【作品名】豆腐小僧双六道中
【ジャンル】妖怪小説
【世界観】「妖怪」や「お化け」は、実在しない非存在である。
物理的質量を持っていないし、物理的作用を及ぼす事も一切できない。現実に対して何の影響力もない。
作中に登場する妖怪は、人間の理解の及ばない現象や都合の悪い事を説明する為に生まれた「概念」であり、「いない」という形で「いる」。
例えば数字の1という概念はあるが、この世に1というモノは存在しない。
存在しないから見えもしないが、ない訳ではないから1や一という記号で表す事になる。妖怪はこの1と同じである。
全ては妖怪を感得する人間次第であり、妖怪が何らかの行動を行なっている(ように見えた)としても、それは人間が勝手に解釈しているに過ぎない。
概念である故に物理法則を一切受けないし、時間にも縛られない。その為、未来が過去に影響を及ぼす事も有り得る。
作中よりも未来の時間軸で『妖怪は自我を持ち自由意志で動き回る』と「誰かに語られている」ため、一部の妖怪は自我を持つ。
無論、あくまでも自我を持っているだけであり、非存在である事には変わりはない。
【名前】豆腐小僧
【属性】妖怪
【大きさ】【攻撃力】【防御力】【素早さ】大きな笹を被り、紅葉豆腐を載せたお盆を持った子供並。但し非存在。
【特殊能力】「豆腐を持った小僧」と言う事だけが特徴の妖怪である。
絵草紙や歌留多には頻繁に登場するが、その滑稽な外見故に豆腐小僧を怖がるような人間はそう居ない。
恐怖そのものを細分化し、様々な解釈を加え、最後には笑い物にしてしまう事で生まれた妖怪という概念の完成形と言える。
大半の妖怪は、妖怪の原型である人間の邪悪な想念=邪魅の近くにいると自我を失い取り込まれるが、豆腐小僧は影響を受ける事がない。
手から盆を離したり豆腐が無くなったりすると消滅してしまう、と本人は思い込んでいるが、実際は不明。
【長所】江戸時代ではトップクラスの人気妖怪だった。
【短所】馬鹿。作中のキャラだけでなく地の文にも頻繁にディスられる。
【戦法】そもそも存在していないので開始0秒で戦闘不能。
万が一戦闘できるような状態になった場合、豆腐を落とさないように戦う。
vol.86
86 :格無しさん:2013/05/27(月) 06:53:11.21 ID:xPkOZx+s
豆腐小僧考察
非存在故の0秒敗北ということで、同じような
水上由岐と=
最終更新:2022年09月03日 23:43