『桃園の誓い』
(キャラ) 桃香、愛紗、鈴々
「う、うぅ……。ここは……?」
桃香(劉備)がうっすらと目を開けた。
薄暗いコンクリート壁の部屋。埃っぽい匂い。
隣には、すでに意識を取り戻し、警戒露わに周囲を睨みつけている愛紗(関羽)と、不安そうに桃香の服の裾を握りしめている鈴々(張飛)の姿があった。
「桃香様! お怪我はありませんか!?」
「愛紗姉ちゃん、桃香姉ちゃん……これ、外れないのだ……!」
鈴々が自分の首に巻き付いた金属製の首輪を引っ張るが、びくともしない。
そして主催者からのメッセージが流れる。
「なっ……! 命の授業だと……!?」
愛紗が激昂し、愛刀・青龍偃月刀をひったくるように構えた。
「そんな……みんなで殺し合うなんて、そんなこと、絶対にいけないのだ……」
「落ち着け、鈴々。……桃香様、いかがいたしますか。こうなった以上覚悟を決めて」
愛紗の言葉は、桃香の強い拒絶の言葉によって遮られた。
「だめだよ、愛紗」
桃香は立ち上がり、自分の首輪に触れた。怯えに震えながらも、その瞳には強い光が宿っていた。
「殺し合いなんて、絶対にやっちゃダメ。あいつの言う通りになんて、絶対に動かない。私は……誰も死なせたくないの!」
「しかし桃香様、この首輪は……! 従わねば、あなたの命が!」
「命が大事だからこそ、戦っちゃダメなんだよ!」
桃香は愛紗の、そして鈴々の手を強く握りしめた。
「思い出して。私たちはあの桃園で、何を誓った? 」
「桃香姉ちゃん……」
「桃香様……」
「罪のない人を殺して生き残っても、そんなの私たちじゃない。あいつが仕掛けた卑劣な殺し合いに乗るくらいなら、私は……」
桃香はふっと微笑んだ。
「この首輪ごと、三人で一緒に爆発してあげる。でもね、ただで死ぬつもりもないよ」
その言葉に、愛紗の目が大きく見開かれ、やがて深く、覚悟を決めた男勝りの笑みが浮かんだ。
「……ふっ、そうでした。私の主は、そういうお方でしたね」
愛紗は青龍偃月刀を床に突き立てる。
「この愛紗、桃香様の御心のままに。仕掛け人の思惑ごと、この理不尽な箱庭を叩き割って御覧に入れましょう」
「鈴々も! 鈴々も桃香姉ちゃんと愛紗姉ちゃんと一緒なのだ! 悪い奴らをボコボコにして、みんなで一緒に帰るのだ!」
鈴々も愛用の蛇矛を握り直し、力強く足を踏み鳴らした。
「よし! 行こう、二人とも!」
桃香の号令とともに、三人は薄暗い部屋の扉を力強く蹴破った。
殺し合うためではない。
この狂った遊戯を、根底から破壊するために。
【桃香@真・恋姫†無双】
[状態]:軽度の恐怖、強い決意
[装備]:宝剣
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×2
[思考]:殺し合いを拒絶し、全員で生き残る道を模索する。
1:愛紗、鈴々と絶対に離れず、三人で一緒に行動する。
2:他の参加者と遭遇した場合は説得を試み、殺し合いを止めさせる。
3:この理不尽なゲームを仕掛けた黒幕の居場所を探し出す。
【愛紗@真・恋姫†無双】
[状態]:臨戦態勢、首輪への強い警戒
[装備]:青龍偃月刀
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×2
[思考]:桃香の理想を叶えるため、盾となり矛となりて道を切り開く。
1:桃香様と鈴々の身の安全を最優先に確保する。
2:襲撃者は容赦なく無力化するが、桃香様の意志に従い命までは奪わない。
3:首輪を安全に外す、または無効化する方法を周囲の環境から探る。
【鈴々@真・恋姫†無双】
[状態]:桃香・愛紗への強い信頼
[装備]:蛇矛
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×2
[思考]:大好きな桃香姉ちゃん、愛紗姉ちゃんと一緒に悪い奴らをやっつける。
1:桃香姉ちゃんと愛紗姉ちゃんから絶対に遅れないようについていく。
2:襲ってくる悪い奴らがいたら、自慢の力でボコボコにして追い払う。
3:お腹が空く前に、安全に休める場所や食べ物を見つけたい。
最終更新:2026年07月02日 21:42