わって最初に停車する駅は松戸。しかし取手まで電車特定区間なので取手までは青春18きっぷが使える。取手から土浦までは普通の料金を払えばおk。

③乗って良い列車ってどれ?


原則乗れるのはJR線内の普通列車の普通車のみです。

普通列車とは特急・急行でない列車を言います。
なので快速やライナー列車も普通列車に含まれます。

快速でも快速「アクティー」など名前が付いてたり、
特別快速、新快速、区間快速、準快速など派生種別も存在しますけどこれらは全部乗車可能です。

ただし、ジョイフルトレインなどイベント用に設定された列車も「快速」を名乗ってますが、全車グリーン車指定席というのもあります。こういうのには乗れません。

「JR線の」と強調しているのはJRの車両が他社線に乗り入れるケースもあるためです。

例:
  • 埼京線(→東京臨海高速鉄道りんかい線)
  • 常磐線各駅停車(→東京メトロ千代田線)
  • 中央線快速(→富士急行線)
  • 中央線名古屋口(→愛知環状鉄道線)
  • 快速みえ(→伊勢鉄道線経由)
他にも色々あります

逆に他社線から乗り入れてくる列車には、JR線内のみで乗車可能です。

あと忘れがちですが、広島県の宮島アクセスである、「宮島航路」の船にも乗船できます。

④特例


まず特急に乗れる場合。
新青森~青森の特例は2012年に新しく追加されました。
この区間については普通の乗車券でも利用が可能だからということからでしょう。

気をつけないといけないのが津軽海峡線、つまり青函トンネルを抜ける場合。
青森から蟹田まで普通、蟹田から木古内まで特急、木古内から函館まで普通と乗り継げば良いのですが、特急の中には蟹田を通過する列車が存在します。
普通の本数も少ないのでここだけおとなしく乗車券と特急券を買っておくのも手かもしれません。



こちらは最近追加された新ルール。

2010年12月の東北新幹線八戸~新青森開業によって並行在来線の八戸~青森が第3セクター「青い森鉄道」に編入され、野辺地から大湊方面に接続する大湊線や八戸から久慈方面に接続する八戸線が孤立してしまったことに対する措置です。

気をつけないといけないのはこのルールが適応されているのが八戸~青森だけということ。
盛岡~八戸では全くこういう措置がとられていません。
(この区間のうち盛岡~目時はIGR銀河鉄道と別会社によって管轄されている。)






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