パロロワ毒吐き別館 パロロワ企画交流雑談所・毒吐きスレ8 3294氏
「おや、またお客さんだ……。ここは、時間のまよい子が、行き着く所だ。お前さん達、どっから来なすった?」
「違うSSを、4話以上パロロワアワードに投票すると、次元の力場がねじれてしまう……。
しかし、この所、スレのゆがみが多くてな。お前さん達の様にフラリとここへあらわれる者もいる……。
何かがロワ全体にえいきょうをおよぼしているのかも知れんな……」
「何、しんぱいいらんよ。ここはRPGロワすべてのSSに通じている……。
お前さん達がやって来た場所に光のはしらがあるじゃろう。
あれは、wikiと ここをつなぐものじゃ。
一度戻った事のあるゲートからは いつでもここに来られるじゃろう」
「いま、いけるのは……7つじゃ。さあ、どこに行きたい?」
R.P.65000000~◆Rd1trDrhhUの原始
最も酷薄であり、しかし最も純粋だった時代。
神業の銃撃はより強き道化師に、魔人の娘はより強い狂皇に、鉄の大王はより強い金色の憎悪に敗れる。
生贄がどうだとか、名前を呼べた届くだとか、下らないことを考えた奴から死んでいく。
強ければ生き、弱ければ死ぬ、大地のおきてを体現した世界。
しかし、それゆえにその世界に住まう彼らの叫びに、時を越えて胸を打つ。
死んでほしくない。家族はうちに帰る。邪魔するならぶっ飛ばす。
半端な賢しさも詰まらない小人の理屈も、何もかも吹き飛ばしてくれるから。
R.P.12000~◆MobiusZmZgの古代
最も空虚であり、しかし最も美麗だった時代。
その時代の物語を綴る文字は、天空に浮かぶ白亜の宮殿のように美しい。
しかし、その遥か下の大地には、その恩恵に縋れなかった民たちのこえならぬうめきが満ちている。
海の底で変わることを良しとできない王子は渇き、空中の魔王は鏡をみつめて膿んだ傷をかきむしる。
――乾いている。――今までずっと充たされることなく生きてきた。きっと、これからも。
醜き大地と美しい天空。相反するものが並び立つ時代である。
P.G.600~◆jtfCe9.SeYの中世
最も悲劇であり、しかし最も清楚だった時代。
死線を共に潜り抜けた友には杯の惜別を、共に想う男女にはそれ故のすれ違いを。
その筋書きは今では、魔王に連れ去られた姫を救いにいく英雄譚くらいに古典的。
だからその結末も、後世にありきたりといわれるかもしれない。
だがこの時代のそれには、現代にまで続くほどのパワーがある。
彼女は救った。彼は勇者になった。それが全てだ。ハッピーエンドなんておよびじゃない。
P.G.1000~◆6XQgLQ9rNgの現代
最も無知であり、しかし最も優しかった時代。
夜空の果てには災厄が幾つかあるものの、救済の余地のないはぐれ者はいない。
国王の優れた技量によって善政が敷かれており、不足がないことが不足と言えるほど豊かである。
裁判制度も充実し、勇者個人への責任の強制は、単なる生贄に過ぎないと現行法に一石を投じたのは記憶に新しい。
陽は昇り、花は咲き、道化は踊り、迷子の聖女は友と出会い、恋人たちは愛を紡ぐ。
広場の奥では、トカゲが勝手に実験を始めようとしているらしい。今日は千年祭。ここより、物語は始まった。
P.G.1999◆SERENA/7psの日
最も混沌であり、しかし最も真実だった時代。
突如飛来した巨大彗星はすぐさま星に根を張り、全時代に影響を及ぼした。
ただの少女は魔法と呼ばれる力を得、各所に散った人類は一か所に集まり争いを行う。
彗星の行動は星の活動を促進――否、『進化』させることにあった。
その急激な『進化』は星の命運を大きく動かすことになる。
それが1999年0時22分。ある王の生死を楔として、世界を分岐させた運命の日である。
P.G.2300~◆FRuIDX92ewの未来
最も残酷であり、しかし最も生きていた時代。
教師は最後の祈りさえ潰されて死に、かつての仲間と命を許した戦士は仲間を殺される。
荒廃しきった世界に、およそ希望と呼べるものはなく、人はただ空を見上げるしかない。
高度1万メートルの高みを超高速で飛ぶ銀の翼が幸せを奪っていくのを、ただ綺麗だと見上げるしかない。
だが、それでも人は生きている。筋肉があれば生きていける。幸せがなくとも、貸してくれる人はいる。
それでもダメなら、死の山に登るといい。そっくりな人形を持っていけば、大切な人が蘇える。
homeWorld~◆wqJoVoH16Yの平行世界
突然発生した未知の世界。その世界には、同じ人が違う顔で歩いている。
憂いを帯びた聖女は、ネジの飛んだ痴女に。贖罪に苦しみ続けた魔術師は、勇気を携えた益荒男に。
別人のように見えるのに、確かに同一人物だと理解させられる。
過去から現在へ確かに連続(リレー)しているはずの世界は、いつの間にか変革していた。
本来見えていたはずの結末は、魔剣に塞がれて見えなくなってしまった。
この星の未来はどうなってしまうのか。答えを聞いても、朽ち果てた鐘は応えない。
「ほかのゲートにいきたい? というか、普通の
書き手紹介が見たい……?
ならば1分前のゲート開くか、自分で開いてみるといい……
ほかの時代も、きっときみたちをまっておるよ……」
「ん? ここがどこか? そうか、言っていなかったか。ここはね……」
R.P.G.∞~◆iDqvc5TpTIの最果て
ありとあらゆる時代に繋がり、どの時代にも属さない不思議な世界。
戦士たちはここを起点に様々な世界とつながり、物語を綴っていく。
なお、ここには「あははー☆」と鳴く特殊なモンスターがおり、頼めば腕試しや修行ができる。
自分が強くなれば強くなるほど、Lv上限無しで相手も強くなるので、自分の強さを鑑みて挑もう。
全ての時間を越える「時のたまご」は、この場所にあるらしい。
そして、ここにある
バケツは、どこか更なる世界に続くと言われている……?(希望的デマ)
最終更新:2013年02月18日 22:01