エログとは


エログとは「エロいログ」、すなわち濡れ場のことです。
RP村は通常は「全年齢対象」で、エログを許可する場合は、それがレーティングに明記してあります。

どこからがエログに相当するかは、開催国や企画ごとに差がありますのでそれに準拠してください。
ハグや軽いキスの場合はエログに含まれないことが多いようです。

エロ村企画はけっこう多いです。
ただ、内容はコメディ・タッチのものから、背徳ものまでいろいろあり、うっかり趣味じゃない企画に参加してしまうとトラウマになりかねません。
興味本位で参加する前に、いくつか終了済みログを覗いてみて「その傾向に耐えられるか」確認すること。


エログの書き方


「指示語で曖昧にする派」「医学用語などを使った直裁表現派」「雅語で言い換え派」「状況そのものを隠喩化する派」など、文体に普通のト書きとは違った傾向が見られがちです。

いちおー、例は折り畳みにしておきますね。
+ ...
例)
指示語派 [アレをアソコに入れた。]
直接派 [陰茎を女陰に挿入した。]
雅語派 [逸物を蜜壷へとおさめる。]
隠喩派 [猛る矢は紅の帳を貫く。]  

これらの文体はひとつの企画に混在することもありますが、おそらくカップリングには向いていないでしょう。
同じ場面の情景として交互に読むと違和感ありありなので、相方と肌だけでなく文体もあわせることをお勧めします。


あとは、企画の方向性が「行為を重視」なのか「親密度が大切」なのか等によって、やるべきことを判断しましょう。


エログの注意点


1) 必然的に接触中の描写が多く、確定ロールを避けるのは困難


すでに交接した状態で確定描写を避けて作文するのはなかなか難しいです。
ある程度は妥協ですが、本能のままに確定描写すると「それはされたくなかった」と揉める事例も見受けられます。

エログは好みの細分化が著しい分野です。
バトル村で、「斬られるのはいいけど刺されるのはやだ」という人はあまりいませんが、エロ村では、「前からはいいけど後ろからはやだ」という話はままあります。

事前にすべて擦り合わせておくのは無理なので、エロ村に参加する際には、嗜好の共有が難しいことを念頭におき、なかなか双方の思い通りにはイけないものだと腹をくくって、落ち込んだりしないようにしましょう。
(イタコ体質の方は特に要注意)


2) 攻守交代にならないことが多い


バトルロールでは、相互に攻撃主導権をとる流れが多いですが、エログではだいたい役割固定です。
双方がラブラブ状態で楽しんでいるならいいのですが、ラブラブ未満の状態では、片方がサービス精神で奉仕することになりがちだったりします。

片方は「とても楽しかった」けど、もう一方は「頑張りました…」という落差が発生しやすいのもエロ村では覚悟しておきましょう。


3) グロに近い行為が混ざることがある


エロ村はグロ村とは別物で、グロもエロもある企画は「エログロ」というジャンルになりますが、拘束など、境界線が曖昧な行為が含まれることがあります。

エロ村の企画人は、「村の目指す方向性」を明確にしておきましょう。
(個々の行為を網羅するのは無理なので、「ラブコメ風」であるとか、「ハーレクイン風」であるとか、「鬼畜エロゲ風」だとか)
PLも「ラブコメでもこんなのもある」とエッジを狙わないで、無難な範疇におさめておきましょう。


4) リアルの追及はほどほどに


あまりリアルにこだわっていると画一的なエログになってしまいますし、おそらく相手もそれを求めてはいません。
都合良くファンタジー込みでOK


5) 困ったら暗転 + 朝チュン


対応に困ったら、暗転したり、事後まで時間軸をすっ飛ばしてしてしまうのも手です。


6) 独り言は慎重に


エログしてる照れもあるかと思いますが、表でイチャイチャしつつ、独り言で冷静に「早く終わらせたい」などと呟いているとエピった後で読んだ相手がショックを受けます。
テンション下がる系の独り言は書かない方が吉。


不特定多数に見られる場所でエログしている自覚は心の隅に持ちつつ、相手を大事にRPしましょう。


















最終更新:2013年01月22日 09:33