GNNADE G00

マシンスペック

名称:G00(ジーダブルオー)
メーカー:グナーデ
ドリフトタイプ:スペシャル(スタンダード寄り)
最高速度:339km/h
ニトロ:スタンダード・ニトロチャージB相当
ニトロ速度:シングル 397km/h
      ダブル 410km/h
      トリプル 416km/h
カスタム:不可(SPマシン共通)

◆マシン説明文
G00(カスタム不可)。
超高級サルーンとして、走行快適性と豪華絢爛な
室内にとことんこだわったGNADEのコンセプトマシン。

世界にただ1つ、他にはありえないという意味で
つけられたダブル0の称号を得る為に

世界中のセレブリティが購入しようと躍起になったが、
このマシンが販売される事は結局なかった。

マシン解説

◆入手方法
本編モード「RSGP」をクリア後に出現する高難易度モード「EXTREME BATLLE」で「Duel G00」をクリアする。

初出は「6」となるグナーデのスペシャルマシン。読み方は「ジーダブルオー」。

現実世界でいうクラウンやベンツのような高級セダンタイプのマシンで、丸みを帯びたロングボディに独特な形状のフロントマスクを持つ。
エンジンは10000回転スケールにMAXブースト1.5のターボが装備されており、
2層式のメーターは外側がタコメーターに、内側がブーストメーターになっているというなかなかお洒落な仕様。

とことんこだわっているという「豪華絢爛な室内」の詳細はマシンビューアーからはあまりわからないが、
よく見ると車内にはセダンらしからぬロールバーが張り巡らされており、がっつりスポーツ走行にも向いた仕様になっている。

なお、「世界にただ一つ」「販売される事がなかった」という文言から非常に希少なマシンである筈なのだが、
勿論ゲーム的には全くそんな事はなく、オンラインバトルでは(プレイヤーの人数やレース設定次第で)何台もこのマシンを見る事が出来る。

が、後述の性能が性能なのでオンラインプレイヤーからはほぼ使用されず、敵車としての出番もほぼないのでそういう意味では希少なのかもしれない…。

◆マシン性能
カスタム不可により軒並み苦しい立場に追いやられているSPマシン勢の中では比較的マシな性能をしている。
ある一点を除けば。

加速力はイマイチだが、最高速は上から悪魔・天使・怪物に次ぐ4番手にあり意外と伸びる。
挙動はもっさりとしてはいるが素直で、硬すぎず柔らかすぎずといったところ。なかなか扱いやすい。
ドリフト時の減速が激しいのが気になるが、旋回性がそれなりにあるのでコーナー自体は割と滑らかに抜ける事が出来るだろう。
ただ、車体が長いので出口の狭いコーナーやインに寄せ切れないコーナーをドリフトで攻める際にはアンダーステアに注意する必要はある。

さて、肝心のニトロ性能だが、実は結構優秀である。

特にダブルニトロは410km/hをマーク。SPマシン最強のダブル414km/hを誇るBASS CRUISERや
それに次ぐダブル412km/hを持つULTRANOVAには敵わないが、なんと悪魔や天使よりも伸びる。
ニトロ加速力も悪くはなく、ロケットやらホバークラフトやらを抱えるSPマシン勢の中ではかなり実戦向きなニトロ性能をしているのだ。

…と、ここまでいいところを並べてみたが、実際のバトルで出番があるかというと全くない。
何故ならば、上で挙げたいいところを全てブチ壊す致命的な弱点を抱えているからである。

その致命的な弱点とは、アルティメットチャージ率(以下UT率)が凄まじく悪い事。
その溜まらなさたるや、シングルニトロからのUTでは下り勾配や敵車のスリップストリームを利用しても1本溜まるかすら怪しいレベルで、
トリプルを駆使してCrossbay Tunnelの360度コーナーに突っ込んでも1.5本程度溜まれば上出来という有様である。

というのも当然で、G00のニトロチャージ仕様はニトロチャージBと同等であり、
ただでさえニトロチャージU仕様にカスタムした通常マシンが支配しているオンラインの現環境には到底食い込めない。
更に上記した通りドリフト時の減速が激しいので、キツい登り勾配などではトリプルを使ったのに1本分すらUTで戻って来なかった、なんて事も起こり得る。
一応、チャージBの特徴故か通常チャージ率はなかなか良いのでただニトロを使う分には困らないが、
「UTを駆使してニトロをぶっ放しまくるゲーム」と化しているオンラインバトルではまず長所にならないのだ。

という訳で、残念ながらオンラインで見る事は殆どない。時たま縛りプレイで目にするくらいだろう。
しかし、UT率の悲惨さが目につくだけで、乗り回すだけなら基本性能自体は悪いものではないので、
セレブリティな雰囲気に興味をそそられた方は搭乗してその乗り心地を味わってみてはいかがだろうか。

AIが扱うG00

性能自体は悪くないのに劣悪なUT率のせいでガチプレイヤーからは殆ど見向きもされないG00だが、
EXTREME勢の高レベルAIからも人気がないのか、敵車としての出番も全くと言っていいほどない。

敵車として見る機会があるのは初戦となる「Duel G00」のみ。
通常レースは勿論、SPマシン勢が集結するOpusシリーズにも呼ばれない。
同じくOpusシリーズ呼ばれないマシンにPRONZIONEやPAC-MANがいるが、こいつらと違ってUFRA SPECIAL EVENTシリーズにも一切出現しない。

何でここまで扱いが悪いのかは全くの謎。
「6」から同期のはずの連中から一台だけ完璧にハブられているG00は泣いていい。

◆Duel G00
さて、そんなG00の唯一の出番である、
Crossbay Tunnel順走を舞台とするDuelレースでの彼の強さはどうだろうか。

加速力に任せたシングル連発で逃げ切りを図る天使に、
狂ったマシンスペックと「7」で最難関コースの一つと化したSeaside Route765が立ちはだかる悪魔。

そうした曲者揃いが待ち受けるSPマシン戦の中で、良くも悪くもDuelレースのみという唯一の個性を持つG00。

その実力はさぞかし強く…なんて事は全くなかった。

結論からいうと、ぶっちぎりどころではないレベルで弱いのである。
G00は2周目からダブル、3周目からトリプルを解放するAIとなっているのだが、
とにかくニトロを使う頻度が少なく、シングルを1.2本使った後は大抵すぐダンマリしてしまう。
似たような走りをするSPマシンには490BやMONSTROUSがいるが、ハイニトロが光る前者や
シングル1本がスタンダードニトロのダブルに匹敵する燃焼時間を誇る後者とは違い、
G00のニトロはただのスタンダードニトロなので、ひたすら遅いだけである。

加えて、ドリフト時の減速率が高いのは再三述べたが、AIが扱うG00においては輪をかけて減速が酷く、
特にCrossbay Tunnelの名所、360度コーナーではフルブレーキドリフトと言わんばかりに激しく失速する。
こちらがニトロを使わず同じように突っ込んでもその速度差は歴然であり、当然UTも殆ど決まらない。
というか、コーナリングが遅い癖にコース中央のラインに陣取り、更に無駄に車体が長いので、
却ってコースを占領する壁と化しており後追いの際に非常に邪魔なのがある意味で強みになる始末である。

また、誰が乗っているんだというレベルでクラッシュが頻発する制御の悪さも遅さを際立たせている。
コーナリングからの立ち上がりの際にフラフラともたついて壁に激突するのはまだマシな方で、
どういう訳かホームストレートを抜けた第一コーナー手前にある、分岐を封鎖している壁に勝手に突っ込んで盛大に自爆する事すらある有様。
挙動が不安定であるマシンにはBASS CRUISERがあるが、元から不安定極まるあちらとは違い、こちらは挙動自体は至って普通の筈なのにコレである。

そんな調子なので、他のレースでコースを覚えてニトロさえちゃんと使えていれば間違いなく初戦で勝てる。
ただ勝つだけでは物足りないという方は、MELTFIRA辺りの最高速の速いマシンを用意して、
ニトロを一切使わずに、もしくは十数秒程度スタートを遅らせて走ってみてもよいだろう。

誇張でも何でもなく、この条件でも普通に勝てるのだ。
それぐらいこのレースでのG00は遅いのである。

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最終更新:2024年08月21日 23:18