ゼミサイト内「100の遺産プロジェクト BBS」の投稿数が80を超えた記念に 「遠くから見守る者」 と名乗る人物よりメールが届く。
見守る者側もXの襲撃を受け、拠点を移すとのこと。 短冊に込められた西谷教授のメッセージとは?
----- Original Message -----
From: <closelink_distance04☆yahoo.co.jp>
To: <nishiya_bakumatsu_semi☆yahoo.co.jp>
Sent: Sunday, June 28, 2009 02:03 AM
Subject: 八十を過ぎた記念に
「諸君の行動力、団結力に感動した。
危険を顧みず、各地で短冊を受け取ってくれた
ぐりん、goma、poly6、ふぇにる、LION、ワイジロー、輪舞
の諸君に感謝したい。
先ほど襲撃を受けた。
装備やそれぞれの動き・連携の良さからすると、全員プロだろう。
Xに足取りをつかまれてしまったようだ。
すぐに拠点を移し、今のところ教授も無事だが、
このメールを送った後、さらに移動する。
短冊は、西谷教授から託されたものだ。
教授の研究テーマに深く関わるそうだが、私はその意味するところを知らない。
教授はそれが「Xに対する痛撃になる」という。
先ほどの襲撃や、何者かが東京に出現したことも
それを裏付けるものだろう。
Xの妨害に備えて、短冊を各地に分散し、例の古書店も使った。
今となってはそれぞれのリスクを軽減しておいて良かった。
教授の意向で香月氏にも直接届ける手配をしている。
次にまた、諸君の決意の“証”が示される日を待っているが、
しばらくはコンタクトできないかもしれない。
八十を過ぎた記念に。遠くから見守る者より」
最終更新:2009年07月01日 04:14