不在動かしとは

参加者がリアルに集まってプレイするテーブルトークRPGと違い、RP村では、一緒に行動しているはずのPCと発言時間があわない場合があります。
そのシーンに登場しているはずの相手が不在の状況で物語を進めること、殊に不在者のPCについて言及することを「不在動かし」といいます。
そして、PLの不在時に限り、PCの演出を預けることを「不在動かしの許可」と呼びます。


不在者にしてみれば、衝撃的な事実が判明したシーンで反応ができないのは悔しいものです。
時間に余裕があるならば、相手がONするまで待ってあげるのも親切でしょう。
そのためにも、メモによる参加予定時間提示は重要です。


実際には多くのPLが不在動かしを許可していますが、他PLが行っていいのは、自分のPCの演出をする際に任されたPCも同じように行動したとする (食事をした、移動した、など) 程度で、詳細までは踏み込まないことがほとんどです。
任されたPCに今後の行動に支障が出るようなこと(負傷した、など)や、発言や感情の演出をしてはいけません。
あくまでも、PL不在による展開遅延を避けるための例外的処理と考えましょう。


不在動かしを許可されていないPCへの対処

「不在動かし禁止」方針のPLもいます。
その場合、 該当PCはずっと何もしないことを意味するものではありません し、逆に、他の参加者が展開を進めてはいけないという制約でもありません。
場面が展開すれば該当PCはなにかしら行動しますが、それを他者に演出されたくはないだけです。
よって、該当PCに関する描写を徹底して避け、当人が後で回想で自由に演出できるようにしておきましょう。

[○○と××と一緒に外へ出た。] と同行者を動けるPCに限定するのではなく、[賛同者とともに外へ出た。] のように、該当PCが出ても残ってもいいようにしておく配慮が必要です。


上級テクニックとして、「不在動かし禁止」方針のPLは、離席する際に、PCをひとりきりにして居場所を不明にしておくなどすると、周囲がシーンを動かすのを阻害せずに済みます。

















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最終更新:2014年11月17日 22:27