NGとは

RP村用語での「NG」とは、「PLの許容限度を越える行為」です。
ログがNGに抵触する方向にゆくとそのPLは拒絶反応でゲームを続けられなくなってしまいます。
それを避けるために「これは止めて!」というアピールをするのが「NG提示による自己防衛」となります。

基本的には、自PCが該当行為に関与することが厭だという事柄をさし、他のPC同士が該当行為をするのを禁止するものではないとされています。(後述の「見るのもダメな緊急避難スイッチ」を除く)

エロ村なのはわかっているけど、これだけは苦手、といったNGが出され、参加者全員がそれに抵触しないようゲームを進めることになります。
NGを提示することは、他PLの自由な描写をいくらかでも制限するものと自覚しましょう。


より厳密なスタンスをとる企画では、 「NGとは本来、その企画で出現するとは予想しづらい内容で、自分の苦手なものが提示されてしまった場合に、急遽、メモなどでストップをかけるために使うものである」 とし、
「NGに相当する行為がおおっぴらに認められている企画には参加しないこと」が大前提 となっています。
つまり、グロ村はえげつない描写を楽しむPLのための企画であり、「流血描写はいやだ」とか「臓器破損だけは見たくない」といった人は、そもそも参加を避けてほしいという主張です。

どちらのスタンスであるかは、企画wikiを読めば書いてあるはずです。
わからなければ企画人に質問してみましょう。


NGの提示は、wikiのキャラ予約と連動して行う場合と、村が開始された後にメモのキャラ紹介に含めて行う場合とがあります。
まれに「そのNGがあることがNG」というPLもいるので、NGの公開は村が始まる前に行っておく方が安全だと筆者は考えています。
また、企画人は、提示されたNGを避けると企画が損なわれると感じたら、参加希望者に説明や参加取り消しの要請をすることも可能です。


NGの事前提示を要求された企画でも、進行中に思いがけず「耐えられない」話になってきたときにメモでアピールすることは可能です。

実際にあった例としては、「学園もの」で「芋虫を食う」話が出たときにNGが出たことがあります。
(実際に食べるシーンがあったワケではなく、「食感が××」というような段階ですでにダメ〜、という方がいました)
本筋とはまったく関係ない話題でしたし、皆もNG提示を見てスパッと話題を切り替えてくれ、すぐに軌道修正が可能でした。



NGアピールは、いろんな人が集まるRP村において、自分の好みを押し通すためのものではなく、リタイヤして皆に迷惑をかけないように、という非常ボタンです。


エロ村をやりたいけど、××だけは苦手、といったNGがある人は、自分で「××は禁止のエロ村」を企画するのも手です。
企画人ならそもそもID公開が前提なので、NG内容で中身バレも問題になりません。
世界観やローカルルールは、企画人の趣味を反映させていい部分です。


確定ロールNGについて


RP村に参加していてよく見かけるNGに「不在動かしNG」や「感情や発言の確定ロールNG」があります。
他PCの勝手な演出禁止はRP村における基本姿勢の範疇であり、NGに含める必要はないと思うのですが、
あえてそれを明記するPLが多いということは、相手の意に染まない確定ロールを行っているPLが大勢いるという実態の裏返しでもあり、不在動かしや確定ロールが原則禁止事項であるという認識を持ってないPLが多いという実情の反映でもあるのでしょう。

確定ロールはしてはいけないものだという認識が普遍化すれば、確定ロールをNGという人はいなくなると思われます。


誰にもNGはあるはずなので、気後れせず、楽しく遊べる方法を模索してみましょう。





















最終更新:2014年08月15日 16:45