“ヴロク鷹の”ボブ Bob the Vrok Hawk

ボブはイェルマリオのカルトの聖鳥の一種であるヴロク鷹です。神に愛された門人に仕えるよう太陽神によって "覚醒"したのです(=完全な知性を得た)。ボブの場合、それは神巫 の“黄金の錠の”イェランダでした。にもかかわらず、イェランダとボブは仲が良くありません。その理由は、まず第一にイェランダは血なまぐさい女性であることです。さらに悪いことには、彼女は鷹狩りが好きではありません(それはボブが翼を広げた頃からのもので、ずいぶん年季が入っているにもかかわらずです)。それでもボブが彼女と精神結合を共有しているのは、おそらくイェランダが 「誰の馬鹿話にものろうとしない勝気な娘」であり、お互いの敵対心にもかかわらず、このヴロク鷹は狂信的に彼の女主人の幸福を願ってはたらいているからです。「彼女があのかわいい顔をトラブルに突っこまなければいいんだがなあ」。しかし、愚かな娘がゴールデンハンドの黄金の鎧をかけて光の将インヴィクタスに挑戦したとき、彼は助けてやることができませんでした。彼女は文字どおり地面に叩きつけられました。

ボブは時々、髭をはやした主人の日に焼けた腕にとまった覚醒した鳥たちから嘲笑の笑い声を聞きます。ボブは時々その鳥と戦うか、または勇敢さを証明するために無謀な行為を行います。

ロールプレイング・ノート

高貴な鷹のイメージとは裏腹に、あなたは大雑把でストリート的なアクセントで話します。その言葉はくちばしのように鋭い。あなたは常に早口で小言や侮辱をさえずり、人を 「キミ」とか「オマエ」とか呼ぶのを好んでいます。 「ゴールディ」と呼ぶとイェランダを怒らせてしまうため、普段は彼女もそう呼んでいます。あなたは生意気で無愛想、『誰に対しても真実しか話してはらなない』という自分の「制約」は、自分の考えていることを思ったままに言わなければらないと解釈しています。ゴールディはあなたを腕上にとまらせておくのを好みますが、あなたは羽ばたいて飛んでいるのが好きなので、逃げるためにはどんな口実でも使うでしょう(覚醒したヴロク鷹は決して縛り付けられたりしないし、知性のない兄弟たちのような屈辱的な革のフードを被ることを強制されることもない)。

ヴロク鷹は実際には話すことができません。女主人以外と意思疎通するためには、身振り羽振りを描写すること。

ボブはイェランダと永続的・無制限の精神結合をしています。テレパシー的な感覚でお互い意思疎通することができ、お互いの呪文やMP、ルーンポイントを使用することができます。また、お互いの感覚を共有することもできます。INTや精神に影響を与える呪文はどちらか一方に対して投射された場合、精神結合を経由してもう一方にも影響を与えますが、それぞれのキャラクターは自分のPOWやMPを使って抵抗することができます。

今、何が起きているのか?

あなた女主人がしばらく動けなくなっていたので、あなたはカルトの鳥たちと一緒に鷹の群れで一夜を過ごすことができました。聞くところでは、明日はインヴィクタス卿の鷹狩りの会があるのだとか! ところが、真夜中に寺院の警鐘が鳴ったことで全てが狂ってしまったのです。それから夜明けまでの間に、ルーン王や他のカルトお偉方たちが同盟精霊や鳥を集めにやってきました。彼らはみな戦闘服を着ていました。あなたは参加できないことに腹を立て、飛び回るために鷹の巣を抜けだしました。大きな軍隊が集まって、河のほう、西に向かっているように見えました。あなたが話しかけた鳥たちは誰も理由を教えてくれないし、ゴールディは施療院に閉じこもっていたので、あまり役に立ちませんでした。夜が明けて、あなたはゴールディからの召還を受けました。あなたは伯爵の謁見室で合流しようと(穀物倉の近くでうろついているネズミで朝食を取ると)、女主人のもとに翼を羽ばたかせたのです……

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最終更新:2020年05月09日 21:58