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α-1

第一話 別の方法があったでしょ?

雪鎖「んー」
 学校のスナイパー(こっちではスニークとも呼ばれる)の寮、自分の部屋にいる。
 武器のメンテナンスをした後、すこし改造をしてみたのだが、それからやることが無かった。
 武器をバラしては直し、バラしては直しを繰り返している。
 もう、1時間ぐらいはやっているだろうか?
 繰り返した回数は・・・40回ぐらいか。
 とにかく暇だ。
 さて、どうしたものか。
 ここで考えてもしかたないか。
 簡単な任務でもいってこよう。

 それで、今は何故か生徒会室に。
光李「やっほー、雪鎖」
雪鎖「・・・」
 何故俺はこんなところに来てしまったんだろう。
 なぜかは分かっている。
 任務の掲示板に行ったところ、

『スニーク所属、雪鎖、生徒会室に来るように』

 との張り紙があった。
 呼び出しなら、別の方法があるだろ。
 なんでまたあんなところに。
 来る途中で何人かの生徒に笑われたじゃないか。
 携帯に電話かメールをくれればいいのに・・・。
 教えたよな?
光李「なんなら、校内放送でも使ったほうがよかったか?」
雪鎖「却下!」
光李「あはは、冗談だって」
雪鎖「まったく、携帯の電話番号知ってるでしょ」
光李「まあまあ、そんなの気にしないで」
雪鎖「いや、気にするなって言われても困ります」
光李「ならお詫びに、私が~(中略)~してあげようか?」
雪鎖「無論、却下です」
光李「そっか、残念」
雪鎖「まったく、次からは気をつけてくださいよ」
光李「ああ、約束するよ。もしも約束を破ったときは──」
 バタンッ!
雪鎖「・・・」
光李「うえーん、雪鎖ーーー、待ってよーーー」
 ガチャ。
雪鎖「ふざけないでくださいよ、もう」
光李「ふざけてないもん、真面目にやってるもん」
 なんだか仕草が子供っぽい。
 てか、
雪鎖「改めて見ると、結構かわいいな」
光李「え?何?」
雪鎖「・・・別に」
 なんだか、普通に考えてみれば結構かわいいんだよな。
光李「うー、なんだか絶対変なこと考えてるよー」
 やっぱり子供っぽい。
 てか、本当に中学生なのかな、この人。
 謎だ。
雪鎖「で、一体何のようなんですか?」
光李「ああ、実はね・・・」

最終更新:2012年02月07日 18:40