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病気予防よりも未病対策の時代 第2回研修会のご案内


病気予防よりも「未病対策の時代に」    令和7年10月
私が「未病」という言葉に触れそれに関する本を参考にしようと考えたのはもう15年も前のことです。昔言われた不定愁訴という言葉と大変似ていますが、新型コロナ騒動の影響で(コロナ後遺症、ワクチン後遺症含めて)、原因不明(何かありそうですが?)の体調不良で苦しむ人が病名の無い不安定な身体を抱えて苦しんでいると報道されます。
長く健康管理を目的とした講演活動を通して、研究と実践をしてきた私が、それなりに考えることがあり何かお役に立てればと考えました。いや考えずにいられなかったということです。
原因の無いはずがない、分からない体調不良から脱する方法を模索する必要がありそうであると考えています。
ましてや誰もが分からない超高齢期の過ごし方は、短期間に100歳人生となり(100歳まで生かされる)その環境を考えれば、また別の不安が伴います。
先にご案内した「ゆる、ゆら、リラクゼーション」から何か得るものがありましたでしょうか?そういわれれば何かが違うなど変化がありましたか?これまであまり経験しないようなレッスンでしたが、それぞれに響くものがあれば幸いです。
次回のレッスンでは、また別の方法でやってみたいと思います。それぞれのからだの癖など含めて体に新風が当たればと思います。
癖を知ることは己を知ることに似て、中々認めたくないものがあるらしく、一度くらいの経験では全く変化がないと思います。しかしそこから一つでも癖を知り確認できれば、生活の中で気がつく度に正していけば、3か月位で今までと異なる何かを感ずることができます。
例えば、姿勢に気を付けていたら、肩こりが和らいだ、腕(指や手首の関節)の痛みが消えた。そういわれてみれば、いつの間にか気になっていたことが消えているなど、知らぬ間に出てくる変化が大事です。そしてそれに気がつくことが「己のからだを知る」事なのです。
からだのねじれまで気がつき手直ししていたとしたら、歩き方が変化し、魚の目が、タコが、巻き爪が、或いは外反母趾の痛みが和らいだなど何か変化があるはずです。
転勤、転校、職場の移動など大きな生活の変化がある時、3か月位で体に変化が出ることはよく知られることです。家を離れて学生生活が始まり、まず5月連休頃に第一弾、夏休みが待ち遠しくなりますが、新しい生活から3か月です。
また薬の変化で成果が、あるいは変化が出るのも3カ月、術後も3カ月が目安、何事も新しい環境や変化になじむには3か月位が必要だということです。この度は8月30日に研修会を行いましたので、雪降る前の11月8日(土曜日)2回目を行います。
その間何もせず何も変化のない方も(受講日には何か変化があったはず)、なんだか分からず体が受け入れていない方も(特に印象的な何かが頭にあれば知らないうちにやっているかもしれません)、また今までにないからだ使いを知らないうちにやっているかもしれませんので、また今までにないからだ使いを受けてみてください。
長い超高齢期を病と闘うか痛みと闘うか(私の今の日々のように)は、必ず全ての人に来ることです。大なり小なり、これからの生きるにあたり起こる不安、病院にかかるまでにないが(未病)調子が悪い人がいかに多いことか。それだけ加齢は恐ろしいのです。
しかし、自分はそうならないだろう、なるはずがないと思いたいのです。最近の話題で言えば、ご存じの杉村太蔵君が昔を思い出しテニスに挑戦、徐々に力発揮しており、90歳でもテニスを継続している人を見て、自分も100歳までやりたいとの意気込みです。その90歳選手テニスをTVで見ましたが、長く行ってきた技ですから、何とか形ができていますが、弱くなった足腰をかばいながら子供のテニスのような風景でした。当たり前です。ボールを追うので無理な行動をしてふらついたり、もしケガや疲労で動けなくなればて一気に力が落ちて日常生活にも支障をきたすようになるのではないかと私は拝見しました。
長いスポーツとのかかわりから、自分も含めてそのようなことを沢山見てきました。偏った動き、偏った生活様式はやっている時にはかなり力があり活発そうですが、加齢による動きの変化に気がつかず、いや気がついてもこれまで通りに頑張ろうとすることから益々ケガに近づくことに気がつかないことから、大きなケガや障害につながります。
生きがいだった偏った考えや行動や生活が、超高齢期に急に失われれば立ち上がり不可能になります。それがうまくいけばピンピンコロリですが、からだを鍛えているので寝付いて長くなります。私もそれを恐れています。長引けば先に認知症になります。
そもそも人体の変化に即した生活がいかにあるべきかについては急なる100歳人生にまだ対応していません。今私は車いす生活、外出は手押し車にしたことで、沢山の学びがあります。
100歳人生を目指すならば、理想のピンピンコロリか、理想の天寿全う(これが難しい)を求めていかに超高齢期を過ごすかはが大きな課題です。
その上社会貢献ができることが理想ですが、小さなことから言えば家庭生活で何かの役に立つ、長寿を喜んでもらえるようになる、家族に迷惑かけずに社会奉仕ができるなど最後までどう生きるかが今の超高齢社会での大きな社会問題です。
昔元気な頃に仲間(男性)が言いました。ボケで(認知症)分からなくなれば施設に入るので、その世話をする仕事が増えるので社会貢献だと。果たしてそうなるでしょうか?また今そうなっているでしょうか?世話をする人がいなくて,担い手を海外に求めているのが現状です。
そんな中で起きる色々な問題を含めて、移住者、難民受け入れがどの国も難題抱えていますが、それが身近にあれば外国人との生活にも影響が出ているようです。
理想は日本的に言えば昔のように最後まで家で面倒が見られれば良いのですが、介護生活が長引き、手がかかり昔のようにはいきません。そこで難問解決現代版はピンピンコロリなのです。最後まで一人で生ききる挑戦欲と考えを持つことです。
昨日2005年に放送されたある高齢女性の知床での番屋生活に感動して11時半迄見てしまいました。雪降る前までの半年間昆布拾いで1年間の生活費を稼いでいたとのことです。冷たい海に入り、一人で昆布を集めているのです。生活をみれば小屋生活で便利なものはなし、一人で生活する姿は80歳を超えてのこと。姿を見れば、腰は曲がり、歩くことも杖を突いて不自由そのもの。毎日昆布を取り、曲がった体で沢山の昆布を背負い番屋に戻ります。娘さんが整えてくれた五右衛門風呂を炊くには木々を集めなければなりません。蓄えていた食料を熊に食べられたと箱を開けて見せていました。
その後も続き97歳までの長寿で施設で亡くなったそうです。真似はできませんが、その生活ぶりは自分の今の生活を顧みて参考になりました。クマがその小屋に入ってくるのです。また近くまで来るので、犬が2匹守ってくれますが、戦ってくれるわけではなく、追い払うだけです。そんな状況下、じっと熊を見ているのです。距離は30Mでした。そんな生活の中で、草をかき分け知床の絶景風景を見るのが楽しみと山の見晴らしの良いところに毎日出かけて眺めるのが大好きと。クマに出会いそうな場所ですが、平気で出かけます。
そこまでできなければ死に方の理想ピンピンコロリなどあろうはずがありません。大威張りしているのもつかの間、70歳過ぎれば自分では気がつかない筋肉低下、気がつけば支える方法があります。底力は若い時からの生活の中から培った力も含めて、スポーツや労働で身につけた底力が高齢になれば大きな支えになっていることが分かります。
敬老の日に20年前の双子の100歳金さん銀さんの報道がありました。金さんが筋トレを始めて歩けるようになったということでした。元々の力が刺激により復活したのであり、筋力がついたとの判断は違うのではないかと20年前から思っていました。ですから動けるうちはうんと動いていた方が「貯筋」になると考えています。今の私は凄い筋力低下とバランスの悪さで痛みと闘いますが、あれだけ動いてきたのだから、とり戻せるものはまだあるはず、然し加齢と闘いながら、どうすれば良いのかは昔のトレーニングと異なり初めての経験ですから思考錯誤どころではありません。もうだめかと何度施設入りを覚悟したことか。しかし今施設に入れば使い果たしていないからだの奥底の力が癒えるまでに時間がかかり、生きる目的を失えば認知症が先に来て長引くことが予想され、何とか自宅で生きていく方法を長く続けるにはどうあるべきか情報集めながら生きています。
そんな中生まれる私独自の体ほぐしとトレーニングの組み合わせは長く自分のからだを通して生まれてくるレッスンがこれまでと異なり、全ての人に行える「自己整体法」としてそれぞれが作りながら実践していくことが一番効果的という考えに至りました。
そう考える内にどんどん長い経験から脳が教えてくれる様々な方法が浮かんできます。それなりの効果があります。何よりも辛くなくて効果が出る方法として、行われなければ、「人はみな本来怠けも者で楽をしたい」事から継続が困難、癖の悪い体と共に生きていく、しかも長く長く、そして病と闘いながら
医師が言う終末期医療を知りなさい。65歳からこれまでの生活を100歳人生に向けて新しい生活に徐々に切り替えようという提案は重い言葉です。
私は65歳で膝腰の激痛で生活に支障をきたすようになりました。体の癖直しをしないわけにいかなくなりましたので、以来手直しは25年続いているのです。やはりご多分に漏れず激しいトレーニングにより力をつけようと考えて挑戦しました。それが無理であったことは今になって反省と後悔として苦しんでいます。
しかし多くの人は何もしないことでやがてやってくる動けない日常を受け入れることになるのではないでしょうか?70台で気がついても、励まされて辛いレッスンが待っているだけです。遂には根負けして長い健康教室もやめてしまうか、今流行りの人工関節に至り、癖のある体を手直しせずに早く手術を行えば、更に他の関節に影響し入れ替えになるようです。
長年の間の使い方の癖は、脳がしっかり分かっていますので、新しい関節を入れ替えても更なる痛みが他に出てこなければ幸いですが、人によりけり、他の痛みが出てくるようです。
第2回自分のからだを知り手直しする会を別紙の様に行います。   
先の70台から体が変わるとして開催しました「ゆる、ゆら、リラクゼーション」研修会に参加された方は、何か一つでも継続実施できましたでしょうか?
そして何か体に変化を感ずることができましたでしょうか?毎日熱心にトレーニングする内容ではないことから、日常生活の中で気がついた時に手直しできる内容、また寝る前の一日の整理運動として僅かな時間で行うものなど、工夫すればいつでもどこでも気がついた時にできる内容でしたので、思い出しながら一つでも継続していれば何らかの変化があったのではないかと思います。
一つの運動(動き)が、そこだけの効果ではなく、実は左足の気になる症状が、実は肩甲骨の意識的な動きにより、気がついたら嫌な症状が消えていたなど、全身がつながっていることに気がついたところから、手直しが始まります。
私は今なお毎日新しい発見があります。何もしなければ気がつかないことですが、あまり期待しない、ただやるだけだった動きから新しい発見があります。しかしやらなければなにも生まれません。何も気がつきません。
今は何をやってもあまり気がつかないことかもしれませんが、痛みを感じ、必要と感じて皆さんにお伝えしている動きは、繰り返し行うことで何かを感じ何かの変化にも気がつくようになります。長い動きの研究と自分のからだを通した実験と成果からお伝えしていますので、必ずや気がつくことがあり、気がつく時がやってきます。
今回自分のからだを知り、手直しするヒントを学ぶ会ですので、細かなからだ使いを実践することで、これまで自分でやっていたと思っていたことが全く正しく行われていなかったことに気がつく実践です。
からだのゆがみ、傾き、ねじれを発見することは、体力づくりのレッスンとは異なり、日常生活の中で行われるもので、まさしく私が長年述べてきた「生活のスポーツ化(運動化)」です。
自分のからだの欠点を知らずしてスポーツや体力づくり、或いは歩行、ランニングなど行うことで益々癖やゆがみを多くしていることに気がつかず行うことが多いようです。
100歳人生を謳歌するには、早めの癖直しと、それをもとにした体(心身レベル)を維持増進するために「好き」、或いは「必要」な運動を行うことが重要課題です。何もせずに100歳まで元気ではいられない時代です。
しかし人間は本来怠け者なのか、あまりに考え、感ずるからか?中々継続することが困難です。さらに向き不向きや好き嫌いが先行するために、沢山の提供がある世の中に生きていいることからその取捨選択に悩まざるをえません。そのための情報取捨選択能力が重要になります。よい情報を正しく受け取ることが大きな課題です。AIの力も借りて、自分の身になることを継続できるように時間をかけて学ばなければなりません。
私は幸い「継続」と「挑戦」が生きるにつながる生き方考え方がある為に、馬鹿の一つ覚えと根気だけが取り柄ですが、そのために良いことも悪いことも入り交じり日々悩みが絶えません。

未病対策 からだてなおしで目指せ100歳健康長寿

習うのではなく自分で体の使い方を発見し、今まで間違って使っていた、或いは使っていると思っていたが実は使っていなかったなど沢山発見してください。
寝た状態や座った状態、椅子掛けなど、できる出来ないではなく、指示通り自由に動く中で自分のからだの使い方や癖を発見していきます。悪い動きで、熱心に運動をすればさらに悪い状態へとつながります。早めの癖直しが大事です。癖直しを意識しながら好きな運動に挑戦してください。

開催日時 令和7年11月8日(土曜日)13時30分から16時30分
開催場所 真駒内 セキスイハイム アイスアリーナー付属体育館
     屋外体育館と間違いのないよう、小学校の向かいです。付属体育館はアリーナに入り奥にあります。駐車場有
参加費  2,000円
持参するもの 大きめバスタオル(マットレスあり) 長めのタオル(手ぬぐい)
        動きに必要な長めのタオル、なければタスキをお貸しします。
申し込み方法 事前申し込みなし 当日自由参加 
内容
13時30分から14時 講義     からだの使い方や癖発見がなぜ必要か
14時から15時30分 実技 
からだほぐし 
       寝た状態での動きにより、自分のからだの癖などの問題点を探す
生活に近い状態で       
座位によるからだの使い方から座骨、尾骨、仙骨の乗り方確認
椅子掛けによる座骨、尾骨、仙骨探しと重心の位置確認
移動を伴う中での立位による重心確認 

居残り個人レッスン希望あれば致します。主に鏡に映しながら自分のからだを見る。どこをどのように見たらよいかを知り、日頃からウインドウに移す、鏡に映すなど自分のからだを客観視する目を養いましょう。誰もが人のことはよくわかるのですが、自分のことは分かりません。
居残りレッスン多くなれば後日自宅レッスンにおいでください。現在火曜日午後、90分1,000円ほとんど座ったままのレッスンです。申し出あり時間の都合がつけば他の日も受け入れ可能です。
最終更新:2025年10月21日 16:27
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