第十一話 針の雨
真「さすがに戦力が減ると効ますね」
眞之「そうだな」
そう言いながらも二人は敵をたやすく倒していく。
雪鎖「すげぇ・・」
コンコン
雪鎖「どうぞ」
月夢「雪鎖ーーー!!」
ガスッ
月夢「痛い・・」
雪鎖「何度も引っかかるか」
光李「失礼するぞ」
雪鎖「会長も一緒ですか」
光李「なんだ、その嫌なものでもみるような顔は」
実際、嫌なんですよ。
この人、変体思考だからな。
気をつけないとな。
月夢「あれ?なんだかあまり嬉しくなさそうだね?」
雪鎖「おまえ、いつのまに抱きついて!?」
光李「ふむ、もっと喜んでもいいのではないか」
雪鎖「会長・・・って会長までどこに座ってるんですか」
脚の上に会長が座っていた。
光李「む、貴様、萌えは必要だろう」
雪鎖「必要ないし。そもそもなんの萌えだよ」
月夢「え、もしかして雪鎖って”ロ”なの?」
雪鎖「違う!ってかどこからその発想がでた!」
光李「じゃ、何が好きなの?」
雪鎖「まったく・・・?」
真さんたちの前に、一人の女性が立っていた。
その立ち振る舞い、髪型など、全てが昔と変わっていなかった。
雪鎖「!!」
僕は何も考えずに走り出した。
そのときに先輩と月夢が倒れてしまった。
月夢「雪鎖!?」
光李「きゃ!」
雪鎖「はぁ・・・はぁ・・」
◇学園 昇降口前◇
真「針の雨・・・か」
??「どうも、おじゃまします」
眞之「誰?」
??「いえ、ちょっと。雪鎖さんはいますか?」
真「雪鎖狙い?」
ダメだ。
眞之「悪いけど、雪鎖のとこにはいかせれない」
戦ってはいけない。
??「ってことは、ここにいるんですね?」
二人じゃ、勝てない。
真「通るには、私達を倒すこと」
死んでしまう。
眞之「なめないでくれよ」
急がないと。
??「そう?それなら遠慮なく」
間に合え!
??「ふふ」
雪鎖「姉さん!」
針が真さんに届くまで、残り3ミリ。
雨針「あら、雪鎖、どうしたの?」
雪鎖「こっちの台詞だっ! いきなり来るなよ!」
雨針「ごめん。 それよりも、この包帯は!?」
雪鎖「・・・」
雨針「め・を・そ・ら・す・な」
雪鎖「能力の使いすぎ・・・」
雨針「まったく、気をつけてよね」
そういって姉さんは俺の手を握った。
そして、赤い光がでる。
雪鎖「熱っ!!」
雨針「はい、治療終わり」
この人、効果はすごいんだけど副作用があるんだよな。
雪鎖「・・・今回の副作用はなんだろう?」
雨針「人聞きが悪いわよ」
雪鎖「事実でしょうが」
雨針「む」
真「ちょ、ちょっといいか?」
雪鎖「真さん、どうしました?」
真「えーっと、知り合い?」
雪鎖「僕の姉で、雨針」
眞之「おまえ、姉がいたの!?」
驚きすぎじゃない?
月夢「雪鎖ーーー」
光李「まったく、いきなり出て行かないでよ」
雪鎖「す、しゅいましぇん」
噛んでしまった。
最終更新:2012年02月07日 19:01